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主将 西川 侑志
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立教スポーツ教室⚾

ブログをご覧の皆様、大変お久しぶりです。

2年マネージャーの上田慶太(2年・マネージャー・世田谷学園)です。

前回のブログ投稿が5月と、久しぶりの登場すぎて読者の皆様の記憶からは正式に削除されている頃合いかと思われます。本当はブログをたくさん書きたかったのですが、考えれば考えるほどアイデアが抽象画みたいになってきて、気づけばこんなに期間が開いてしまいました。

ブログというのは、書こう!とやる気が立ち上がった瞬間に限ってなぜか急に部屋が汚く見えてきたり、めったに機能しない自己管理能力が、睡眠の重要性を説いてきたりして本当に不思議なものだと思います。私の学科の特性上、哲学を沢山学んでいることもあってなのか、ブログを更新しないことによって更新している理論という哲学的なものに落ち着いたりしたりして本当に困ります。

しかし、これもブログの不思議なところで、書けない理由を書き始めると、文章は随分と上機嫌に前に進みます。もしかするとブログとは、明確な何かを伝えるための場所ではなく、うまく形にならなかった思考を仮置きしておく場なのかもしれません。そう考えると、この久しぶりすぎる更新も、決して空白ではなく、長めの助走だったということにしておこうと思います。

失礼しました。前置きが長くなりすぎました。こんな感じで思考が迷走しがちな私とは対照的に、12月14日(日)に開催された立教スポーツ教室に参加してくれた小学生は非常に純粋な気持ちで考え、学び、行動する姿に、とても刺激を受けました。結局、スポーツも文章もまずは一歩踏み出すことから始まるんだなと改めて実感したところで、今回はそんな小学生たちに背中を押された気持ちも込めて、立教スポーツ教室を振り返っていきましょう。

「立教スポーツ教室」とは、埼玉県新座市からの受託事業の一環として立教大学と連携し、同市民を対象として開催されています。今年も新座市内の少年野球チームを対象に、約110人の小学生に参加していただきました。当日はあいにくの雨だったため、室内練習場を利用しての開催となりました☔

初めに開会式が行われ、主将の落合智哉(3年・捕手・東邦)から挨拶がありました。

【挨拶をする落合

次に、木村監督よりご挨拶をいただきました。

木村監督

挨拶の後、全体でウォーミングアップをしてから、大学生たちによるキャッチボール、ノック、ピッチングのデモンストレーションを行いました。

新垣煕博(3年・外野手・帝京)

和田健聖(3年・学生コーチ・池田学園池田)

佐山未來(3年・投手・聖光学院)

森本光紀(3年・投手・福岡大大濠)

大学生の軽快なボール回しや、力強いピッチングを目の当たりにした小学生たちは、思わず声を上げるほどの衝撃を受けていました!

次に、2グループに分かれ、ティーバッティングと大学生への質問コーナーを行いました。

ティーバッティングではボールを遠くへ飛ばすための体重移動や下半身の使い方、バット軌道やインパクトの意識など、大学生ならではの実践的なアドバイスが次々と送られ、小学生たちもここぞとばかりに教わった技術を吸収しようと、何度もバットを振り込む姿が印象的でした💪

新垣

堀川陽来(3年・学生コーチ・報徳学園)

木村監督も指導に熱が入ります🔥🔥

木村監督

質問コーナーでは野球技術や練習方法はもちろん、日常の過ごし方や大学生活、さらには大学生が苦笑いを浮かべてしまうような少し際どい質問まで幅広く飛び交いました🫢

【左:丸山一喜(3年・内野手・大阪桐蔭)・右:原野泰成(2年・内野手・國學院栃木)

田中優飛(2年・投手・仙台育英)

森本

最後にはフリータイムを設け、小学生たちはキャッチボールや写真撮影、気軽な質問などを通して、大学生との交流をそれぞれの形で楽しんでいました。中にはサインをお願いする小学生の姿も見られ、選手が一人ひとりに丁寧に応じる中で、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました✏️

浅見龍彦(3年・外野手・立教新座)

堀田壮真(3年・外野手・東筑)

小林隼翔(2年・内野手・広陵)

【左から1枚目:森本、2枚目:小林隼、3枚目:落合

【サインをねだられ、まんざらでもない加藤大貴(3年・投手・清水東)】←加藤さんにサインをねだるなんて、なんともお目が高いですね🤩

最後に閉会式では主将の落合が選手を代表して挨拶をし、立教スポーツ教室は終了となりました。

【集合写真】

今回参加した3人の選手に感想を聞いてみました。

和田:部員のプレーをキラキラと目を輝かせながら見ていた小学生と触れ合い、野球を楽しむという原点に触れることができたように感じました。残り少ない学生野球生活を楽しむことを忘れずに取り組んでいきたいです!また、スポーツ教室に来てくださった小学生たちの中からRIKKIOのユニフォームを着て、神宮で躍動する姿を見せてくれる子が出てくることを楽しみにしています!

森本:沢山の小学生からの積極的な質問に対して、これまで自分が野球を通して身につけてきた知識や経験を小学生にも分かりやすく伝えることは簡単ではありませんでしたが、スポーツ教室を通して一人でも多くの小学生が大学野球に憧れを抱き、今後の野球人生の励みにしてくれたら嬉しいと感じました。当日は100人を超える小学生に参加していただき、大学生である私たちにとっても、小学生が心から楽しそうに野球に取り組む姿を見ることで、改めて野球の原点である「楽しむこと」を思い出させてもらえる貴重な機会となりました。また、今回のスポーツ教室を通して多くの温かい応援の言葉をいただき、立教大学野球部が多くの人に支えられ、愛されている存在であることを改めて実感しました。その期待に応えるためにも、リーグ戦優勝という結果で恩返しをしなければならないと強く感じました。

原野:小学生たちと触れ合う中で沢山の質問をしてくれて、上手になりたいという気持ちがすごくあると感じました。そういった姿勢に自分もすごくいい刺激を貰うことができました。また、今回のようなスポーツ教室が地域の小学生の子たちにとってすごく思い出に残るというお話も聞いたので、そういった子たちのためにもリーグ戦優勝をしたいという気持ちがより一層強まったスポーツ教室になりました。

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いかがだったでしょうか。

今回の立教スポーツ教室は、あいにくの雨天により、思い描いていた通りの十分な練習環境とはいきませんでしたが、選手たちが小学生一人ひとりと丁寧に向き合い、基礎的な技術指導から実践を意識したデモンストレーションまで行い、実りある時間となりました。限られた条件の中でも、大学生と直接コミュニケーションをとり、懸命に取り組む子どもたちの姿は、この教室の価値を何よりも物語っていたと思います。

子どもたちと数多くの交流を重ねることができ、私たちにとっても非常に実りある時間となりました。改めて野球が持つ奥深さや魅力を実感すると同時に、競技人口の減少が叫ばれる今だからこそ、今回の体験を通じて一人でも多くの子どもたちが野球に関心を抱いてくれたらと願っています。また、寒さの厳しい中での開催にもかかわらず、ご参加いただき誠にありがとうございました。弊部は来シーズンのリーグ戦優勝、また、皆さまの期待に応えられるチームとなれるよう、日々研鑽を重ねてまいります。明治神宮球場で再びお会いできる日を、心より楽しみにしています。

最後までご精読いただきありがとうございました。

【2年・マネージャー・上田慶太・世田谷学園】

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