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主将 森田 朝陽
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【Weekly MGR】vol.43

ブログをご覧の皆さんこんにちは。

2年マネージャーの中原です。

今年もあと20日を切りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私は年末年始のおうち時間に備えて、本を買い込みました。
この国では読書に限らず様々な娯楽・行事の旬が秋に設定されていますが、個人的に読書に合う季節は冬だと思っています。
普段はスマートフォンで娯楽を完結させている方々も、この機会に活字に触れてみてはいかがでしょうか。

私が買った本を一冊一冊紹介しても良いのですが、今回は、11月18~20日に開催された 第5回 大学野球オータムフレッシュリーグin静岡の様子をお届けします。
弊部は19日、20日の日程に参加し、計3校と戦ってまいりました。オータムフレッシュリーグの旬は間違いなく秋なのでもう少し早くお届けできれば良かったのですが、お楽しみください。

普段リーグ戦ではあまり名前の出ない選手の活躍を多く掲載しています。名前から各選手のプロフィールにも飛べますので、是非多くの選手を知っていただければと思います。それではどうぞ。

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1日目 第一試合 〇(6-1)早稲田大学 対 加藤学園高校
K 001 000 000=1
W 010 302 00×=6
東京から5時間かけてたどり着いた静岡で、まず対戦したのは沼津市の加藤学園高校。今年の東海地区秋季大会でベスト4まで勝ち上がった強豪校です。もちろん彼らは金属バットを使用しますが、だからと言って負けるわけにはいきません。

先発の伊藤裕平(1年・投手・人間科学部・水沢)が7回1失点の快投で試合を完璧に作ると、打撃陣が8安打6得点の猛攻で応えます。

8回から後を継いだ梶田笙(1年・投手・スポーツ科学部・早稲田摂陵)清水宥志(2年・投手・スポーツ科学部・早大本庄)が2回を無失点で抑え、投打がかみ合った勝利となりました。

特に4回の3得点は
反町惠眞(2年・外野手・スポーツ科学部・早大本庄)
稲益大地(2年・捕手・商学部・東福岡)
宇野竜一朗(2年・外野手・教育学部・早稲田実)
吉村懇(2年・内野手・教育学部・長崎西)
の4人の2年生の4連打から生み出されたもので、胸が熱くなりました。マネージャー視点、同期の活躍はやはり嬉しく、スコアラーとしてのモチベーションの一つでもあります。

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(レフト線へヒットを放つ宇野)

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(8回を0点に抑える梶田)

1namasu
(一二塁間にヒットを放つ稲益)
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1日目 第二試合 △(5-5)早稲田大学 対 筑波大学
T 201 000 110=5
W 100 030 010=5
加藤学園との試合後すぐに、筑波大学との連戦。何人かのスターティングメンバーを入れ替え、二連勝を目指します。試合は、取って取られてを繰り返すシーソーゲームに。

先発齋藤成輝(1年・投手・文化構想学部・早大本庄)が3失点を喫し2点差で迎えた5回裏、先頭の黒﨑将太(1年・捕手・文学部・國學院久我山)が初球打ちで出塁すると、後続がチャンスを広げ、三矢島礼(2年・外野手・文化構想学部・早大学院)西口純生(2年・内野手・人間科学部・早稲田実)の二人がタイムリーを放ち3得点。逆転に成功します。

7回を任された依田塁(1年・投手・文学部・早大本庄)、8回を任された黃アレン(2年・投手・国際教養学部・新竹)の二人が1失点ずつ喫し再度逆転された8回裏、先頭石岡泰樹(2年・内野手・スポーツ科学部・早稲田佐賀)が痛烈なセンターオーバーで二塁まで進むと、黒﨑がきっちりとタイムリーで返し同点に追いつきます。

9回表を大倉啓輔(1年・投手・教育学部・早稲田実)が0点で抑え同点で迎えた9回裏、レフト前ヒットで出塁した先頭の石郷岡大成(1年・外野手・社会科学部・早稲田実)を三塁まで進め一打サヨナラのチャンスを作りますが、最後の一本が出ず引き分けに。

今年夏に開催されたサマーリーグで弊部は、筑波大学に無得点で完敗を喫しています。そこから考えれば成長が見られましたが、勝ちきれなかった選手たちの顔には悔しさが残っていました。

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(ライト前タイムリーを放つ三矢島)

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(センター前ヒットを放つ石郷岡)

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(センターオーバーを放つ石岡)
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2日目 第一試合 ●(3-7)早稲田大学 対 慶應義塾大学
W 003 000 000=3
K 320 010 10×=7
静岡の地でも早慶戦が行われました。今年の秋季リーグ戦、秋季フレッシュトーナメントでの戦績は3戦3勝。日本中どこで試合が行われようと、慶應に負けるわけにはいきません。
先発中澤凱(1年・投手・社会科学部・早大学院)が2回までに5失点を喫し、試合は終始劣勢に。3回からは調子を取り戻し5回5失点でマウンドを降りましたが、課題の残るピッチングとなりました。

打撃陣は3回表、相手のエラーでたまったランナーを西口、稲益が返し3得点で反撃の口火を切りますが、後続が続かず3得点止まり。試合後半はチャンスづくりにも苦心し、4点差を守られゲームセット。静岡で行う最後の試合でしたが、悔しい試合となりました。

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(3回以降慶應打線を0点に抑える中澤)

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(ライト前ヒットを放つ黒﨑)

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(レフトオーバーを放つ西口)
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3日間で28人の選手が出場し、それぞれが経験と課題を持ち帰りました。各々好不調あるようでしたが、特に西口は、大会を通じて11打数7安打と圧倒的な結果を残しました。
191cm 115kgの巨体から放たれる打球は凄まじく、一打席ごとに球場を沸かせていました。
早くから長距離砲として期待されながらなかなか自分のポテンシャルを出し切れずにいましたが、一つ西口の中で殻を破ったような、そんな大活躍でした。

前々から思っていましたが、東京という街は西口には狭すぎたのかもしれません。ここからさらに実力をつけ、来年は、
「神宮球場は西口には狭すぎる」
と思わせてくれるような活躍を期待しています。

他にも、新たに頭角を現し始めた選手の活躍が多く見られ、非常に充実した二日間となりました。チームにとって新しい戦力は間違いなくプラスであり、すでに主力として活躍している選手の刺激にもなります。今回のオータムフレッシュで実戦経験を積み成長した選手が、チーム全体を押し上げていく存在になればと思っています。
最後に、この大会の機会を与えてくださった静岡県の皆さま、大会を支えてくださった運営チームの皆様、弊部を応援しにご来場くださった皆様に厚く御礼申し上げます。

次回のWeekly MGRは1年マネージャーの成瀬かおり(1年・スポーツ科学部・千種)が担当します。2022年のブログを、彼女の初投稿で締めくくってもらいます。おそらく口ではプレッシャーを感じているような発言をしますが、そんなものとは無縁のメンタルを持った頼れるマネージャーです。きっと素晴らしいものを書き上げてくれると思います。お楽しみに。

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