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【HOSEI DIARY vol.52】春季リーグ戦を振り返って

皆さまこんにちは!
4年マネージャーの仲澤です🥑

先日、約2か月にわたって行われた春季リーグ戦が閉幕いたしました。「2か月」と聞くと中々の長さがありそうにも思いますが、その実あっっっという間に時間が過ぎていき、一瞬で終わってしまったように感じています。

過去に代々先輩たちから「4年生の1年は一瞬で終わっちゃうからね!」と聞いては、「言うてもそんなに変わらないでしょう…」と訝しんでいた私を叱ってやりたいと思う今日この頃でございます😢

さて今回のブログではそんな春季リーグ戦を、個人的なお気に入りの写真と共に振り返っていきたいと思います!

〈第1カード 対 立教大学〉

第1カードの相手は立教大学!
堂々と初戦の先発を飾ったのは、エース野崎 慎裕(4年・投手・県岐阜商)でした。

野崎は全14試合中9試合に登板、法政で唯一規定投球回に到達しました。
経験の浅い投手陣を牽引し、シーズン通して力強く腕を振るい続けた野崎は、今季の立役者といっても過言ではないはずです🤸🏻‍♂️

彼の愛用グローブには、ごりらが鎮座…🦍
昨年リリーバーとして大活躍したOB安達 壮汰氏(R7年卒・現三菱重工East)を継承しています!
ごりらの使い手に、今年もぜひご注目ください👀✨

そして今季は、多くの下級生が台頭するシーズンとなりました!
こちらは2回戦にて途中出場し、リーグ戦デビューを果たした山田 頼旺(1年・外野手・中京大中京)です!

打数2、安打2、その両方が二塁打……打点も2を記録し、”2”尽くしのデビューを果たした彼は、昨年背番号”1”を背負っていたOB西村 友哉氏(R7年卒・現トヨタ自動車)に強く影響を受けているとのことでした1️⃣
出身高校である中京大中京を選んだのも、法政大学への進学を決意したのも、憧れ故だとのことです。その一途な思いに思わず感心してしまいました…!

〈第2カード 対 早稲田大学〉

第2カードの相手は早稲田大学!

1回戦では、100周年記念事業の一環として行われているレジェンド始球式に、弊部OB山中 正竹氏(S45年卒)が登板されました。

リーグ通算48勝を挙げ、今なお連盟最多勝記録にそのお名前を残されている偉大な先輩の投球を直接拝見することができ、大変光栄でした。

そして早稲田大学との対戦、2回戦では今季ベストナインを獲得した、境 亮陽(1年・外野手・大阪桐蔭)が初打点を記録しました!

1年生ながら今季全試合フル出場、チームトップの打率を記録し、その名を六大学全体に轟かせました✨
1年春終了時点で22安打を記録し、現役選手通算打撃成績ランキング安打数部門で既に23位につけています。これからどこまで順位を上げてくれるのか……彼の今後の活躍にどうぞご期待ください!!

そして同じく2回戦では、今季のチーム初本塁打が飛び出しました!
今泉 秀悟(2年・捕手・石見智翠館)による1本に、ベンチ、スタンド共に大盛り上がりでした✨

本職は捕手である今泉秀ですが、今季は一塁手として全試合に出場しました。
守ってはどんな送球も難なく受け止める正確な捕球で、打っては持ち前のパンチ力を活かした力強いバッティングで、何度もチームを救ってくれました🧑🏻‍🚒

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、今泉秀は2年前に主将を務めていたOB今泉 颯太氏(R6年卒・現トヨタ自動車)の実弟です🤫兄の背中を追って研鑽を重ねる彼に、今後ともぜひご注目ください🌟

そして今季、主にクローザーとして大活躍した永野 司(4年・投手・倉敷商)
同じく2回戦では8回から登板し、完璧なリリーフを見せました。

足を高く上げるフォームが特徴的な彼に、「そんなに足高く上げられるのすごいね」と話を振ったことがありますが、返って来たのは「そんなに高く上げてる自覚ないんだけどね」という意外な答えでした🤔

今季数々の好投を見せてきた彼ですが、個人的に最も印象深いのがこの早稲田大学2回戦の登板でした。2回4奪三振という成績に加え、どこか万能感にも近い「今の永野なら絶対抑えてくれるはず!」という感覚が忘れられません…!

こちらは2回戦、勝利の瞬間に笑顔を浮かべる只石 貫太(1年・捕手・広陵)
(後ろで拳を握り込み、喜びを爆発させる永野もぜひご覧ください🤩)

入学して早々に何度もスタメンマスクを被り、一癖も二癖もある投手陣をリードしてきた特大ルーキーの只石!
計り知れないプレッシャーがのしかかっていたであろうことは容易に想像できますが、その素振りを見せずに1シーズン戦い抜いた彼を心から尊敬します😭

また余談にはなりますが、彼の出身高校である広陵高校では、卒業時まで坊主で過ごす掟があるそうで…!
卒業後しばらく経ったこの頃漸く髪が伸び、最近ヘアカットに行っていました。彼の髪型の変化からも目が離せません😂(同じく広陵高校出身の1年生、岸田 賢治(1年・マネージャー・広陵)も同時期に美容室へ行っていました💇)

そして3回戦では、松下 歩叶(主将・内野手・桐蔭学園)による待望の一発が飛び出しました!

今季も全試合出場、2季連続の打率3割超えとなりました!
松下においては、特に高い打率、並外れた長打力に目が奪われますが、三振数の少なさでも一際輝いています。通算233打席で記録されたのは、なんと24三振のみ!
一打席に、一球に「執念」もって粘り強く臨む主将に、ぜひ今後ともご期待ください✨

〈第3カード 対 東京大学〉

第3カードの相手は東京大学!

2回戦に行われたレジェンド始球式では、弊部OBの山本 浩二氏(S44年卒)が登板されました!

試合前には選手たちへお話もしていただき、貴重な時間を過ごさせていただきました。

今カードでは、中西 祐樹(3年・捕手・木更津総合)が今季初のスタメンマスクを被りました!

昨季までは見られなかった、バットを構えるときに一度右手を離すルーティンが「なんかかっこいいぞ…!」と個人的な琴線に触れてしまい、毎度懲りずに撮影してしまいました😂

上級生になって初めて迎えたリーグ戦、立場の変化に伴い心持ちも変わったことと思いますが、この頃の中西祐からは一際貫禄を感じるようになりました。決して大きくはない体格が大きく見えるほどの威厳ある頼もしい姿を、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います…!

そして山床 志郎(2年・投手・高鍋)は今カードでリーグ戦デビューを果たします!

対東京大学1回戦から対明治大学1回戦まで、なんと7試合連続登板! 2年生にして鉄腕の片鱗を示しました。
また8試合中5試合がイニング途中からの登板となり、火消し役としての能力の高さも知らしめるシーズンとなりました。11回2/3を投げ自責点2と、救援投手適性を熱烈アピール! ピンチの場面で山床が登板した際は、「なんとかしてくれるはず!」と思わず期待を込めてしまいます…!

〈第4カード 対 慶應義塾大学〉

第4カードの相手は慶應義塾大学!

まずは塁上で喜びを溢れさせる選手を連続でお届けしたいと思います✨

1人目は中村 騎士(2年・内野手・東邦)

拮抗した展開が見られた対慶應義塾大学の全4戦、ベンチもスタンドも1本1本のヒットで特に大きな盛り上がりを見せていた記憶があります。

中村騎においては、これまでグラウンド内ではクールな印象を受けていましたが、ここまで感情を露わにする1枚を見て、意外に思いながらもこちらまで笑顔になってしまいました。今季全試合に出場した中村騎、この経験を糧に来季以降も躍動してくれることでしょう…!

2人目は藤森 康淳(3年・外野手・天理)

こちらも満面の笑みを浮かべて喜びを爆発させます!

藤森康は今季チーム2位の打率成績を残しました。加えて特筆すべきは盗塁数! リーグ1位タイの8盗塁を記録しました。通算盗塁数は14、現役選手では最多となっています!
法政の”韋駄天”を自称する彼、今後もその俊足を活かしてチームを牽引してくれること間違いなしです🎉

そして今カード、赤間 梢吾(4年・投手・法政二)がリーグ戦デビューを果たしました!

対明治大学3回戦には初先発も経験し、収穫の大きなシーズンになったことと思います。

私事ですが、彼のデビュー戦である2回戦にはアナウンスを担当していました。ここ数年、彼の出身高校である法政二高出身選手のリーグ戦出場機会はあまりなかったので、彼の名前と出身高校を読み上げた際には、形容しがたい感慨深さを感じていました😂

〈第5カード 対 明治大学〉

最終カードは血の法明戦、明治大学との対戦でした!

1回戦のレジェンド始球式には、弊部OBの田淵 幸一氏(S44年卒)が登板されました。

法政大学高校レジェンドOBの登板もあり、この日は非常に多くの方にお越しいただきました。

そして明治大学との対戦、前カードに続いて、4年生のリーグ戦デビューが続きます!
今カードでは、帯川 翔宇(4年・投手・札幌一)が初登板しました。

帯川については力強い投球も然ることながら、楽しげなマウンド捌きが非常に印象的です!

無失点に抑えてベンチに戻る際には、ご覧の笑顔!😆✨
4年生にとってラストシーズンとなる来季、1試合でも多くこの笑顔を見たいと願ってしまいます。

そしてこちら、颯爽と駆け出すのは、2季連続となるベストナインを獲得した熊谷 陸(2年・内野手・花巻東)

リーグ戦通してコンスタントに安打を放っていた印象のある熊谷ですが、なんと今季2回の猛打賞が記録されています!
そのうちの1回である対東京大学1回戦では6打点も記録し、ここぞという場面での勝負強さもアピールしていました🔥

そしてご存じの方も多いと思いますが、今年の法明戦は両校の主将が「静岡裾野シニア-桐蔭学園」出身の同期同士ということで、気心の知れた仲での対決となりました。

共に日本一を経験し高め合った仲間と、神宮球場という舞台で対決する。学生野球らしいロマンの詰まったカードに、胸の高まりを感じられる方も多かったのではないでしょうか😳
あと1回、彼らの対決の舞台は残されていますので、ぜひ多くの方にその熱い戦いをご覧いただきたいと思います!!

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました🙂‍↕️✨

今季の順位は4位と振るわない結果となりましたが、下級生や新戦力など、多くの選手がリーグ戦デビューを果たし、チーム松下にとって大きな収穫が得られるシーズンになったと感じています。

最後になりますが、今季も熱いご声援をいただき、ありがとうございました。
悲願の「リーグ優勝」という目標を秋こそ果たすことができるよう、この悔しさを糧として夏の練習に励んで参ります。
応援してくださる皆さまと喜びを分かち合えるようチーム一同精進いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします!

次回の更新も楽しみにお待ちいただけると嬉しいです👋