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【Weekly MGR】vol.151~春季フレッシュトーナメントの振り返り~

こんにちは!2年生マネージャーの中井晴太(スポ・早稲田佐賀)です。

気温もぐんぐんと上がり、日差しが肌を刺す夏本番のような暑さが続いています。グラウンドでは汗が滝のように流れる中、それでも選手たちは声を掛け合いながら、蒸し暑さに負けない熱量で、ひたむきに練習に取り組んでいます!

さて今回は、先日神宮球場で行われた春季フレッシュトーナメントの試合の様子と、指揮を執った学生コーチ2名へのインタビューをお届けします。

まずは試合を振り返ります。


6月5日(木)
●早稲田大学6-8法政大学
H 400 004 000=8
W 000 014 100=6

【戦評】

1回表 この日先発の佐宗翼(1年・投・スポ・星稜)が5連打を含む6安打を許し、4点を失います。しかし、2回以降は粘りのピッチングを見せ、得点を与えません。

2回以降相手打線をゼロに抑えるピッチング(佐宗)

5回裏 山本蒼空(2年・内・商・早稲田実)がセンター前ヒットで出塁すると、続く佐藤寛也(2年・外・政経・早大学院)のタイムリーツーベースヒットで1点を返します。

センター前ヒットで出塁する(山本)


右中間へのタイムリーツーベースヒットを放つ(佐藤寛)

6回表 長打2本を含む3連打で、4点を失います。

6回裏 尾形樹人(2年・捕・スポ・仙台育英)がレフト前ヒットで出塁します。ランナーを溜めると黒須真太朗(2年・外・人間・日大鶴ケ丘)が低めの変化球を拾い、センターへのタイムリーヒットを放ちます。続く代打、原口汰士(2年・外・商・早稲田摂陵)が相手のミスを誘う、セカンドへのフィルダースチョイスで追加点を奪います。さらに、佐藤寛のレフト前タイムリーでこの回4点を返します。

レフト前ヒットでチャスメイクをする(尾形)


センターへのタイムリーヒットを放つ(黒須)


追加点を奪う一打を放つ(原口)

7回裏 髙橋海翔(2年・内・スポ・山梨学院)が右中間を破るツーベースヒットで出塁すると、続く尾形のライト前タイムリーヒットで、1点を返します。

右中間を破るツーベースヒットを放つ(髙橋海)

9回表 この回からマウンドに上がった小松龍一(1年・投・スポ・花巻東)が1回2奪三振の快投で9回裏の攻撃に繋げます。

2奪三振を奪う好投(小松一)

9回裏 小松一の好投もむなしく、三者凡退で敗戦します。

6月6日(金)
●早稲田大学6-7x慶應義塾大学
W 010 001 310=6
K 000 001 501x=7

【戦評】

1回裏 この日先発のマウンドに上がったのは、髙橋煌稀(2年・投・スポ・仙台育英)。相手の慶應義塾大学には、2023年の甲子園決勝にて仙台育英高校と戦った慶應義塾高校の出身者も多く、2年越しのリベンジマッチとなりました。因縁の相手を前に、6回1失点の好投を見せました。

6回1失点の好投を披露(髙橋煌)

2回表 湯浅桜翼(1年・内・スポ・仙台育英)がレフト前ヒットで出塁すると、続く黒須、深谷空(2年・内・文構・早稲田実)もヒットで繋ぎ満塁とし、佐藤寛が押し出しの四球を選んで1点を先制します。

チャンスを広げるヒットを放つ(深谷)

6回表 山本のライトへの大きなホームランで、1点を追加します。

ライトへの豪快なソロホームラン(山本)

6回裏 連打を浴び、1失点します。 

7回表 先頭の髙橋海が四球を選び、湯浅のタイムリーヒットで追加点を奪います。その後代打の箭原裕太郎(2年・内・教育・早稲田実)がライトへのタイムリーヒットを放ち、四球も絡んでこの回3点を追加します。

ライトへのタイムリーヒットを放つ(箭原)

7回裏 この回からマウンドに上がった小松一が連打を浴び、5点を失います。

8回表 先頭の髙橋海がサードへの内野安打で出塁、悪送球の間に2塁まで進むと、またも湯浅の右中間へのタイムリースリーベースで1点を返し、同点とします。

この日3安打の猛打賞(湯浅)

8回裏 この回からマウンドに上がった岡村遼太郎(2年・投・教育・早大学院)が1回2奪三振の快投を見せ、9回の攻撃に繋げます。

2奪三振を奪う快投(岡村)

9回表 岡村の力投に応えたいところでしたが、打線は繋がらず三者凡退に終わります。

9回裏 最後まで粘りを見せましたが、ツーアウトからの連打を浴び、悔しいサヨナラ負けを喫しました。

ここからはフレッシュリーグで指揮を取った学生コーチ2名のインタビューをお届けします。

1人目は武藤真吉(3年・学コ・社会・早大学院)です。

―神宮で指揮を執ってみてどうでしたか?
初めての経験で、とても緊張しました。自分がプレーするわけではないぶん、ベンチで選手に声をかけることしかできず、より緊張感がありました。試合を通して多くの課題も見つかり、非常に有意義でした。

―フレッシュトーナメントに出場した野手で、印象に残った選手はいますか?
佐藤寛也です。初戦は軽度の熱中症になり、まさか自分が背負ってベンチまで連れて行くことになるとは思いませんでした。しかし翌日は回復し、二戦ともよく活躍してくれました。

―今後の意気込みを教えてください。
浮かび上がった課題を、夏の間にしっかり克服し、より強くなって帰ってきます!

2人目は岩崎慎之助(3年・学コ・社会・成田)です。

― 神宮で指揮を執ってみて、いかがでしたか?
交代のタイミングの難しさを実感しました。また、キャッチャーやピッチャーとのコミュニケーションの重要性を改めて感じました。

― フレッシュトーナメントで登板した投手の中で、印象に残った選手はいますか?
髙橋煌稀です。力強いピッチングが非常に印象的で、今後が楽しみな選手だと感じました。

― 今後の意気込みを教えてください。
フレッシュトーナメントでの勝利が最終目標ではなく、やはりその先のリーグ戦の舞台で結果を出すことが、各選手にとって本当の目標だと思います。そこをしっかり見据えて、これからも努力を続けてもらいたいです。ただ、どんな試合であっても、負けていい試合はありません。秋こそは、勝ちにこだわって戦っていきます。

以上、春季フレッシュトーナメントの振り返りと学生コーチへのインタビューとなります。
この2試合を通して得た課題や収穫を糧に、チーム全体としても、個々としてもさらにレベルアップし、秋に向けて準備を進めてまいります。
今後とも温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。
来週もお楽しみに!