2025秋・対法政大学戦
TOKYOROCKSをご覧の皆さん、こんにちは!
2年マネージャーの山口です。
雑談……早く対法政大学戦を見せろ💢という方は飛ばしてください。
最近寒くなってきて、すっかり秋ですね🍂
(冬じゃねえか!?とツッコみたくなるような寒い日もありますが……。)
秋といえば色んな「〇〇の秋」があります。
【スポーツの秋🍂】
弊部の試合はもちろん、日本シリーズやMLBのポストシーズンで日々スポーツの話題が絶えません(なぜか私の周りが話題にするのは野球だけ……)。なお、私自身は全く「スポーツの秋」を体現していません。流行りのchocoZAPに行ってみようと夏の終わりに誓ってから、もう秋が過ぎようとしています。
【読書の秋🍂】
夏に海外に行った時の飛行機で読もうとしていた『伊豆の踊子』も読んでいないのに、この前授業が休講になってフラフラ立ち寄った書籍部でも本を購入してしまい、積読は溜まるばかり……。
【食欲の秋🍂】
栗とさつまいもを愛する私にとっては納得の「食欲の秋」です。一方でそんな食欲の秋にダイエットを誓った男もいます(※あとで伏線回収します)。
【芸術の秋🍂】
番匠マネージャー(4年/富山中部)は絵がまあまあ得意な私のことを「歩くプリンター」扱いしています🖨️この秋は神宮のグッズ販売時やホームカミングデーの時にインク(=カラーペン)と紙(=裏紙)と電力(=番匠マネージャーのキュートな笑顔)を与えられてグッズの絵を描く機械と化しました。ちなみにとても楽しいです。
なお、私の個人的「〇〇の秋」1位は「ギンナンの秋」です。
去年のブログでもギンナンに対する不満を述べたくらい、どうやら私は他人よりギンナンへの恨みが強いらしい。
イチョウの好きなところ……紅葉が綺麗、生態が原始的で面白い、茶碗蒸しに入っているところ
イチョウの嫌いなところ……ギンナンが臭い、紅葉が綺麗なのはほんの一瞬なのにギンナンは半年臭い、自転車でギンナンを踏んでパチンと弾ける音で青ざめる、そもそも足元のギンナンを避けるのに精一杯で綺麗な紅葉なんて目に入らない
※個人の見解です。(ギンナン農家さんへ、食べる方は好きです。)
ちゃっかりギンナン農家さんへのフォローを入れてしまうくらいにはコンプライアンスを気にしがちな私ですが、たまには攻めた雑談を書いてみようと思い立ち、普段の恨みつらみを述べてみました。
文才がないのでギンナンは落ちてもオチはありません。
ここまで読んでくれた方、申し訳ございませんでした。
それでは対法政大学戦を振り返っていきましょう!
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この日はあいにくの雨模様。
最高気温が14度に満たない寒さと雨が選手と観客の体温を奪います。
先発は今季すでに対慶應義塾大学1回戦で1勝している松本慎之介投手(2年/國學院久我山)。
[雨はそんなに嫌じゃないと試合後のインタビューに答えていました]
なお、今カードから開幕戦の負傷の影響により離脱を余儀なくされていた杉浦主将(4年/捕手/湘南)が代打要員としてベンチ入りしました!頼れる主将がベンチ入りし、最終カードで勝ち点獲得を狙うチームの士気も上がります。
[六大学一カメラに抜かれていたボールボーイ]
1回表〈法政大学の攻撃〉
松本慎之介投手は2アウトからヒットとフォアボールで満塁とされますが、続く打者を三振に打ち取り、ピンチを脱します!
1回裏〈東京大学の攻撃〉
東大は1番バッター伊藤滉一郎外野手(3年/県立千葉)がいきなりライトオーバーのツーベースヒットで出塁!
[対立教大学戦では9打数4安打するなど、当たっている男]
2番明石捕手(3年/渋谷幕張)は絶妙なバントヒットを決めます!さらに相手ピッチャーの悪送球を誘い、その間にランナーが生還します。
[幸先の良い展開]
3番中山副将(4年/外野手/宇都宮)の打席で、1塁ランナー明石捕手は盗塁。中山副将の内野ゴロが進塁打となり、1アウト3塁とします。
何としてもランナーを返したい場面、この試合4番に座った秋元内野手(2年/市川)は粘りを見せるも惜しくも三振。
2アウトになり、迎えるバッターは荒井慶斗内野手(2年/宇都宮)。
見事レフト前に運びます!
初回は2点を先制しました。
2回表〈法政大学の攻撃〉
初回はピンチを背負った松本慎之介投手ですが、味方の援護を受け、2回は落ち着きのあるピッチングを見せます。
2つの三振を奪い、三者凡退に抑えます!
2回裏〈東京大学の攻撃〉
先頭の樋口内野手(2年/海城)は三遊間を破るヒットで出塁します!
[2回続けて先頭打者の出塁]
ここで迎えるのは酒井捷副将(4年/外野手/仙台二)。野球人生の集大成として法政戦に臨みます。
2球目を捉えた鋭い打球は、見事に一塁線を破る酒井捷副将らしいツーベースヒットとなります!
[復活の酒井捷。深い深いガッツポーズ]
ノーアウト2,3塁のチャンスでバッターは松本慎之介投手。バッティングも良いピッチャーです。来年からは東京六大学野球でもDH制が導入されるため、彼に残された打席は数少ない中、ぜひとも初安打初打点を記録したい場面✨
センターに抜けるかという打球は惜しくもセカンドライナー。
[悔しい……]
続く青貝内野手(4年/攻玉社)は3塁ランナーを返す打点つきのセカンドゴロ。
[素晴らしいチームバッティング!]
この回は1点を追加し、3-0としました。
4回表〈法政大学の攻撃〉
3回表は危なげなく三者凡退に抑えた松本慎之介投手でしたが、この回はエラーも絡み1点を失い、2点差とされます。
5回表〈法政大学の攻撃〉
攻撃陣は3,4回にチャンスを作りながらも得点ができていない中、守備から流れを作っていきたい場面。
先頭は内野安打で出塁を許しますが、続く打者の打ったゴロはセカンド正面。セカンド秋元内野手とショート樋口内野手の2年生二遊間で4-6-3のダブルプレーに仕留め、同期の松本慎之介投手を助けます!
次の打者も難なく抑え、三者凡退。攻撃へ繋げます!
5回裏〈東京大学の攻撃〉
先頭打者の中山副将が四球を選びます。
[溢れ出る貫禄]
1アウト1塁から、荒井慶斗内野手がレフト前ヒットで出塁!
2アウト1,2塁で迎えるのは第1打席でツーベースを放っている酒井捷副将。
捉えた打球は右中間を抜ける走者一掃のタイムリースリーベースヒット!!!!
最終カードで、「神宮の男」が輝きを取り戻します!
※リンクは酒井捷副将の『僕の野球人生』です。ぜひお読みください。
続くバッターの松本慎之介投手はあわや内野安打という当たりを放ちますが、安打とはならず。
この回は2点を追加しました。
7回裏〈東京大学の攻撃〉
6,7回も松本慎之介投手が無失点に抑え、迎えた7回裏。
1アウトから樋口内野手が四球を選び出塁、続く酒井捷副将も本日3本目のヒットで1,2塁とします。
バッターボックスには松本慎之介投手に代わりピンチヒッターとして杉浦主将が打席に立ちます。
結果はダブルプレーとなりますが、主将の復帰にスタンドが盛り上がりました!
8回表〈法政大学の攻撃〉
7回自責0で降板となった松本慎之介投手に代わって、渡辺投手(4年/海城)がマウンドに立ちます。
[エースがリリーフ登板]
死球で出したランナーを返されますが、最少失点に留めます。
9回表〈法政大学の攻撃〉
前の回に続いて渡辺投手が9回のマウンドに上がります。
3点差を守り抜けば勝利となります。
[緊張の場面]
先頭の出塁を許しますが、見事後続を断ち無失点。嬉しい今季2勝目を掴みました!!
前日の日曜日に予定されていた試合が雨天順延となり、月曜日に勝ち点のかかった2回戦が開催されました。
1回表〈東京大学の攻撃〉
2アウトから中山副将がツーベースヒットを放ちます!
[呼吸をするように安打を放つ中山副将]
しかし続く打者が倒れ、無得点に終わります。
1回裏〈法政大学の攻撃〉
先発渡辺投手は安定した立ち上がりを見せ、三者凡退に斬ります!
3回裏〈法政大学の攻撃〉
1回2回を三者凡退に抑えた渡辺投手は3イニング目に入ります。
先頭打者にツーベースヒットを浴び、犠打で1アウト3塁のピンチとなります。
しかし、続くバッターの打席で飛び出した3塁ランナーをアウトにすると、そのバッターも三振に斬り、ピンチを脱します。
5回裏〈法政大学の攻撃〉
攻撃陣は相手先発の好投を前に初回以来ランナーを出せず、守備から流れを呼び込みたい場面。
渡辺投手は先頭から2連続のヒットでピンチを背負い、タイムリーを浴び、1点を失います。
ピンチは続き、1アウト2,3塁の場面。相手バッターが打った打球はショート正面に飛び、見事ライナーゲッツーに仕留めます!
最少失点に抑えました。
6回表〈東京大学の攻撃〉
先頭打者の渡辺投手に代わって、杉浦主将が打席に入ります。
粘りますが、サードゴロに倒れます。
後続も絶たれ、三者凡退に終わります。なかなかチャンスを作ることができません。
6回裏〈法政大学の攻撃〉
この回からは江口投手(4年/海城)がマウンドに上がります。
ツーランホームランを浴び、点差を3点に広げられます。
7回裏〈法政大学の攻撃〉
ノーアウト1,3塁をピンチから、佐伯投手(3年/渋谷幕張)がマウンドに立ちます。
パスボールで1点を失いますが、後続を断ちます!
8回裏〈法政大学の攻撃〉
マウンドに上がったのはリーグ戦初登板となる持永投手(4年/駒場東邦)。
直前のOP戦で結果を残し勝ち取った待望のリーグ戦デビューで、スタンドを沸かせます!
この回1点を失いましたが、明石捕手が盗塁を刺して9回の攻撃に移ります。
9回表〈東京大学の攻撃〉
後がない9回表、先頭の代打工藤内野手(4年/市川)が一二塁間を抜くヒットを放ちます!
反撃を開始したいところでしたが、後続が倒れ無得点。
わずか2安打で完封負けを喫しました。
ここまで1勝1敗、勝利すれば勝ち点獲得となる試合です。
1回表〈法政大学の攻撃〉
先発のマウンドには土曜日の1回戦で今季2勝目をあげている松本慎之介投手。
1点を失い1アウト3塁の場面、センターフライでタッチアップを狙った3塁ランナーを酒井捷副将の好返球で見事にアウトに仕留めました!
1回裏〈東京大学の攻撃〉
2アウトから中山副将がヒットで出塁!
[本当に呼吸をするようにヒットを量産する中山副将]
4回表〈法政大学の攻撃〉
2回3回に合わせて3点を追加され、ピッチャーはエース渡辺投手に代わります。
ピンチを背負いますが、強打者松下内野手(法政大学/4年)を内角に投げ切った直球で見逃し三振に取り、無失点に抑えます!
[アツい勝負でした🔥]
4回裏〈東京大学の攻撃〉
2アウトから荒井慶斗内野手が二遊間を抜くヒットを放ちます。
後続は3連続四球をもぎ取り、押し出しで1点を返します。
6回表〈法政大学の攻撃〉
5回にソロホームランで1点を失った渡辺投手はこの回もピンチを背負い、3点を失って降板します。
エースの後を投げるのは佐伯投手。
見事後続を打ち取り、追加点を許しません。
7回裏〈東京大学の攻撃〉
7回表も佐伯投手が抑え、迎える裏の攻撃。
東大は工藤内野手、杉浦主将の代打攻勢を仕掛けますが、三者凡退に終わります。
8回表〈法政大学の攻撃〉
この回からは江口投手が登板。
先頭に四球を与えた後、ツーランホームランを浴び、点差を9点とされます。
9回表〈法政大学の攻撃〉
マウンドに上がるのは今季初登板となる山崎投手(4年/渋谷幕張)。
ランナーを背負いますが、ダプルプレーもあり、無失点で最後の登板を終えます!
9回裏〈東京大学の攻撃〉
後がない中、我らが打撃長・大原外野手(4年/県立浦和)が代打として打席に立ちます。
結果はショートゴロ。
チーム目標であった勝ち点獲得を果たすことができず、無念の敗戦となりました。
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エピローグ
最終戦の後には神宮でのセレモニーや4年生の胴上げで4年生の引退を惜しみました。
余談:SNSでバズっている山本考マネージャー(4年/海城)は当初120kg程度あった体重を決死のダイエットで98.9kgまで減らすことに成功。胴上げする側に危険が及ぶため、100kgを下回れなかった場合は胴上げを辞退するとして9月から減量に挑戦していました。満たされない食欲に苦しまされながらも目標値に辿り着き、見事胴上げされることができました。(最初の『雑談』の伏線を回収しました。)
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昨年に続きシーズン2勝を達成したTEAM2025でしたが、目標の勝ち点獲得までには及びませんでした。
しかし、着実に一歩ずつ、東大野球部は「勝てるチーム」になっています。
杉浦主将が説いてきた「勝利という結果にこだわる姿勢」は3年生以下の部員にも浸透し、今年のチームで得た全ての経験が来年以降の糧となっていきます。
注目度の高い選手が多かったこともあり、皆さんに今までにないほど応援していただいた今年のチームはこの最終戦をもって幕を閉じましたが、来年以降の東大野球部の躍進も、引き続き興味を持って温かく見守っていただけますと幸いです。
これからも応援のほどよろしくお願いします。
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次回のブログは福田マネージャー(1年/東筑紫学園)が部員の母校自慢を紹介します。お楽しみに!
主将 












































