【Weekly MGR】vol.171~オータムフレッシュリーグ~
みなさん、こんにちは!
1年マネージャーの木村理緒(教育・青森)です。
最近は冬の気配が一段と濃くなり、街を歩く人たちのコート姿も多くみられるようになりました。私の故郷である青森市では、先日10センチほど雪が積もったそうで、母と雪の話をするたびに冬の到来を実感しています。
今年は東京で迎える初めての冬になるので、せっかくの東京の冬を満喫しつつ、部活にも全力で取り組みたいと思います。
さて、今回のWeekly MGRでは11/22(土)・11/23(日)に静岡県で行われた、第8回オータムフレッシュリーグについて振り返っていきます。
オータムフレッシュリーグとは、下級生の試合経験を積むことを目的に2018年から始まった1.2年生主体の大会です。
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11/22(土)
〇早稲田大学 17-0 駿河総合高校(西ヶ谷球場)
S 000 000 0 =0
W 432 008 X =17
※大会規定により7回コールド
【戦評】
この日先発のマウンドに上がったのは、松田康生(1年・投・教育・石見智翠館)。初回を三者凡退に打ち取り、幸先の良いスタートを見せます。
一回裏、中村俊瑛(1年・外・人間・滝川)の内野安打を皮切りに、霜結太(1年・外・国際・マクレーン)、佐藤寛也(2年・外・政経・早大学院)の適時打などで4点を先制します。
二回裏、満塁のチャンスで金子大智(2年・内・文構・松本深志)が走者一掃の適時三塁打を放ち、3点を追加します。

写真 金子
また、三回の裏には今野秀太朗(2年・内・教育・大船渡)・中村俊の適時打により2点を追加し、9-0と点差を広げます。

写真 中村俊
続く四回の表、安打や四球が絡み満塁のピンチを迎えますが、後続の打者を三振に取るなど、落ち着いた投球でピンチを切り抜けます。
また、五回の表にも、守備のミスなどで満塁を迎えますが併殺打に打ち取り、無失点に抑えました。
六回の表、マウンドにあがったのは松本宗二郎(2年・投・文構・國學院久我山)。三者三振に打ち取り、調子の良いすべり出しを見せます。
その裏、先頭の佐藤寛が三塁打を放つと、相手の失策が絡み1点を追加。さらに、中村俊の適時三塁打、山本蒼空(2年・内・商・早稲田実)、小松龍騎(2年・外・教育・早稲田実)の適時二塁打でこの回8点を挙げます。
続く7回表は、松本宗が三者凡退に抑え、17-0で勝利しました。
11/23(日)
●早稲田大学 5-7 静岡大学(ちゅ~るスタジアム清水)
W 000 100 22=5
S 001 101 22=7
※大会規定により8回打ち切り
【戦評】
一回裏、先発は小野田詔太(2年・投・法・早大学院)。三者凡退と、良い立ち上がりを見せました。

写真 小野田
しかし、三回裏、死球や安打が絡み、1点を先制されてしまいます。
追いつきたい四回表、横井亮太(1年・内・スポ・高松商業)が出塁すると、江﨑大耀(2年・捕・社会・早稲田実)の適時打で同点に追いつきました。
しかし、その裏、先頭打者に出塁を許してしまうと、続くランナーにも出塁され、押し出し四球で追加点を挙げられます。
続いてマウンドに上がったのは、山﨑啓生(1年・投・教育・早稲田実業)。ピンチを背負いながらも、なんとか後続を抑えました。

写真 山﨑
六回裏、マウンドには山田翔大(1年・投・文構・近畿大附)が上がりました。制球が定まらず、先頭打者に四球を与えると、野手選択、失策などで1点を与えてしまいます。
七回表、先頭の佐藤寛が出塁すると、箭原裕太郎(2年・内・教育・早稲田実)がつなぎ、相手の失策によりなんとか2点を取ります。
しかし、七回裏、西山恒斉(2年・投・文構・早大学院)が猛打を浴び、勝ち越されてしまいます。
八回表、舟橋立葉(2年・内・商・早大学院)が出塁すると、野田俊輔(1年・外・商・早大学院)が続き、佐藤寛が同点の適時二塁打を放ちました。この回2点を挙げます。
無失点に抑えたい八回裏でしたが、死球や失策により二点を勝ち越されてしまいます。
大会規定により、この試合は八回打ち切りとなり、5-7で敗戦してしまいました。
また、この日はダブルヘッダーで、二試合目は立教大学と対戦しました。
11/23(日)
〇早稲田大学 1-0 立教大学(ちゅ~るスタジアム清水)
W 000 000 001=1
R 000 000 000=0
【戦評】
この試合、先発したのは小松龍一(1年・投・スポ・花巻東)。
一回裏、三者凡退に抑え、良い立ち上がりを見せます。
この調子のまま、五回まで一本の安打も許さない、圧巻のピッチングを披露しました。

攻撃では何度かチャンスを作りますが、なかなかそれを得点につなげることができません。
六回裏、小松一に続いて登板したのは、佐宗翼(1年・投・スポ・星稜)。
四球で出塁を許しますが、後続を無失点に抑えました。

写真 佐宗
一方、攻撃では三者凡退のイニングが続いてしまいます。
九回表、佐藤寛が出塁すると、続けて盗塁しチャンスを作ります。二死二塁の状況で、高崎亘弘(1年・内・教育・早稲田実)が適時打を放ち、勝ち越しに成功しました。
九回裏、先頭打者が出塁し、チャンスを作られますが、なんとか抑えて1-0で勝利しました。
投手陣は、立教大学の打線をわずか一安打で抑える完璧な投球を見せ、アナウンス席から見ていた私も、同期の活躍にとても胸が熱くなりました。
続いて、活躍した3選手にインタビューを行いました!
1人目は、佐藤寛也です。

Q今回のオータムフレッシュリーグにはどのような気持ちで臨みましたか?
必ず結果を出し、来シーズンの戦力になることをアピールしたいという気持ちで臨みました。
Q大会を通して、どのような成長がありましたか?
打撃においては、率の高さと長打力をテーマに練習してきましたが、それが体現できたと思います。また、追い込まれてからの粘りと1本出すコツを試合の中で掴めました。守備においては、夏以降1歩目の早さを磨いてきて、オータムでは難しい打球もしっかり捕球することができました。
Q今後の目標を教えてください!
来年の春季リーグでスタメンとして出場し、リーグ優勝に貢献することです!
2人目は、小松龍一です。

Q立教大学戦での先発はどうでしたか?
力むことなく、リラックスして投げることができて良かったです。まだまだ、課題が多くあるのでオフ期間で改善したいです。
Q大会を通して、どのような成長がありましたか?
この大会で得た学びを今後の取り組み方によって、成長に繋げれるかがかかっていると思います。
Q今後の目標を教えてください!
来シーズンこそはチームに貢献できるように頑張ります。
3人目は、高崎亘弘です。

Q立教大学戦での最終打席、どのような気持ちで打席に向かいましたか?
同学年の小松一・佐宗がすごくいいピッチングをしてくれていたので、絶対に自分が決めてやるという強い気持ちを持って打席に入りました。
Q大会を通して、どのような成長がありましたか?
今大会を通して、自分の今の実力を客観的に見つめ直すことができ、課題も明確になりました。チームの勝利が最優先ではありますが、その中で自分の成長につながる多くの学びを得られた大会だったと思います。
Q今後の目標を教えてください!
冬期期間では、オータムで見つかった課題を克服しながら自分のよいところを伸ばしていき、春からはリーグ戦に出場できるように頑張ります!
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以上になります。
普段のリーグ戦ではなかなか見ることのできない部員の活躍する姿をみることができ、私自身も一層努力しなければならないと強く感じました。
最後になりますが、今大会の開催にあたり、多大なるご尽力を賜りました皆様に、心より感謝を申し上げます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!
主将 


