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【Weekly MGR】vol.154~第45回日米大学野球選手権大会~

こんにちは!主務の北嶋晴輝(4年・スポ・早稲田佐賀)です。

全国的に厳しい暑さが続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

弊部は、昨日より夏季オープン戦がスタートしました!初戦となった筑波大学戦では12-3と快勝し、素晴らしいスタートを切ることができました。ただ、守備面では課題も見つかったため、今後のオープン戦を通じて一つひとつ改善していきたいと思います。

さて、今回のブログでは、7月8日(火)〜13日(日)に開催された「第45回日米大学野球選手権大会」についてお届けします。この大会は2年に一度、アメリカと日本で交互に開催されており、今年は日本開催でした。

弊部からは、伊藤樹(4年・投・スポ・仙台育英)宮城誇南(3年・投・スポ・浦和学院)の2名が日本代表に選出され、日の丸を背負って戦いました!

結果はなんと5戦全勝での優勝!大会3連覇を達成しました。
以下、各試合の結果です。

【試合結果】

●第1戦:2025年7月8日(火)18:00 エスコンフィールドHOKKAIDO

123456789
アメリカ0000010001
日本00302100X6

●第2戦:2025年7月9日(水)18:00 エスコンフィールドHOKKAIDO

123456789
日本0024200008
アメリカ0000010001

●第3戦:2025年7月11日(金) 17:00 HARD OFF ECOスタジアム新潟

123456789
アメリカ0000000000
日本00101000X2

●第4戦:2025年7月12日(土)12:00 HARD OFF ECOスタジアム新潟

123456789
日本2110200006
アメリカ0200000215

●第5戦:2025年7月13日(日) 17:00 明治神宮野球場

123456789
アメリカ0110111005
日本20004000X6

伊藤は2試合に先発し合計9回3失点、宮城は2試合に登板し3者連続三振を奪うなど、活躍いたしました!

今回は、大会を終えた2人にインタビューも行いましたので、ぜひご覧ください!

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【伊藤樹】

――去年に引き続き、代表のユニフォームに袖を通したときの気持ちはどうでしたか?
日本代表という重みを改めて感じましたし、「今年も頑張ろう」という気持ちが自然と湧いてきました。

――マウンドに立ったとき、どんなことを考えていましたか?
第1戦の登板では、緊張というより、不安や心配のほうが大きかったです。でも、結果的に良いピッチングができて安心しました。

――この大会を通じて、自分自身の成長を感じた部分はありますか?
第1戦でいいピッチングができて、チームに良い流れをもたらせたことが自信になりました。チームに勢いをつけられた登板だったと思います。

――海外の選手と戦って、自分の課題や強みをどう感じましたか?
変化球の重要性やコントロールの精度の大切さを改めて感じました。コントロールさえ間違えなければ、打たれないと感じておりました。ただ、甘く入ったボールはすぐにヒットにされてしまうし、リーグ戦ではファウルになるような球も、アメリカ代表の選手にはヒットゾーンに飛ばされました。レベルの高さを痛感しました。

――今回の経験を、今後のリーグ戦や将来にどう活かしていきたいですか?
日本代表としての責任感や自覚を持って、プレーしていきます。代表として過ごした時間が、自分の気持ちをさらに引き締めてくれました。

――代表チームで、特に仲が良かった選手は誰ですか?
部屋が一緒だった亜細亜大学・山城京平選手と、よくキャッチボールをした青山学院大学・中西聖輝選手が特に仲がよかったです。休憩時間によく話してリラックスして過ごせました。

【宮城誇南】


――今大会で登板した中で、特に印象に残っている場面や対戦した打者はいますか?
第2戦で登板した際に対戦した、チョロウスキー選手との勝負が特に印象に残っています。事前に「強打者だ」と聞いていたので、かなり緊張しました。その中で三振を取れたことは、自分にとって大きな自信になりました。

――大会全体を振り返って、自分自身のピッチングをどのように評価していますか?
正直に言えば、課題の多い大会でした。北海道での第2戦では自分らしいピッチングができたのですが、新潟での第4戦では不甲斐ない投球内容になってしまいました。他の日本代表の投手たちと比べて、制球力や真っ直ぐの強さなど、もっと成長していく必要があると強く感じました。

――他大学の選手と過ごす中で、刺激を受けたことや印象的だったことはありますか?
本当に多くの刺激を受けました。特に日本代表の投手陣のレベルの高さには驚かされましたし、それぞれが自分のスタイルにこだわりを持っていて、自分にはない視点をたくさん学ぶことができました。食事の取り方やアップの方法など、細かいところまで参考になりました。

――海外の選手と対戦して、日本との違いや課題を感じたことはありますか?
一番強く感じたのは、アメリカ選手の「スイングの強さ」です。日本の打者とはタイミングの取り方も異なっていて、ミスショットでも外野まで運ばれるようなパワーがありました。対戦していて、非常に驚かされました。

――この代表での経験を、今後どのように自身のプレーやキャリアに活かしていきたいですか?
この代表経験は、自分の中で間違いなく大きな財産になりました。大舞台の雰囲気や独特の緊張感、そしてその中でどう自分を表現するかという感覚は、リーグ戦や今後の野球人生でも必ず活きてくると思います。将来プロを目指すうえでも、世代のトップレベルを肌で感じられたことは非常に貴重な体験でした。

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以上になります!
伊藤・宮城は、早稲田の代表として、そして日本の代表として、堂々とした姿で戦ってくれました。その勇姿に、他の部員も大きな刺激をもらったと思います!
また、この貴重な経験を、秋季リーグ戦や今後の野球人生にしっかりと活かしてほしいと思います!ふたりのさらなる成長と活躍に、ぜひご注目ください!
次回のブログもお楽しみに!