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日本一へのカウントダウン~村上喬一朗~

こんにちは!

1年マネージャーの奥田です!

 

日本一へのカウントダウン

30人目は、村上喬一朗(副将・捕手・東福岡)です!

 

 

もう、4年間を振り返る時期となってしまいました。たくさんの人に支えられ、4年生のラストシーズンを迎えることが出来ることを幸せに感じます。

ここで、僕の4年間を少しばかり振り返ってみようと思います。

1年生
今でも入寮した日は忘れることはできません。必ず法政大学に入って、活躍してやるという志を持って入部したものの、同期は名前の知っている選手、超有名校出身と錚々たるメンバーでした。正直に言うと、「入ってくる大学を間違えた」と思いました。もう努力するしかないなと実感し、練習をするようになりました。この時から、現キャッチャーコーチをしている謙秀と練習をするようになり、日付が変わってもグランドで練習する日もありました。1年生はとにかく練習という文字に尽きます。この先の未来がまったく見えなくて、ただひたすらに練習しました。

2年生
2年生になると、少しは試合に出られるかなとは思っていましたが、その気持ちとは裏腹にまったく試合に出られない日々が続き、もう野球は終わっていいかなと思ったこともありました。今でも忘れない2年生の夏。東京タワーの下で一人黄昏れたこともありました。それでも、ずっと夢だった東京に来て野球がやれていると言うだけでも幸せなことだなと思い、先の事を考えてもわからないので一日を全力で生きようと思いました。2年生もこれと言った結果も出ず、春のリーグの優勝もスタンドで眺めていました。いつかはあの舞台に立ちたいと言う思いも日に日に強くなって行き、やっぱり僕は野球が好きなんだと改めて実感しました。

3年生
3年生になるとオープン戦のメンバーに入ることができるようになりました。しかし、メンバーに入るだけで試合には1試合も出ず、春はブルペンキャッチャーのみをする日々でした。そして、秋になる前に転機が訪れました。秋のリーグで試合に出るとのことでした。今まで以上にない、喜びを感じました。それと共に、試合が近づくにつれ、不安と恐怖が襲ってきて、涙した夜もありました。結果は5位と思うような結果ではなかったけど、自分の中で何かが変わった気がしました。「このチームで成し得なかった優勝をしたい」「銀二さんや山下さんと同じ舞台で野球がしたい」と心の中に熱いものが秋のリーグ戦をきっかけに宿るようになりました。

4年生
ついに最上級生になりました。今までやってきたこと、努力してきたことを遺憾なく発揮しようと思って望んだ春のリーグ戦。3割は打ったものの、自分としてはあまり納得の行く結果とは言い難いものでした。そして、いまラストシーズンに向かおうとしています。泣いても笑っても、もう最後。僕の全てをぶつけ、優勝を目指します。
僕にとっての東京六大学とは夢です。幼いころからずっと憧れていた東京。そして、六大学。僕は甲子園に行くよりも、六大学に行きたいと思って野球をしてきました。高校の時は、その気持ちが強かったが故に早稲田実業を受験しました。が、合格することは出来ず、高校からの東京行きは夢に終わりました。そしてなんとか、法政大学に入ることができ、喜びと期待に満ち溢れていた矢先、メンバーのレベルの高さを痛感し、出鼻をくじかれました。そんな中でも、支え続けてくれた家族。友達。野球部のみんな、そして今まで関わって下さった関係者の皆さまには、本当に感謝しかありません。

思い出せば苦い思い出が多いなと思いつつ、それでも尚、ここまで頑張ってきた大学生活の日々は僕にとっては青春そのものです。入寮当初から書き続けてきた、日誌も今では27冊目になりました。そしてこれからも僕の物語は続いていきます。

今、僕の大学生活が最高に面白い展開でクライマックスを迎えました。残りの日々も全力で愉しみ、最後は笑って神宮を去りたいと思います。

秋のリーグまで残りわずかとなりましたが、4年生の勇姿をどうか温かく見守ってくださると幸いです。今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

村上2 のコピー

明日もお楽しみに!