東京大学
今季は、冬の積み重ねが結果として表れたシーズンとなった。対法政大学戦では接戦と乱打戦をそれぞれ制して連勝し、春季としては29年ぶりとなる勝ち点を獲得した。投手陣は、経験豊富な松本慎之介(3年=國學院久我山)や江口(4年=海城)といった上級生らに加え、池田(2年=江戸川学園取手)、中根(2年=筑波大駒場)、小山(2年=灘)ら下級生が台頭したことは大きな収穫となった。野手陣は荒井慶斗(3年=宇都宮)、秋元(3年=市川)、明石(4年=渋谷幕張)らが打撃を牽引し、守備ではベストナインに輝いた内野手長の小村(4年=私立武蔵)を中心に好守が光った。投打が噛み合い、TEAM2026として1つ目標としていた勝ち点獲得を達成することができた。この確かな手応えを胸に、秋はさらなる白星の積み上げと悲願の最下位脱出を目指す。(堂埜智咲紀)

立教大学
5勝6敗勝ち点2の3位で終幕した春季リーグ戦。Aクラス入りを果たした一方で、多くの課題と悔しさが残るシーズンとなった。新チーム発足以来、リーグ戦優勝を目標に春季オープン戦やキャンプを経て、挑んだこの春。しかし第二週終了時点で4連敗を喫し、全試合で10失点以上と、厳しいスタートとなった。加えて主力選手の怪我も相次ぎ、万全の状態で戦うこともできなかった。そのような状況の中でも、選手たちは決して諦めることなく、現状を打開するためにミーティングを行い、今できる最大の力を発揮しようと取り組んできた。試合を重ねるごとにチームとしても成長し、空き週明けの明治大学戦では今季初勝利を挙げるとともに、立大野球部としても記念すべき1000勝を収めることができた。その後も4連勝と最後まで粘り強く戦い抜いたことは、チームにとって大きな財産となった。今季味わった悔しさを忘れることなく、この夏はどの五大学よりも練習を重ね、必ず秋のリベンジを果たす。最後になりますが、春季リーグ戦を通じて温かいご声援をお送りいただいた皆様に、心より御礼申し上げます。苦しい状況の中でも変わらぬご声援が私たちの大きな力となりました。秋季リーグ戦でも引き続きご声援を賜りますようお願い申し上げます。(大西陽菜乃)

早稲田大学
昨秋、明治大学に完全優勝を許し、雪辱を誓った春であったが、結果は惨敗に終わった。今春、獲得できた勝ち点は1のみ。東大からは接戦の末、勝ち点を獲得できたものの、それ以降のカードはすべて落とした。投手陣の不安定さ、好機で一本を出せなかった打撃陣などすべての面で実力不足を痛感させられるシーズンとなった。今春の収穫は首位打者・ベストナインを獲得した德丸快晴(2年=大阪桐蔭)、13・1/3回を投げ防御率0.68を記録した佐宗翼(2年=星稜)、伝統の早慶戦で2ホームランを放った霜結大(2年=マクレーン)などの下級生の活躍であろう。4年生にとってラストシーズンとなる秋季リーグ戦は3か月後に迫っている。秋季リーグ戦では春季リーグ戦をどん底の成績で終え、「地獄の夏」を乗り越えた4年生の意地にぜひ期待していただきたい。(大野郁徳)

慶應義塾大学
ついに、夢にまで見た「リーグ戦優勝」を果たすことができた。2023年秋以来、2年間遠ざかっていた優勝。今季を振り返ると、立教大学に2連勝して好スタートを切り、明治大学戦でも8戦ぶりとなる勝利を挙げるなど、「今年はいけるかもしれない」と期待が高まっていた。そんな中で迎えたのが早慶戦だった。天覧試合となった第二回戦は、3万人を超える観客が静まり返る特別な空気に包まれた。試合序盤は球場全体が慶應ムードに染まり、確かな手応えを感じていた。しかし、その空気を一変させたのが早稲田大学・寺尾選手の二塁打だった。球場の流れは一気に早稲田へ傾き、9回には1点ビハインドの場面で、一塁側応援席からライトスタンドまで響き渡る「紺碧の空」に圧倒された。そして高橋海選手、徳丸選手の活躍によって逆転を許し、悔しい敗戦を喫した。その悔しさを胸に臨んだ第3戦。打線は指名打者・小原の本塁打を含む3得点を挙げ、先発の渡辺和は11奪三振の力投。最後は鈴木佳が無失点で締めくくり、勝利をつかんだ。また、試合後の優勝パレードでは、慶應義塾体育会野球部が多くの方々に支えられ、応援されていることを改めて実感することができた。今回、リーグ戦優勝という大きな成果を手にすることができたが、私たちはまだ満足していない。目標は「四冠」。今回の優勝は、そのための第一歩に過ぎない。次は全日本大学野球選手権大会。214人全員で挑み、日本一を目指して戦う。今後とも変わらぬご声援のほど、よろしくお願いいたします。『待ってろ、日本一』(沖﨑真周)

明治大学
「四冠」を目標に掲げて挑んだ春。結果は勝ち点4を挙げたものの、リーグ2位に終わる悔しいシーズンとなった。最も悔いが残るのは慶應義塾大学戦だ。3回戦までもつれ込む激闘となったが、勝ち点を奪取することはできなかった。この敗戦が、結果として優勝への分かれ道となった。一方で、この春には大きな収穫もあった。リーグ戦初登板初先発という大役を任された平嶋(2年・大阪桐蔭)が存在感を示したほか、野手陣では為永(1年・横浜)ら新戦力が台頭し、チームに新たな力をもたらした。1敗に泣いた今季の悔しさは、この夏の成長へと必ず繋がるだろう。一人ひとりがさらなる成長を遂げ、強くなったチーム福原で、熱い応援をくださるファンの皆様、そしてお世話になった指導者の方々へ恩返しをするべく、秋は必ず天皇杯を奪還する。(酒井菜々花)

法政大学
「リーグ戦優勝・日本一」。この目標を掲げて臨んだ春季リーグ戦は、結果5勝7敗に終わった。あと一歩及ばない試合が多く、非常に悔しさの残るシーズンとなった。春季リーグ戦を通じて痛感したのは、他チームとの差である。投手力、打撃力、そしてチーム力——そのすべての面で相手を上回るためには、一人ひとりが現状に満足することなく成長を続けなければならない。また、リーグ戦の約2か月間を戦い抜く難しさも改めて実感した。劣勢の時にこそ力を発揮するためには、技術だけでなく体力、そして何より勝ちにこだわる意志の強さが必要不可欠である。夏は、リーグ戦を最後まで戦い抜くための土台づくりに励むとともに、春季リーグ戦で見つかった課題に真摯に向き合い、チーム全員で勝つための準備をする。春の悔しさを力に変え、リーグ戦優勝、そして日本一という目標に向かって、これからも全力で挑戦し続けてまいります。今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします。(佐藤瑛)
















































