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【野球人生を振り返って】仲澤礼華

10人目は仲澤礼華(マネージャー・安房)です!


物心つく前に兄が野球を始めたことにより、私は野球と出会いました。

大好きな兄は幼い頃から野球一筋。多忙な両親も、週末は練習や試合に奔走。幼少期は野球のことを「家族を奪うもの」として認識し、あまり好きではなかったように記憶しています。

小学校を卒業した頃、兄が入寮のために家を出ました。「エースになる」と決意を示した兄に惹かれ、私は幼少期から嫌い続けていた野球とこの頃から真剣に向き合い始めました。高校では野球部に入りませんでしたが、「大学では野球部のマネージャーをしたい」とずっと考えていました。

高校3年の冬、意を決してマネージャー募集に応募し、運良くご縁を頂くことができました。私たちの合流日は3月15日。この日は奥田と私の間で「記念日」と称されています。この記念日から、私の真の野球人生が始まりました。

要領が悪ければコミュニケーション能力も低い、他人よりほんの少し料理と裁縫ができるくらいしか能のない私ですが、どうにかしてチームの役に立ちたくて毎日必死でした。無力感に苛まれる毎日でしたが、この4年間、私は人生の岐路に立っていたのだと今になって感じています。

元来頑張ることが苦手な私は、そこそこの結果ばかり残してきました。何もかも特段できないわけでもないけど一番にはなれない。そんな私が人生で初めて、本気で頑張りたい、結果を残したいと思ったのが野球部での活動でした。

もしも野球部に入っていなかったら、野球と出会わなかったら、と思うとぞっとします。何かに必死になることを知らず、何かを為すこともなく、空虚な人生を送っていたと思います。人生で初めて「頑張る」ことを経験させてくれた野球には感謝しかありません。野球の他にも感謝を伝えたい人がたくさんいます。

これを見ているか分からないけれど、この場をお借りして数名に一言伝えさせてください。

同期のマネージャーへ

私たち4人はそんなに仲が良かったとは思わないし、各々個性が強すぎて多方面から散々変子扱いされたけど、めちゃくちゃ優秀なみんなと仕事ができたことが本当に誇らしいです。

創立とは本当にたくさん言い合いました。いつもカチンと来て言い返してしまうけど本当は図星なことばかりで、話す度に自分の情けなさを痛感していました。私は助けてもらってばかりで何も返せなかったけど、最後に何か助けになれるよう、引退まで藤森主務の下で走り抜けたいと思います。

諄さんは現場を知り尽くしていて、本当に頼りになる存在でした。現場のこと、連盟のこと、諄さんに聞けば間違いないと思えるくらい信頼しています。勝ちベンチの写真、また撮らせてください!

琉ちゃん、仕事ができて自分の意見を言えて、私にないものばかり持っている琉ちゃんのことを正直羨んでいた時期がありました。ただ今はそれを尊敬に換えられているし、そんな琉ちゃんと最後肩を組んで校歌を歌いたいと思っています。野球人生ラストラン、一緒に駆け抜けようね!


広報の2人へ

本当に不甲斐ない先輩だったと思います。タスク整理が苦手でいつも2人に付き合わせていたし投稿作るのも苦手だし、毎日申し訳ないと思っていました。特に佑嘉ちゃんには本当にたくさん迷惑をかけました。ただ、広報飲みとか泣きながら話をしたこととか、2人には色んなところで想いを共有させてもらって、本当に感謝しています。あと少しだけ、情けない先輩に力を貸してください。

兄ちゃんへ

鴨川にいた頃からずっと頑張っている兄ちゃんが眩しくて、兄ちゃんの妹でいられることが今でも私の誇りです。小さい頃は「ランニングも素振りもいいから私と遊んでほしい」と思っていたけど、そのお陰で格好いい兄ちゃんを見られたし、野球の魅力に気づくことができました。私を野球と出会わせてくれてありがとう。私の兄が兄ちゃんで本当に良かった!

お父さんへ

度々音信不通になる親不孝な娘に、不自由なく学生生活を送らせてくれてありがとう。お父さんのお陰で野球部にいられるし、良い経験をさせてもらうことができました。神宮に来てもらえないのは仕方ないと思いつつ少し寂しいので、都合がついたら見に来てね。

お母さんへ

いつも私の味方でいてくれてありがとう。忙しい中神宮に来てくれて、春に勝ち試合を見てもらえたことが本当に嬉しかったです。あの時は外苑前まで歩きながら泣いて、困惑させてごめんね。この間も言ったけど、倒れてからでは遅いのでちゃんとエアコンつけてください。

「これから先、頑張ることができるか否か」という人生の岐路となった4年間。ごく短い期間でしたが、私の人生に大きな意味をもたらしてくれました。それももう終わりを迎えようとしています。

松下歩叶を日本一の主将にし、藤森創立を日本一の主務にする。そのために私は日本一のマネージャー陣を築きたい。そのための活動を残り数か月、私なりに全力でやり抜きたいと思います。

「法政は去年までに優勝すべきだった」「来年以降優勝しよう」なんて言っていた方、秋の法政に注目してください。

大島監督が秋の神宮で宙に舞うその姿を、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

4年間でお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

日本一を掴み取るチーム松下を、ご覧に入れてみせます。