【野球人生を振り返って】大下瑞貴
23人目は大下瑞貴(内野手・法政二)です!

野球を始めて14年。
長いようで本当に一瞬でした。
引退投稿の文章を今から書こうとしていますが、あと少しで野球人生が終わってしまう実感があまり湧きません。
それだけ、自分の人生に野球が染み込んでいたんだと思います。
父とのキャッチボールが野球を始めたきっかけでした。近所の公園で、青のグローブを使っていた情景をはっきり覚えてます。
汗びっちょりになりながら夢中になってました。めちゃくちゃ楽しかったです。上手いねと父に褒められて野球が大好きになりました。
少年野球時代は、正直楽しい思い出しかありません。自分のやりたいポジションもできて大会で優勝したりもしました。より一層野球が好きになりました。
中学時代は楽しい思いも、苦しい悔しい思いも沢山しました。とてつもなく長く感じる1日練習や試合に勝てない日々。でも、そんな毎日が自分自身をとてつもなく成長させてくれました。この中学時代が人間的にも野球の技術的にも1番成長させてくれました。
高校野球では、最後の夏の大会が忘れられません。おそらく私の野球人生で最も多くの準備をし、気合を入れ、勝ちたいと思い臨んだ試合でした。が、自分の力を全く発揮しきれずで敗戦しました。そこで味わった悔しさが、大学野球に挑戦しようという決心に変わりました。

法政大学野球部で過ごした4年間は、いくつ挙げてもキリが無いほどの思い出ができたとてつもなく濃密な時間でした。
まずは、レベルの高さに衝撃を受けまくった入部当初。見たことない打球や送球を肌で感じて本当に心が折れそうでした。練習でも周りに付いていくのがやっとでしたが、そんな環境であったからこそ、毎日良い刺激をもらいながら4年かん走り続けられました。こんな環境で野球が出来ることは本当に幸せなことだなと強く思います。
私の野球人生を表す一言は「愛」です。
野球を愛する素晴らしいチームメイトに恵まれ、沢山の方の愛をもらうことで自分自身を大きく成長させてくれました。

関わって下さった指導者の方々
多くのご指導を頂き、本当にありがとうございました。私の野球人生において、多くの方からのご指導を頂いたことを本当に幸せに思います。
技術の指導だけではなく、礼儀や物事の考え方など人として成長させて貰えるものばかりです。14年間で培えた人間力は野球に留まらず、社会人になっても活かしていきます。
同期のみんな
とてつもなくレベルの高い環境で4年間野球を続けられたのは間違いなくみんなの存在があったからです。同級生とは思えない華麗なプレー、リーグ戦で活躍する姿、一緒に自主練に付き合ってくれたこと、みんなで乗り切った帰省前清掃や外禁期間、一緒に旅行に行ったり遊んでくれたこと、全て野球を頑張り、楽しむ活力になりました。本当にありがとう!!
最後のリーグ戦も最高に楽しみたいです!

家族
14年間の野球人生を1番側で、愛情深く支えてくれたのは間違いなく家族です。
朝夜のグラウンドへの送り迎えや美味しいお弁当も毎日作ってくれてありがとう。家族の支えを常日頃感じるたびに、野球頑張らなきゃなと強く思いました。
大学では試合に出て思うよう結果を出せていないけど、思う存分野球に取り組めて幸せです。
小学校から大学まで素晴らしい環境で野球をやらせてくれてありがとう。
両親には改めて直接感謝を伝えたいです。
残り数ヶ月でこんな私の野球人生は終わってしまいます。改めて文章にしてみると少し実感が湧いてきました。
後悔を残さないためにもより良い野球人生にするためにも残り数ヶ月全力で走り抜けたいです!