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【野球人生を振り返って】岡島卓矢

11人目は岡島卓矢(捕手・掛川東)です!

15年間の野球人生に幕を下ろします。

始まりは兄の影響でした。練習は長く、友達は皆サッカー。正直、野球はそこまで好きではありませんでした。けれども、少しずつ上達するたび、自分の頭で描いたプレーがそのまま体で表現できる喜びを知り、気づけば大学まで続けていました。

大学進学を考えたとき、これまで“強豪”と呼ばれる舞台に挑戦したことがない自分に気づきました。

「学生最後は、最高峰に挑もう」

そう決め、東京六大学野球という夢の舞台を目指しました。


入学後、そのレベルの高さに衝撃を受けました。それでもここでやると決めた以上、必死に食らいつきました。1年生の頃は実戦練習にもなかなか入れず、悔しさばかりの日々。それでも先輩や同級生と自主練を重ね、少しずつ形になっていき、ついに新人戦でベンチ入り。神宮の土を踏んだあの瞬間は、大学野球人生で何よりも嬉しい瞬間でした。

上級生になると怪我や伸び悩みに苦しみ、気づけば引退は目の前。結局、リーグ戦のベンチ入りは叶いませんでした。それでも全国トップレベルの舞台に挑み、最後までやり切ったこの経験は、これからの人生を支える大きな糧になると信じています。

正直、楽しいことより苦しいことのほうが多い大学野球でした。

でも、たった一瞬の喜びのために積み重ねる日々の尊さを、心から知ることができました。

野球が教えてくれたことは、努力の価値と挑戦する勇気、そして感謝の気持ちです。

15年間、本当にありがとう。


同級生へ

年が一つ上で、しかも変わったやつだったから、最初はきっと戸惑いもあったと思う。

それでも、同級生として自然に受け入れ、仲良くしてくれて本当にありがとう!

正直、最初の頃の浪人いじりは、プライドが邪魔してちょっと腹立ってました。

でも今振り返れば、それで覚えてもらえて、話すきっかけになって、仲良くなれた。

だから結果オーライ、むしろ感謝してます(笑)。

自分は大学で野球を辞めるけど、これからも野球を続ける同期を、ずっと陰ながら応援してます!

野球をやらない同期も、同じ社会人として一緒に頑張っていこう!

この4年間、同じユニフォームを着て、毎日練習して、切磋琢磨してきたからこそ、今の自分があります。しんどい練習も、試合の悔しさも、勝った時の喜びも、全部みんなとだったから乗り越えられた。

本当にありがとう。

そして最後のリーグ戦は、必ず勝とう。全員で最高の形で締めくくろう!!

皆さんめちゃくちゃ期待していると思うので、個人的にこの同期にメッセージを送ります。


谷田へ

学部も学科も同じ、寮の部屋も近くて、寮に入ってからはほぼ毎日一緒に学校へ行ったよな。

下手したら「彼女?」ってくらい一緒に行動してた(笑)。

めっちゃ変なやつだけど、ツッコミもボケも秀逸で、一緒にいると本当に飽きなかった。

たまにボケなのかガチなのかわからないこともあったけど…4年になってやっと、「あ、これガチだ」って気づきました。

まあ、それは置いといて後期の授業は意地で乗り切れ。大丈夫だとは思うけど、もし困ったら協力するから。

そして無事に卒業できたら…卒業旅行、行こうな(2人で)。

俺の方が引退投稿早いと思うから、返事待ってます。


先輩へ

寮に入ってから、先輩方と接する機会が一気に増えました。

特に、ようでぃー・かたちさん・はぎちゃんとは、よくスマブラで盛り上がりました。

あの時間があったからこそ、先輩でありながら同い年という少し不思議な関係でも、自然と仲良くなれたんだと思います。本当にありがとうございます!

…ところで、ようでぃーさん、例の「飯」はまだでしょうか?

かたちさん、なぜまだ2寮のLINEグループにいらっしゃるんですか?きっとアカウント変えたときに消し忘れたんですよね。誰かそっと消してあげてください(笑)。

さくさんとは、学部・学科・ゼミ、さらに浪人経験まで共通点が多く、気づけば自然に仲良くさせてもらっていました。

年上なのに全くそう感じさせないフラットな性格、本当に好きです。今度また、ぜひラーメン行きましょう!

ここでは名前を挙げられなかったですが、他にも多くの先輩方に支えていただきました。

皆さんの存在があったからこそ、ここまでやってこられました。心から感謝しています!


両親へ

口下手で、今まで直接感謝を伝えることがなかったけど、こういった機会をもらえたので感謝を伝えます。

男三人兄弟の末っ子として、きっと一番迷惑をかけてきたと思います。その度にたくさん怒られてきました。でも、不思議なことに、その時の言葉は今でも鮮明に覚えていて、何かを選ぶとき、行動するときに、必ず頭をよぎります。

あの時の叱責や助言が、今の自分を形づくってくれたのだと思います。

浪人したいと告げたとき、強く反対されたことも覚えています。それは、1年間勉強をやり抜けるほど自分が根気強い性格ではないと、誰よりも知っていたからだと思います。

それでも、最後は私の「本気」を信じてくれて、その結果、法政大学で野球をするという夢を叶えることができました。

私の成長を、自分のことのように喜んでくれる両親。

本当に感謝しています。

父は口数が少ないけれど、母から「お父さん、よく“今たくやはどうなんだ”って心配してたよ」と聞きました。

陰ながら支え続けてくれる、そんな背中の大きい父のようになりたいと思います。

母はよく喋る性格で、日々いろいろなことを言ってくれました。

その時は正直うるさいと思ったこともあったけれど(笑)、今ではその一つ一つが自分の行動の基準になり、とても役立っています。

両親に支えてもらう時間は、あと少し。

社会に出たら、今度は自分が少しずつでも恩を返し、支える側になりたいと思います。

今まで本当にありがとう!!

そして、これからもどうかよろしくお願いします!


最後に、みんなで「執念」見せて有終の美を飾れるよう頑張ろう💪