【Weekly MGR】vol.161~全早慶野球戦名古屋大会・愛媛大会~
こんにちは!4年マネージャーの成瀬かおり(スポ・千種)です。
先週は、台風の影響で広く大雨となりました。その後は空気が冷えたと感じる日が続き、夏の終わりが現実味を帯びてきました。いよいよ今週末から、秋季リーグ戦が始まります。ここからは、季節の変化も、リーグ戦を戦う日々も、あっという間に過ぎ去ってしまいます。どちらもしっかりと噛みしめて、私たち4年生にとってのラストシーズンを、大切に過ごしていきたいです。
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さて今回のWeekly MGRでは、8月末に開催された全早慶戦について振り返ります!
今年の全早慶戦は、名古屋大会の翌日に愛媛大会を行うという、珍しい「2日連続の全早慶戦」となりました。「勝ち点」獲得を目指して臨んだ戦いは、2試合とも引き分けという形で幕を下ろしました。
【第16回オール早慶野球戦】
名古屋大会は、今回で16回目(第1回で2試合実施したため17試合目)の開催となります。1957年より4年に1度開催しており、今回はコロナ禍を経て6年ぶりの開催となりました。通算成績は、早稲田10勝 慶應6勝ですが、ナゴヤドームで開催するようになった直近6試合では、早稲田2勝 慶應4勝と、近年は慶應にリードされていました。
8/28(木)
歓迎セレモニー
早慶野球部員に加えて、実行委員会の構成メンバーである名古屋稲門クラブ・名古屋三田会の約120名、早慶野球部OB約20名など大勢の方々にご参加いただき、盛大に開催されました。
名古屋稲門クラブ・名古屋三田会会長から歓迎のお言葉をいただき、名古屋へようこそ!と温かく迎えていただきました。多くの実行委員の方々にご参加いただいたことで、本大会は非常に多くの人のご尽力によって開催できているのだと実感し、翌日の試合に向けて士気が高まりました。
監督・主将の挨拶では、この試合は秋季リーグ戦に向けて重要な戦いになるため頑張りたい、と意気込みが語られ、会場は大いに盛り上がりました。
セレモニーでは早慶の選手たちが半分ずつ座り、どのテーブルも会話に花が咲いておりました。このように早慶が関わる機会があるのも、全早慶戦ならではの魅力です。

終盤には、応援部・應援指導部によるエール交換が行われ、両校の応援歌メドレーを披露していただきました。また、「紺碧の空」「若き血」を、早慶みんなで肩を組んで歌いました。このような機会は初めてだったので新鮮に感じましたし、早慶関係なくみんなで歌うことができ、とても嬉しかったです。早稲田の選手も「若き血」を、歌詞も完璧にしっかりと歌えていました!

8/29(金)
野球教室
この日は試合前、お昼より野球教室を開催しました。愛知県内の17チーム・約100名の小学生にご参加いただきました。まずはウォーミングアップとして鬼ごっこを行い、広いドームを駆け回りました。その後はキャッチボール、守備練習、打撃練習に移り、ポジションごとに大学生が丁寧に指導する様子がありました。


写真左から 大西創志(4年・学コ・人間・城北)、前田健

写真左から 髙橋煌稀(2年・投・仙台育英)、森山陽一朗(3年・投・スポ・広陵)

今回の全早慶戦には、社会人野球で活躍するOBの方々にご参加いただきました。野球教室にも参加してくださり、熱心に指導していただきました。

写真 金子銀佑(R3卒・内・明治安田・早稲田実)
試合前練習
野球教室の後は、試合前練習を行いました。練習の様子はバックスクリーンに映され、選手たちの練習に臨む真剣な表情を見ることができました。また、観客の方々も時折カメラに映される場面があり、プロ野球みたいと素直に感じました。もちろん、ドーム球場なので暑さとは無縁。素晴らしい環境で試合をさせていただけることに、選手たちは非常にワクワクした様子でした。

セレモニー
試合開始1時間前の、17時よりセレモニーが行われました。盛大な音楽と共に、総勢約200人のチアによるオープニングパフォーマンスから始まりました。
その後は両校応援部・應援指導部による応援合戦に移りました。早慶の応援部員に加えて、先ほどパフォーマンスを行っていただいたチアも一緒に、神宮球場おなじみの応援歌メドレーを披露していただきました。

選手たちは、チアの皆さんに作っていただいた花道から入場しました。冒頭からかっこよくて迫力のある演出ばかりで、お祭りのような雰囲気だと感じました!

その後は、両校監督への花束贈呈が行われました。小宮山悟監督に花束を渡していただいた女の子には、素敵なエピソードがあります。その子のお母さんは、1987年の第7回大会で花束贈呈をされたそうです。親子二世代に渡って受け継がれる、歴史のあるオール早慶戦であることを実感しました。

試合
18時に試合開始となり、熱戦の火ぶたが切られました。全早稲田大学のスターティングラインナップはこちら!
1 CF 尾瀬雄大
2 SS 金子銀佑
3 2B 小澤周平
4 LF 寺尾拳聖
5 1B 前田健伸
6 3B 田村康介
7 RF 石郷岡大成
8 C 吉田瑞樹
9 DH 岡西佑弥
P 清水大成
全早稲田大学の先発投手は、東邦ガス硬式野球部に所属する清水大成さん(R6卒・投・東邦ガス・履正社)でした。開催地である、名古屋市で活動する社会人チームの選手として、注目が集まりました。清水さんは大学時代、3・4年時に先発として登板していました。3・4年の部員は清水さんと在籍期間が被っているので、久しぶりに早稲田のユニフォームを着ている姿を見て、とても懐かしく感じました。
清水さんは、2回をパーフェクトに抑える圧巻の投球を見せ、全慶應義塾打線の立ち上がりを封じました!

写真 清水
試合結果は以下になります。詳細にお伝えしたいところですが、長くなってしまうので、簡易的な形に留めさせていただきます、、。
全早稲田大学 1ー1 全慶應義塾大学
早 | 010 000 000 | 1
慶 | 000 100 000 | 1
〈バッテリー・長打〉
早:清水、伊藤樹、越井、田和、安田-吉田瑞
慶:水野、小川琳、前田、鷹尾、田上、松井-加藤
二塁打:(慶)山本
三塁打:(慶)小原
本塁打:
〈戦評〉
[2回表]一死二塁から尾瀬が適時打を放ち、早大が1点を先制します。
[4回裏]一死三塁から加藤の犠飛で、慶大が同点に追いつきます。
[9回裏]慶大がサヨナラのチャンスを作りますが、決めきれず1-1の引き分けで終了いたしました。
出場した選手たちの写真は、ぜひ全早慶野球戦の公式SNSをご覧ください!
明治安田硬式野球部からご参加いただいた金子さんは、ショートで先発出場しました。大学では3年春よりスタメンとして出場し、4年春には二塁手のベストナインを獲得。ヒットこそ出なかったものの、粘って四球を選んだり、無死1、2塁で初球に完璧な犠打を決めたり、社会人野球という厳しい世界で戦っている先輩の技術力・意地を見せつけていただきました。金子さん・清水さんは今回の遠征に帯同していただき、大学時代の思い出や社会人チームでの話など、たくさんのお話を現役部員にしていただきました。部員は先輩方から、プレーや技術力だけでない、多くのことを学ぶことができました。

写真 金子
全早稲田としては、幸先のいい形で先制をしましたが、中盤に同点に追いつかれてしまい、その後もチャンスを作りますがあと一本が出なかった、という悔しい形となりました。守りでは、毎回ランナーを背負うも、粘りのピッチングと好守に支えられ、最少失点で抑えることができました。また、早慶ともにファインプレーが飛び出し、球場は大盛り上がりとなりました!特に終盤は、一球一球に歓声が上がり、その緊張感と熱気に、思わず鳥肌が立ってしまいました。
名古屋大会では、応援席に強力な助っ人が加わりました!早稲田大学応援部とコラボしたのは、愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部。慶應義塾大学應援指導部とコラボしたのは、東邦高等学校マーチングバンド部。どちらも吹奏楽の強豪校として知られています。早慶の応援部員が事前に指導を行い、当日は大学生と高校生が一体となり、迫力ある応援席を作り上げてくださいました。
さらに名古屋大会では、実行委員会による表彰が企画されており、以下の選手が優秀選手賞を受賞しました!
早:尾瀬雄大(4年・外・スポ・帝京)
慶:今津慶介選手
尾瀬は先制タイムリーを放ち、今津は中堅手として、大ファインプレーで球場を湧かせました!

写真左から 今津選手、尾瀬
決着こそつかなかったものの、両校の意地がぶつかり合った熱闘。名古屋でのオール早慶戦としても、引き分けになるのは史上初のことで、記憶にも記録にも残る一戦となりました。
【2025全早慶野球戦愛媛大会】
松山市・坊っちゃんスタジアムの開場25周年を記念して開催されました。坊っちゃんスタジアムは四国最大の球場で、地方球場としては最多となる、プロ野球オールスターゲームを3回実施しています。愛媛県は古くから、野球の普及拡大・文化や観光分野での交流促進を目指す施策を多く実施しており、非常に野球熱の高い地域です。2022年には、東京六大学野球オールスターゲームを開催しました。
8/30(土)
セレモニー
快晴の下、セレモニーが始まりました。初めに早慶OBからのメッセージということで、斎藤佑樹さん(H23卒)、高橋由伸さん(H10慶大卒)からビデオメッセージをいただきました!

斎藤さんは試合の解説もしてくださり、5回終了後にも、放送室から中継でメッセージをいただきました!
その後、野志 松山市長より両校監督へ花束贈呈をしていただき、大森 松山稲門会幹事長と西林 松山三田会副会長より記念品を贈呈いただきました。

写真左から 堀井監督、西林副会長、大森幹事長、小宮山監督
試合
強い日差しが降り注ぐ中、16時より試合が始まりました。全早稲田大学のスターティングラインナップはこちら!
1 CF 尾瀬雄大
2 SS 渋谷泰生
3 2B 小澤周平
4 LF 寺尾拳聖
5 1B 前田健伸
6 3B 金子銀佑
7 RF 石郷岡大成
8 DH 森田丈士
9 C 尾形樹人
P 髙橋煌稀
試合結果は以下になります。
全慶應義塾大学 4ー4 全早稲田大学
慶 | 000 001 111 | 4
早 | 020 200 000 | 4
〈バッテリー・長打〉
慶:渡辺和、竹内、坂中、田上、松井-加藤、吉開
早:髙橋煌、香西、森山、田和-尾形、黒﨑、吉田瑞
二塁打:(早)寺尾、(慶)小原、(慶)山本、(慶)吉野
三塁打:
本塁打:
〈戦評〉
[2回裏]無死二塁から前田健が適時打を放ち先制、さらに森田も適時打を放ち、早大が2点を獲得します。
[4回裏]二死二、三塁から尾瀬の適時打で、早大が2点を追加します。
[6回表]山本が適時二塁打を放ち、慶大が1点を返します。
[7回表]二死三塁から今津の適時打で、慶大が1点を追加します。
[8回表]一死二、三塁から八木の内野ゴロの間に慶大が1点を追加します。
[9回表]一死一、三塁から小原が犠飛を放ち、慶大が同点に追いつきます。
[9回裏]早大が無得点に終わり、4-4の引き分けで終了いたしました。
試合の写真は、ぜひSNSをご覧ください!
指名打者として先発出場したのは、高知県出身の森田丈士(4年・内・人間・土佐塾)。辞書で真面目と引いたら森田が出てくると言っても過言ではない、素直な人柄の持ち主です。2回裏、2死2塁の場面で打席に入り、初球を振り抜くと、打球はレフトの前にポトリと落ち、追加点となる2点目が入りました。日頃から誰よりも練習に励んでいましたが、なかなか出場機会に恵まれませんでした。森田の活躍に、早大ベンチは大盛り上がり。同期の活躍に、私も胸が熱くなりました。

写真 森田

四国出身の選手として、森田の他に2名の選手が出場しました。
井櫻悠人(3年・外・スポ・高松商業)
横井亮太(1年・内・スポ・高松商業)
井櫻は6回表からセンターの守備に入り、打席では、高松商業の先輩、坂中大貴選手と対戦しました。結果は中飛で、先輩に軍配が挙がりました。

写真 井櫻
横井は6回裏に代打で入り、そのまま指名打者として9回裏、粘って死球を選び、サヨナラ勝ちへの機運を作りました。しかし、体を張った横井の活躍も叶わず、後続が倒れゲームセットとなりました。

写真左から 尾瀬、井櫻、横井
愛媛大会でも、応援席には地元の高校生が加わっていただき、開放的な坊っちゃんスタジアムに早慶の音色が響きました!早稲田大学応援部には済美高等学校吹奏楽部、慶應義塾大学應援指導部には、松山北高等学校吹奏楽部の皆さんにご参加いただきました。
愛媛大会も、先制するも中盤・終盤に追いつかれる展開となりました。秋季リーグ戦を前に、多くの観客・応援の前で緊張感のある試合ができたことは、非常に良い経験となりました。次に慶應と対戦するのは、11月の早慶戦。次は2試合とも勝利し、早慶戦で優勝を決めることができるよう、来週から開幕する秋季リーグ戦では、一戦必勝で戦ってまいります。

レセプションパーティー
試合後、愛媛大会のレセプションパーティーに参加させていただきました。早慶野球部員・応援部員に加え、松山稲門会、松山三田会の方々にご参加いただき、盛大に開催していただきました。
監督・主将の挨拶では、2試合連続引き分けとなったことが触れられ、主将の小澤周平(4年・内・スポ・健大高崎)からは、リーグ戦・早慶戦に向けた熱い意気込みを語りました。

写真中央 小澤
応援部・應援指導部のステージでは、両校の応援歌メドレーを披露していただき、坊っちゃんスタジアムの熱気がすぐに復活しました!その後は「Blue Sky WASEDA/KEIO」を共に披露していただいたり、「早慶賛歌」を全員で肩を組んで歌ったり、早慶の絆を再確認する場となりました。

今回の遠征では計4日間、早慶で行動を共にし、試合だけでなくレセプションや野球教室を合同で行ったため、部員同士の仲が非常に深まりました。もともと親交のある部員もおりましたが、今回の遠征で、一層関係性が深まったと感じます。これからも永遠のライバルとして、互いに切磋琢磨できる存在でありたいです。

写真左から 小原大和選手、石郷岡大成(4年・外・社会・早稲田実)

写真左から 横井、加藤右悟選手
8/31(日)
野球教室
遠征最終日は、坊っちゃんスタジアムの隣に位置する松山中央公園屋内運動場にて、県内の高校生を対象とした野球教室を実施いたしました。早慶野球部員に対し高校生が半分程度の人数であったため、じっくりと丁寧に、指導をすることができました。
ポジションごとに練習を行い、ノックを共に受けたりピッチングを見て声を掛けたりということを行いました。時間が経つと、身体的な指導だけでなく、対話によってより深く技術を伝えようとする場面が多く見られました。技術的なことだけでなく、大学生活や野球に対する考え方など、大学生と高校生が様々なことを語り合っていました。

写真左から 髙橋煌、越井颯一郎(3年・投・スポ・木更津総合)

写真中心から時計回りに 安田虎汰郎(2年・投・スポ・日大三)、坂中大貴選手、鷹尾充千雄選手、水野敬太選手
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以上になります!
大学生という立場で、このような素晴らしい試合に参加させていただき、多くの観客の前でプレーができるというのは、非常に恵まれたことです。本大会開催にご尽力いただいた関係者の方々だけでなく、遠方まで駆けつけてくださった応援部・應援指導部、地元高校の吹奏楽部の方々など、本当にたくさんの方のお陰で、貴重な経験をさせていただくことができました。全ての方々に心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
恩返しをするためには、秋季リーグ戦で、ひたむきなプレーをして結果を残すことしかありません。また、これからも皆様に応援していただける野球部であれるよう、日々の活動に全力で向き合ってまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!
主将 


