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主将 杉浦 海大
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俺の母校のここがすごい!

TOKYOROCKSをご覧の皆さん、こんにちは!
1年マネージャーの福田です。

 

前回ブログを書いてから気づけば4ヶ月ほど経ってしまいました。その間に長い夏休みも終わり、秋のリーグ戦も終わり、4年生も引退し、、、時の流れは早いものです。

 

さて、6月に書いた新入生紹介〜投手編〜の冒頭で僕はこんなことを言っていました。
「授業サボりすぎ!単位やばくね!?」

6月の時点で授業をサボりまくっていた僕は単位がもらえるか非常に怪しかったのです。
では実際前期の単位はどうだったのか、結果発表といきましょう!

見事!必修科目は単位を全部取ることができました!!(え?必修以外はどうだったのかって?それは聞かないお約束です)

いやー危なかったです。人間追い込まれると頑張れるもので、後1回休んだら終わりという状態から1ヶ月半無欠席で耐えることができました。なら初めからちゃんとやれという話です。

そんなギリギリの前期を過ごし、流石に危機感が芽生えた僕はちゃんとやろうと決意したのですが、そんな決意は長い夏休みで、覚えたはずのスペイン語の活用とともに頭から消え去りました。
後期が始まってまだ1ヶ月ですが、早くも危ない科目がちらほらとあります。しかしここからが腕の見せ所。火事場の馬鹿力で乗り越え、次のブログでは良い報告をするので楽しみに待っておいてください!

 

さてさて、6月のブログで僕はこんなことも言っていました。
「今年も当たり前のことですがホークスが優勝します」

 

今年のプロ野球の結果は皆さんご存知の通り、福岡ソフトバンクホークスの優勝&日本一です!!!
うおおおホークス最高!ホークス最高!ホークス最高!皆さんもホークス最高と叫びなさい!!
見事予言が的中しました。最高です。特に柳田選手のポストシーズンの活躍には痺れました。何年経ってもスーパースターはスーパースターのままですね。

(先日部内ホークスファンで撮った写真。左から江口投手(3年/海城)井之口内野手(4年/ラ・サール)前田投手(3年/熊本)吉田投手(4年/明善)、僕。今見返すと僕だけポーズを間違えています。)

 

さてさてさて、雑談はこの辺りにしておいて、本題に入りましょう!
今回のブログはフリートーク、お題は自由とのことでしたので個人的に気になるこのお題
「みんなの母校自慢」でいこうと思います。東大野球部員の出身校と言えば錚々たる進学校がずらりと並びます。そんな母校の自慢、気になりますよね。さっそく聞いていきましょう!

・・・・・・・・・・・・・・・

日比谷高校
朝マネ部屋にいくと1番に鏡(1年/アナリスト/日比谷)がやってきました。さっそく日比谷高校の自慢を聞きます!

「日比谷高校の自慢?立地がいいことと卒業生に大物が多いことかな」

日比谷高校はなんと国会議事堂のすぐそばにあります!確かにすごい立地ですね。

「大物卒業生って例えば?」
「夏目漱石、谷崎潤一郎、横山大観、、あと俺」
文字通り大物の卒業生が多いですね。教科書に出てくるような偉人ばかりです。鏡もきっと将来教科書に載るのでしょう。

矢田貝さん(2年/内野手/日比谷)にも会えたので母校自慢を聞いてみました。

「天才打者矢田貝を輩出したことかな」
どうやら日比谷高校の卒業生は自信家が多いようです。他にも日比谷高校のグラウンドはかなり広いという話も出ました。

康平さん(松本康平/2年/捕手/栄光学園)曰く、
「東大球場は日比谷グラウンドと比べて狭すぎるから矢田貝は本気を出せない。普段練習の時は2割の力で打っている。今日は4割で打ったところ柵越えを連発していた」
とのことです。矢田貝さんにとっては神宮球場も狭すぎるのかもしれません。
(政治家っぽい写真撮らせてとお願いしたら応じてくれた鏡。これが数十年後歴史の教科書に載る顔です)

 

 

早稲田高校
お次は早稲田高校です。小美野(1年/外野手/早稲田)加藤(1年/外野手/早稲田)に会えたので聞いてみます。

小美野「早稲田高校って早稲田大学より先にできたんだよ」

そうなの!?ちょっとびっくりしました。調べてみると早稲田高校は1895年創立。早稲田大学は前身の東京専門学校こそ1882年創立ですが、早稲田大学という名前になったのは1902年。早稲田の名を先に冠したのは高校ということになります。

そんな歴史もあり早稲田高校生にはプライドがあるようで

小美野「早稲田大学に推薦で行かせてもらってるんじゃなくて、俺らが早稲田大学に行ってやってる」

どうやら早稲田大学<早稲田高校という構図があるようです。加藤にも聞いてみると

加藤「紺碧の空も都の西北も歌わない。だって俺らの方が先だもん」

なるほど校歌なども別にあるんですね。

加藤「でもコンバットマーチは使ってる笑。俺高校の時応援歌コンバットマーチだった」

そこは同じなんかい!と突っ込みたくなりますが、それだけ良い応援歌ということでしょう。
(左から加藤、小美野。今は同期の2人ですが、小美野は加藤の高校の先輩ということになります)

 

北野高校

加藤に話を聞きに1年部屋に行ったら紺谷(1年/外野手/北野)もいたので自慢を聞いてみます。初めて彼の名前を聞くという方も多いのではないでしょうか。紺谷はこの秋に新しく入部してくれました。もともとアメフト部だったということもあり、他の部員に負けず劣らずのがたいをしています。

「北野高校には屋外50mプールがあるねん。授業では25mしか泳がんけど、水泳大会の時に使う」

50mプールとはすごいですね。普通は25mだと思います。25mすら泳ぎきれない僕にとっては地獄の環境です。

「あと縄跳びをガチの縄でやる。素材がプラスチックとかじゃなくて、ガチで縄」

普通学校の縄跳びってプラスチックのロープでしますよね。大縄跳びとか綱引きはしっかりした縄でやりますけどね。ガチ縄でやる縄跳び、気になります。1回跳んでみたいです。


(凛々しい顔の紺谷。これから写真も増えていくことでしょう)

 

宇都宮高校
慶斗さん(荒井慶斗/2年/内野手/宇都宮)小島(1年/外野手/宇都宮)に話を聞いてみました。

荒井「うちはグラウンドに線路が走ってるんだよね」

と衝撃の発言が。グラウンドに線路が走ってる?一体どういうことでしょうか。

航空写真で確かめてみました。よく見ると野球場があるグラウンドとラグビー場の間に線路が走っています。すごい立地ですね。ちなみにラグビー場はラグビー部も使っていない無人の土地らしいです。

荒井「電車に打球が着弾したこともあるとかないとか」

写真を見る限り本当だとしたらとんでもない飛距離です。本気を出した矢田貝さんくらいしか実現できないのではないでしょうか。

グラウンドの話はさらに続きます。

小島「グラウンドの敷地はめっちゃ広い。たしか日本一。でも色んな部活が使うから野球部が使える範囲はそんなに広くないんだよね笑」

荒井「そうそう。それで金属バット使うと危ないから練習では竹バット使ってる。竹バットのおかげで図らずとも強打者を輩出してる笑」

宇都宮高校出身の選手といえば中山さん(4年/外野手/宇都宮)を筆頭に、慶斗さん、小島と強打者ばかりです。その秘訣は竹バットにあるのかもしれません。

(左から小島と慶斗さん。この2人と小林(1年/マネージャー/宇都宮)は高校同期にあたります)

 

修猷館高校
我らが福岡一の公立高校である修猷館高校の自慢を榎さん(2年/アナリスト/修猷館)に聞いてみました。

「県下一の名門校。自慢なんていくらでもありますよね?」
「もぉちろん!まずやっぱり応援歌指導。1年生が応援歌10曲くらい覚えるまで上級生にみっちりしごかれるんだけど、厳しすぎて毎年3人は倒れる。あとは1時間くらい続く黙想。長すぎて途中で人が倒れてきてドミノになる」

人が倒れてばかりですが、福岡って感じで落ち着きますね。僕は今福岡県人寮という福岡を煮詰めたような場所で暮らしていますが、僕の寮でも挨拶指導といって、1年生がひたすらしごかれるイベントが存在します。(コンプラ重視で消えつつあります)

「このままだと修猷館がやばい学校だって印象しか残りませんよ。良い面はないんですか?」
「修猷館は行事に力入れてるんだよね。大運動会と大文化祭が両立してる。大運動会は3ヶ月前くらいから準備を始めて、夏休みもずっとその準備してる。もちろん3年生も。だから俺の夏休みの総勉強時間は10時間くらい」

果たして良い面なのか怪しいラインですが、行事は楽しそうですね!よく受験の天王山と言われる夏休みにほとんど勉強しないのは驚きです。それでも高い合格実績を誇るのですから流石県下一といったところでしょうか。

(応援歌指導の構えを取る榎さん。かつてを思い出しているのか緊張感のある表情。後ろに見えるのはサブリミナルワンさん(中井/3年/アナリスト/金沢大附))

 

筑波大附属高校
続いて田崎(1年/内野手/筑波大附)につくふの自慢を聞いていきます。

「やっぱり悠仁の話になっちゃうよねぇ〜」

そう、僕らの代のつくふと言えば今は筑波大学に通っておられる悠仁親王が在籍していたことで有名です。母校の自慢を聞くはずが、自然と悠仁様の話になっていきます。

「悠仁は秋篠宮が名字扱いになるから、出席番号1番だった」「古文の先生からは「やんごとなきおかた」と呼ばれていた」

などなど悠仁様の面白い話がたくさん聞けました。しかし田崎の話はこれで終わりません。

「本来つくふの主役は俺のはずだったのに、悠仁に取られちゃった」

なんと田崎は悠仁様に話題を奪われてしまったそうです。これから東大野球部でたくさん話題を作って欲しいですね。
(俺が主役!という顔をしている田崎。心なしか皇族みたいな髪型になっています)

 

・桜蔭
なめこさん(山口莉奈子/2年/マネージャー/桜蔭)に桜蔭の自慢を聞いたところこんなことを言っていました。

「桜蔭の自慢なんてない」「桜蔭の卒業生は母校愛がない」「高校同期の結束感もない」

桜蔭といえば女子御三家の一角。天下の名門校というイメージです。母校愛がないなんてことがあるのでしょうか。なめこさん個人の問題なのでは?という疑いがあるので、聡子(藤井/1年/マネージャー/桜蔭)に確認してみました。

「あー確かに桜蔭生は桜蔭愛弱いね」

どうやら本当のことっぽいです。驚きました。なぜ桜蔭生に母校愛が弱いのか、というテーマで誰か研究してくれないでしょうか。僕はやりません。ちなみに同期の結束感については

「それはうちらの代が仲悪かっただけ。仲良い学年もあるよ」

桜蔭生がみんな仲悪いわけではないみたいです。安心しました。それとなめこさん個人の問題でもなかったようです。疑ってごめんなさい。


(左から聡子となめこさん。野球部が誇る美人コンビです(諸説あり)。この謎ポーズは桜蔭伝統の稲穂の気持ちになって踊るダンスの一部だそう(諸説なし))

 

・麻布高校

女子御三家の次は男子御三家!ということで富田(1年/投手/麻布)に自慢を聞いてみます。

「麻布の卒業生はみんな母校愛が強い!それが自慢かな」

さすが天下の名門校です。ちょっと気になったので同期との仲についても聞いてみました。

「同期との結束感めっちゃ強いよ」

母校愛が強く同期仲も良い、、桜蔭と正反対で面白いですね。風の噂で桜蔭生と麻布生は付き合う人が多いと聞いたのですが、正反対だからこそ逆に相性が良かったりするのでしょうか。

 

札幌西高校

僕がブログを書いていると石田さん(3年/マネージャー/札幌西)が近づいてきて、自ら札幌西高校の自慢を語ってくれました。

「札幌西は校舎の形が上から見るとWになってるんだよね。そのせいで冬は暖房が効かないし、夏は冷房が効かない」

札幌というと、冬は非常に寒い代わりに夏も暑いイメージですが大丈夫なのでしょうか。

札幌西高校は道内有数の進学校。自由度が高い校風なようで

「イベントが充実してる。定番の運動会、文化祭、修学旅行に加えて、球技大会やスキー研修、炊事遠足とか色々ある」

なまらおもしろそうだべさ!!石田さんの軽快なトークは続きます。

「運動会にはお弁当スペシャルっていうのがあるんだよ。前日の昼休みに男子が女子に「明日お弁当作ってきて欲しいです!」ってお願いすること。もしダメだったら弁当じゃなくてネギをもらう。あと運動会ではコスプレするよ」

学校生活キラキラしすぎでしょ!漫画みたいです。さっきの修猷館とのギャップがすごいですね。
コスプレをするとのことでしたが、石田さんは警察官のコスプレをしたそうです。残念ながら石田ポリスの写真はありません。

「あと何といっても外せないのが実行精神だね。『やることはやる やるときはやる やれるだけやる』っていうモットーが校訓とは別にある。素晴らしくない?」

確かに素晴らしい心がけです。しごでき石田マネージャーの源泉はこの実行精神にあるのかもしれません。ちなみに僕の母校東筑紫学園にも『筑紫の心』という素晴らしい精神がありますが、あまりマネージャー業の役には立たないと思います。


(高校時代の石田さん。今では大人の色気に溢れる石田さんですが、この頃は可愛らしいですね)

 

 

東筑紫学園

最後に我が母校東筑紫の自慢をしましょう!たくさんありすぎて何から書くか迷いますね〜

まずは学業面でしょう。なんとここ数年で東大文系に落ちた人がいません!現役合格率は筑波大駒場を超える脅威の100%です!!(4人中4人)

学校の偏差値の幅が広いことも自慢ですね。「みんなの高校情報」というサイトによると我が母校の偏差値は42ー62となっています。実際には42どころじゃない人も62どころじゃない人もいるので、もっと幅広いです。多種多様な人と交流できる素晴らしい学校でした。

 

学校生活の面では、、そうですね。うーん自慢、、自慢かー。あ、修学旅行は素晴らしいです!
(コロナがなければ)中学ではオーストラリアに行けますし、(コロナがなければ)高校ではハワイに行くことができます!実際に自分の代が行ったのは大分と東京ということは置いておいて、結構いい感じじゃないでしょうか。

 

あとグラウンドの狭さも自慢です!狭すぎて野球部は学校のグラウンドでは練習できないので、学校が所有するグラウンドまで行って練習していました。そのせいで中学生が入部することができず、僕が野球を辞める理由になりました。しかし今は中学にも軟式野球部ができたそうです!どこで練習しているのかは疑問ですが、野球少年が野球を続けられる環境が整ってきたのは素晴らしいこと。これこそ自慢です。

(高校時代の僕。この頃は生徒会長なんてこともやってました)

・・・・・・・・・・・・・・・

ということで皆の母校自慢でした!いかがだったでしょうか。有名な学校の色々な話が聞けて面白かったですね。今回のブログでは紹介しきれなかった話もたくさんあるので、機会があれば母校自慢ver2を書こうと思います!

最後までお読みいただいた皆さん、ありがとうございました!

次回のブログはなめこさんが秋季フレッシュトーナメントについて書いてくれます!お楽しみに!

福田隆世(1年/マネージャー/東筑紫学園)

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