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主将 吉安 遼哉
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野球人生を振り返って~斎藤佑一朗~

こんにちは。

経済学部経済学科

法政二高出身、斎藤佑一朗と申します。

この4年間の野球部での生活は一言で表す事が難しいほど、充実したものとなりました。

本当に今の101期の同期には感謝しています。

そして一番長く一緒に野球をしてきた100期の先輩方、そして102期の後輩にも今までありがとうございましたと伝えたいです。

私の野球人生は中学1年生から始まりました。

小学校卒業まで水泳で選手をしていました。

野球との出会いは祖父と近くの小学校でキャッチボールをしていた時に

地元の少年野球のコーチの方から声を掛けて頂いたのがきっかけです。

水泳の方で丁度タイムが伸び悩んでいた時期と重なり、気付けば野球を専門競技としていました。

中学校では陸上部、

クラブチームで麻生ジャイアンツという、元プロ野球選手・桑田真澄さんが会長をしているチームに入れさせていただき野球を学んでいきました。

特に何がセールスポイントなのか分からない選手でしたが、法政二高に入学をしました。

高校では一つ上の先輩方の代からセンターのレギュラーとして試合に出させて頂き、

2年時には神奈川県ベスト8まで行く事ができました。今でも誇りに思っています。

法政大学野球部に入部してからは驚きの連続でした。

まずは関西圏から来た選手達の聞いたことのない、きつい関西弁。

同期の皆からの異様までのイジリ。

高校までイジられた事のなかった私にとっては初めての経験でいつもいつも突っかかっていて、

絡みづらい人間だったと思います。

それでも同期はイジリ続けてくれました。

その結果、イジられることの大切さを知りました。

イジられなくなったら終わりなんだと。

だいぶ大きな心を持つ人間になることができたと思います。

そして何より驚きが大きかったのは、技術面での差です。

打つことに関しての差は埋められる気がしませんでした。

バットにボールが当たった時の打球音が違うなと1年生ながら感じていたのを覚えています。

しかし、私が入部したポジションは外野。打つことが求められる位置です。

だからと言って今から短所を伸ばすより、長所の走ることと投げることを鍛えようと思い、

練習を続けていましたが、今考えればバッティング練習もしておけばよかったなと少しだけ後悔しています。

私のこの野球部での最大のポイントは今年の7月末に起きたことです。

監督に呼ばれ、怒られるのかと思ったら、

「明日からピッチャーとして選手に戻ってくれ」

この言葉を聞いたときは何を言われてるのかサッパリ分かりませんでしたが、了承させて頂きました。

8回目のリーグ戦、最初で最後のマウンドで躍動するため、

今年度初めよりサポート(裏方)としてやってきて鈍っていた身体を無理矢理起こそうと

毎日毎日必死にやった結果、8月末に、肉離れ。

悔しかったですが、自分の実力、経験を考えたらこの短期間での成長は見込めずサポートに戻ることになりました。

しかし、バッティングピッチャーやグラウンド整備など、チームに貢献する形はいくらでもあります。

サポートに戻ったことを後悔していませんし、与えられた仕事をしっかりと全うできていると思います。

今季、弊部はリーグ戦において2カード連続で勝ち点を落としています。

弊部が優勝するには残りの試合を負ける事なく全勝することが一つの条件だと思います。

窮地に立たされている状況であると思いますが、応援して下さっている全ての方へ

最後の意地をお見せできるよう最後まで諦めずに闘っていきます。

残り3カード、そして来年からのチームに対しても変わらぬ、多大なるご声援をよろしくお願いいたします。

101期の皆、色々と突っかかってぶつかったこともあったけど、手厚く接してくれてありがとう!

皆との出会いは本当に貴重なものでした。

そして最後に両親へ。

毎回神宮応援に来て、同期や後輩に認知される親はなかなかいないと思います。

ここまで何不自由なく過ごしてこられたのも他ならぬ両親の支援があったからこそのものです。

両親に神宮でプレーする姿を見せることを目標にやってきましたが、見せてあげられなくて申し訳ないです。

絶対に立派な社会人になって、美味しいご飯連れて行けるカッコいい男になれるよう頑張ります。

ありがとうございました!

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