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【野球人生を振り返って】赤間梢吾

9人目は赤間梢吾(投手・法政二)です!


野球人生も、もうそろそろ終わりが近づいてきました。

振り返ってみると、いろんな選択をしてきた結果として、今の自分があるんだと実感します。これまで出会った仲間や、積み重ねてきた結果を「運命」と呼ぶのは簡単だけど、僕はそう思いたくありません。1人1人が悩んだり、考えたりしながら選んできた道のりが、出会いや結果につながっている気がするからです。だからこそ、すべてのことは「必然」だったと感じるようにしています。

東京六大学野球でプレーしたいと思い、法政二高に進み、いざ大学野球部に入部すると甲子園で見てた同期たちに埋もれ想像以上に厳しい環境でした。

レベルの高い同期たちの練習量を見て、自分はもう追いつけないのではないかという疑問を抱えることも多くありましたが、自分の責務感であったり謎の真面目さのおかげで日々トレーニングを続けることができたのだと思います。入部してから、日付を重ねるごとに自分の成長を実感でき、リーグ戦出場への夢を追うことができるようになりました。


1、2年生の頃はフレッシュリーグで登板することを目標にしていましたが、初めはもちろん試合で投げることもできず、紅白戦も投げることができない日々が続きました。中々結果が出ませんでしたが、トレーニングを続けたり、ピッチングフォームを試行錯誤したりしたことがいい経験になり大きな学びになりました。そして、2年春のフレッシュリーグで初めて神宮のマウンドに立てたことを今でも忘れません。抑えた後にベンチ裏で水を飲む時に手の震えが止まらなかったのは良い思い出です。

そして、3年生になり将来を考えた時に社会人野球をしたいという夢はあったのですが、簡単には野球を続けることができないと感じて、就職活動を始めました。野球に当てられる時間も以前よりは減ってしまい、リーグ戦で登板したいと思っていいほど野球に向き合えているのかと考えることもありました。練習しては面接をし、また練習というような日々が続き、「二兎を追おう者ものは一兎をも得えず」という言葉があるようにどちらも中途半端におわり、最終的には何も得ることができないのではないかと何度も悩みました。そんな就職活動をしながら野球をしてる僕に対しても、先輩や同期、後輩たちは今までと同じように野球を一緒にしてくれたことに感謝しています。

秋のリーグ戦では、どんな形であれチームの勝ち、リーグ優勝、日本一に少しでも貢献して法政に恩返しをさせてください。

4年投手陣へ

毎日、一緒に野球をすることが本当に楽しかったです。みんなの野球に対する熱さに引っ張られて、自分もなんとか頑張ることができました。長いトレーニングであったり、きついランニングであったり苦しいことばかりだったけど、くだらない話で笑い合いながら送った日々はいい思い出です。

秋リーグは、4年投手陣の意地を見せましょう!

両親へ

僕に野球をするという選択肢を与えてくれて、本当にありがとう。大学まで続けさせてくれてありがとう。特に大学4年間の野球は自分になくてはならない存在、これからを支えてくれる存在になったと思います。また、大学進学するにあたっても、野球を続けるには一人暮らしであったり、寮生活であったり今まで以上にお金がかかる中でも、快く背中を押してくれてありがとう。

秋リーグでは、これまでで1番の姿を見せれるように頑張るので、引き続き応援よろしくお願いします。

父親へ

小さい頃、野球に厳しく、怖く大嫌いでした。毎朝6時からグラウンドに行ってバッティングをして、夜はランニングと素振りを付きっきりで見られ、少年野球で打てなかったらよく怒られていたのを覚えています。ですが、今振り返れば何不自由ない野球道具や仕事前後の時間も、すべての休日も、僕の野球に注いでくれたことにとても感謝しています。自分がいずれ親になると考えた時に、僕はそこまで子供にしてあげられるのかという不安はありますが、少しでも子供の夢を支えられるようになりたいと思えるようになりました。

母親へ

1番の味方でいてくれて、ありがとう。勉強や野球でいい結果がでないときもそれについてあまり触れないようにしてくれていたのを覚えています。

また、一人暮らしや寮生活をしてみて家事の大変さが身に染みて感じており、偉大さに気づきました。

引退後また、毎日美味しい料理を食べれることが楽しみです。


最後にこれまで出会ってくれた方々本当に感謝しています。まだまだ、書き足りませんがこの辺で終わりにさせていただきます。

秋こそは優勝しますので、引き続き応援よろしくお願いします。