2025秋・対早稲田大学戦
TOKYOROCKSをご覧の皆さま、こんにちは!
お久しぶりです。3年マネージャーの堂埜です!
今回は初めて、リーグ戦の試合ブログを担当いたします。
今まではリーグ戦の直前や、東大の試合のない空き週で回ってくることばかりだったので、新鮮で嬉しい気持ちです✨
初めて試合ブログを書くので、拙い文章になっているかもしれませんが、ぜひ最後までお読みください!
早速、秋季リーグ戦の開幕週、対早稲田大学戦を振り返っていきましょう!
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1回表
一死から2番・酒井捷副将(4年/外野手/仙台二)がセンター前ヒットで出塁すると、打席には3番・杉浦主将(4年/捕手/湘南)を迎えます。
1ストライクからの2球目、少し内に入ったボールを捉えると、打球はレフトスタンドへ!
先制のツーランホームランとなりました!
春に続いて、今季も第1号ホームランが東大から飛び出しました!



1回裏
開幕投手を務めたのは、昨季に引き続き渡辺投手(4年/海城)。

立ち上がり、先頭打者にヒットで出塁を許すと、盗塁と犠牲フライで1点を返されます。
しかし、その後杉浦主将が盗塁を阻止し、最少失点で切り抜けます。
2回裏
2回の表を無得点に終わり、リードを保ちたいところでしたが、先頭打者にソロホームランを浴び、同点に追いつかれます。
さすがは4連覇を目指す王者・早稲田大学、簡単には試合の流れを譲ってくれません。
4回裏
4回、まだまだリードを許したくない展開が続きますが、先頭打者にツーベースヒットを許し無死二塁のピンチを招きます。
二死一二塁から、相手打者の放った打球は三遊間を破りレフト前へ…
ランナーは三塁ベースを周り、逆転を許すかと思われましたが、榎本外野手(4年/渋谷幕張)が強いバックホームを見せ、さらに少し逸れた送球を捕った杉浦主将がダイビングで走者にタッチし、見事無失点で切り抜けました!
5回表
2-2の同点のまま迎えた5回、先頭の秋元内野手(2年/市川)が相手のエラーで出塁すると、牽制ミスも重なり、無死二塁のチャンスを迎えます。
二死三塁となり、迎えたバッターは樋口内野手(2年/海城)。
インコースを振り抜き、打球はワンバウンドでレフトフェンスを直撃!タイムリーツーベースで待望の勝ち越しに成功します!

5回裏
ここまで3,4回とランナーを出しながらも粘りのピッチングを見せた渡辺投手ですが、死球から内野ゴロや犠牲フライなどで1点を失います。
この試合の早稲田大学は堅実に得点を重ねる攻撃が印象的でした。
しかし後続を抑え、なんとか同点で後半戦へ折り返します。
6回表
3-3の同点で迎えた6回、死球と大原外野手(4年/県立浦和)の内野安打で一死一二塁のチャンスを作ります。

ここで代打の切り札、工藤内野手(4年/市川)が打席に入りますが、惜しくも得点には結びつきませんでした。
8回裏
両者譲らない展開で迎えた8回、ヒットと犠打で二死二塁のピンチを迎えます。
その後、スリーベースヒットとツーランホームランを許し、3点のリードを奪われてしまいました。
9回表
反撃を目指す9回の攻撃は3番からの良い打順ですが、この回から代わった相手投手を捉えることができません。
二死から代打・門田内野手(3年/松山東)が死球で出塁しますが、後が続かず、敗戦いたしました。

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1回表
昨日の悔しさを晴らし、なんとか3回戦に持ち込みたいと臨んだこの日。
先発を任されたのは江口投手(3年/海城)でした。
リーグ戦初先発でプレッシャーがかかるであろう初回、先頭打者にファースト強襲の内野安打で出塁を許しますが、後続を打ち取り、結果的に三人で早稲田大学の攻撃を終わらせました。

1回裏
昨日に引き続き先制点を奪いたい東大打線、先頭の中山副将(4年/外野手/宇都宮)がライト線へのツーベースヒットを放ち、一気にチャンスを迎えます。

この試合、リーグ戦初スタメンとなった工藤内野手が放った打球は、ショートへの難しいゴロに…
内野安打に相手のミスも絡み、この日も先制に成功します!
しかし後続が倒れ、追加点とはなりません。

2回表
ヒットで2人の出塁を許すと、送りバントや犠牲フライなどを効果的に決められ、2点を失い勝ち越しを許します…。
3回表
リードを広げられたくない展開の中、先頭打者そして2人目の打者も四球で出し、無死一二塁のピンチを背負います。
ここで登板したのは松本慎之介投手(2年/國學院久我山)。春には先発も担い、2年生ながら経験豊富なピッチャーです。
打者の放った打球は、高いバウンドで二遊間に転がるしぶとい当たりでしたが、ショート・樋口内野手が華麗にキャッチ、足を伸ばしてセカンドベースを踏んだ後、一塁に転送し併殺に打ち取りました!
次の打者も見事三振に切って取り、この回を無失点で抑えます。

5回表
先頭打者を打ち取り、続く打者が放った打球は安定した守備を見せているショート・樋口内野手の元へ。
スライディングをしながら難しい打球を処理しますが、惜しくも送球が伸び切らず、出塁を許します。その後ミスなどが絡み一死二三塁のピンチを迎えると、次の打者が放った内野ゴロの間に得点を許し、リードを2点に広げられてしまいます…。
5回裏
なんとか差を縮めたい東大打線。
先頭の秋元内野手がレフト前ヒットで出塁すると、続く青貝内野手(4年/攻玉社)が内角高めの難しいボールに反応して送りバントを成功させ、初回以来のチャンスを作ります!

しかし打線が繋がらず、得点には結びつきません。
7回表
これ以上追加点を許したくない状況の中、二死三塁の場面でマウンドに上がったのは佐伯投手(3年/渋谷幕張)。
杉浦主将に代わってこの日スタメンマスクを被った明石捕手(3年/渋谷幕張)との”渋幕バッテリー”となりました。

迎えた打者を外角の球で見事空振り三振に切って取り、ピンチを凌ぎます!
7回裏
守備の流れをなんとか攻撃に繋げたいところですが、相手投手の好投を前に、なかなかチャンスを作ることができません。
しかし、二死から秋元内野手がこの日3本目となるヒットで出塁すると、続く青貝内野手がショートへの内野安打を放ちます。

チャンスは迎えるもののあと1本が出ず、得点とはなりませんでした。
9回表
両者追加点のないまま迎えた9回。この回から登板した増田投手(4年/城北)が四球と犠打で一死一二塁のピンチを背負います。

ここで東大ベンチが動き、早めの継投で前田投手(3年/熊本)がマウンドに上がりました。
前田投手は落ち着いたピッチングで後続を打ち取り、2点差で最終回に望みを託します!

9回裏
迎えた最終回、先頭は代打・門田内野手。代わったばかりの相手投手の球を見極め、四球で出塁に成功します。
その後四球や内野ゴロで二死一三塁のチャンスを迎えます。
一発逆転サヨナラの可能性もある場面で打席に入ったのは青貝内野手。
初球を積極的に振り抜きますが、惜しくも打球はサード正面、二塁に転送され試合終了となりました。
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いかがでしたでしょうか。
惜しくも勝ち星を挙げることはできませんでしたが、打線が繋がったり、守備の良いプレーが見られたりと、これからシーズンを戦い抜く中で収穫の多い開幕週になったのではないかと思います。
特に守りの面では、2回戦で併殺を3つ成功させたり、杉浦主将・明石捕手がいずれも盗塁を刺したりと、安定感が感じられます。
まだまだ、シーズンは始まったばかり。TEAM2025の「逆襲」をぜひ神宮球場で見届けていただけますと幸いです!
各カードの見どころはこちらの奥畑主務(4年/智辯和歌山)のブログでご覧ください。
今シーズンも弊部への温かいご声援をお願いいたします📣
それでは、またお会いしましょう!