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主将 藤田 峻也
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立教大学戦、そしてラストブログ

TOKYO ROCKSをご覧の皆さま、こんにちは!
4年マネージャーの増田です。

皆さま、前回のおのゆか(4年/マネージャー/青島二)ラストブログはお読みいただきましたでしょうか。
9000字を超える超大作で、笑いあり涙ありの感動ブログになっているので、ぜひご覧ください!おのゆかの東大野球部愛がひしひし伝わってくると思います。

さて、今回は私のラストブログになります。
1年生の時に当時の4年生のラストブログを読んだ時のことをよく覚えています。(タイトルも真似させていただきました!)
自分がもうその立場になったのかと思うと、書く前から既に少しさみしい気持ちになっています、、、一方でまだまだ神宮に通い続ける日々で、毎日が一瞬で終わり、引退する実感が湧いていない部分もあります。

それでは、先日行われた立教大学戦を振り返っていきます!

【10/8(土) vs立教大学1回戦 ●2-4】

1回戦の先発は、前週の早稲田戦で好投を見せた鈴木健投手(3年/仙台一)
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初回テンポよく2アウトを取りますが、その後2ランホームランを打たれ先制を許します。
2回、3回は0点に抑え、仲間の反撃を待ちます。

打線は初回先頭打者の宮﨑副将(4年/外野手/開成)がヒットを放ちますが、得点にはなりませんでした。
早稲田戦に続いて、立教戦チーム初ヒットも宮﨑外野手になりました!
ちょうど3年前の私のブログを読んでいたら、宮﨑外野手がリーグ戦初ヒットを放ったと書いてあって懐かしいです。1年生の時からずっと変わらず頼もしいですね!
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[外野手トリオ]

3回の裏、松岡泰希主将(4年/捕手/東京都市大付)がヒットで出塁すると、すかさず盗塁を決めます。
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その後3塁まで進み、チャンスに球場が湧く中、相手バッテリーのエラーで1点を返します!

4回から6回までは、両チームスコアボードに0が並びます。

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[4回に登板した齊藤投手(4年/筑波大附)]

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[5回から登板した松岡由機投手(3年/駒場東邦)]

1点を追う7回裏、林遼平内野手(4年/甲陽学院)がヒットで出塁すると、その後盗塁を決め、相手のエラーもあり一気に3塁まで進みます。
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チャンスで球場に『不死鳥の如く』が響き渡ります。
打席にはいつも元気いっぱい別府外野手(3年/東筑)!期待に応えるタイムリーで同点に追いつきます!
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[爽やかな笑顔の別府外野手]

しかし直後の8回表、2点勝ち越しを許してしまいます。

9回表、西山投手(4年/副将/土浦一)が登板しピンチを切り抜け0点に抑えます。
三連打を浴びた時はハラハラしましたが、後続を抑えて西山投手がベンチに戻ってきたときは感極まって泣きそうでした。
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その勢いのままなんとか点を取りたい9回裏でしたが相手投手の好投に阻まれ、2-4で敗戦となりました。

【10/9(日) vs立教大学2回戦 ●2-3】

勝ち点獲得のためにもう負けられない一戦。先発はエース井澤投手(4年/札幌南)
安定したピッチングで立大打線を抑えます。
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一方、東大打線も立大・荘司投手の好投を前になかなか塁に出ることができません。

この試合でチーム最初のヒットは井澤投手でした。さすが偉人の活躍です。
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5回裏、ソロホームランを浴び、先制を許します。

1点を追う7回表、別府外野手が四球で出塁すると、盗塁を決め、3塁まで進みます。
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打席には代打・赤井内野手(4年/浅野)
犠牲フライを放ち、同点に追いつきます。1年生の時、同期で初めてヒットを打った赤井内野手が、リーグ戦でも着実に決めてくれました!
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1-1の同点で迎えた8回裏。粘りの投球を続けている井澤投手でしたが、1点を勝ち越されます。

このままでは昨日と同じような展開で終わってしまう、、、となんとか反撃したい9回表。
1アウトから林遼平内野手がヒットで出塁します。今季、攻守ともに大活躍です。
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代走・伊藤翔吾外野手(4年/開成)が初球で盗塁を決めます。球場内に驚きの歓声が響いたことが印象深いです。
別府外野手は三振に倒れますが、続く4番・中井内野手がタイムリーを放ちました!
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中井内野手が笑顔でプレーしているのを見ると元気をもらえます。
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[喜ぶ中井内野手と赤井内野手]
走塁長・伊藤外野手の好走塁もあり、土壇場で2-2の同点とします!
後輩マネージャーが良い写真をたくさん撮ってくれたのでいっぱい載せます。
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[うしろの佐藤内野手(4年/京華)がかわいいです。]
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[阿久津外野手とハグする伊藤翔吾外野手]
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[伊藤翔吾外野手を迎え入れるベンチ。田中主務(4年/ラ・サール)も大喜びです。]
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[喜ぶベンチから次の打席に闘志を込めて向かう佐藤内野手。この試合でリーグ戦初出場とはなりませんでしたが、今後の出場を期待しています!]

9回裏、なんとか抑えて延長戦に持ち込みたいところでしたが、最後は押し出しでサヨナラ負けを喫しました。
スタンドで観ていましたが、最後のボールが外れた瞬間は泣きそうになるのを必死に抑えました。スーツじゃなくて、もし周りから東大野球部のマネージャーだと分からない格好をしていたら泣いてしまっていたかもしれません。
運営をしている立場として冷静でいましたが、それだけ悔しい2試合でした。

 

この立教1回戦で私はリーグ戦初めてのベンチ入りをさせていただきました。
実は2年前のフレッシュトーナメントでも立教戦でベンチ入りをさせていただいたので、リベンジをしたいなと思っていましたが惜しくも敗戦となりました。

いつもよりも近くで本気の勝負の世界を感じ、勝てなかった悔しさがベンチの皆から強く伝わってきました。
試合後に選手達がかけてくれた言葉から、リーグ戦に出ている選手達は色々なものを背負って、計り知れないほどの大きなプレッシャーの中で戦っているのだなと感じました。
試合に出ていない選手、スタッフ、応援してくださる方々、その他サポートしてくれる全ての人の想いを受け止めて、なんとかその想いに応えようとこの勝負の舞台に立っている選手達は改めてすごいと思いました。
第2試合ということで西日の効果も多少あり、グラウンドの選手達が本当に輝いて見えました。(笑)
今、部員が本気で目指しているのは、「負けちゃったけど接戦で良い試合だった」でもなく、ただ1勝でもなく、「勝ち点奪取」と「最下位脱出」だと、それをこの2試合で実感しました。
私も選手達を信じて、自分にできること全てを頑張りたいと思います。

…と書いてみましたが、『僕の野球人生』に書くことがなくなってしまいそうなので、今回のブログはあっさり終わらせていただこうと思います。あれだけの文章を書けるおのゆかはやっぱりすごいなと感じています。

頼もしい同期と後輩たち、チーム全員で法政戦勝ちにいきます!
ぜひ神宮球場でその姿を見届けていただけたら幸いです。熱いご声援をよろしくお願いいたします。

拙い文章でしたが今までブログをお読みくださり、ありがとうございました。
次回は田中主務のラストブログとなります。
お楽しみに!

増田 萌衣 (4年/マネージャー/筑波大附)