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【僕たちが歩んだ4年間】③~石郷岡大成~

3人目は、石郷岡大成(外・社会・早稲田実)です。

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早大の競走馬こと石郷岡大成、21歳です!4日後には22歳になります!ありがとうございます!
現在、社会科学部に所属しています。前回の飯塚に続き社会科学部が続きますが、お腹いっぱいにならずに読んでいただけると幸いです。社会科学部といえば、期末レポート1500字のみで単位取得という授業が多く存在する学部です。AIを駆使してレポートを完成させることもあったりなかったり、、。今回は久しぶりに全て自力で書くので、拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです!

「4年間を振り返って」
私の4年間を振り返る際に語らずにはいられないのが、1年生の頃の2つの経験です。1つ目は、地獄の1年生ランです。1日中ランメニューに取り組むという練習で、1日終えるだけで全身筋肉痛は免れません。実は、私は1年生ランの3日目に足首を疲労骨折をしてしまったので、2回しか走っていません。同期のみんな、1年生ランやり切った感じを出してごめんなさい。
2つ目は、「チーム神宮」としての活動です。仕事内容としては、リーグ戦でメンバーが円滑に試合に臨めるように、前日から当日まで補助をすることです。自称精鋭〈椎名丈(4年・外・教育・早大学院)田村康介(4年・内・商・早大学院)渋谷泰生(4年・内・スポ・静岡)、石郷岡〉と思っている4人ですが、仕事中には険悪な雰囲気になることもありましたね。仕事に対する意識の高さからでしょうか。そんなことはないですよね。印象的なのは学帽ですが、最初は、多くの人が通る神宮正面スタンドで写真のように待っていることに、恥ずかしさを感じていました。しかし、1年も経つと学帽を被ることは快感と変わり、通る人が少ない時は寂しく感じるようになりました。早稲田大学野球部に入部してから最初に感じた成長はこの時でした。

写真左から 椎名、田村、渋谷、石郷岡

2年生の頃は、うまくいかないこともあったかなと思います。文字数の関係で割愛します。

3、4年生になってからの1番のハイライトは、なんといっても4年春の浦添キャンプの休養日にマリンスポーツをして過ごしたことです。自身2回目、そして最後の浦添キャンプということで、休養日を充実させたいと意気込んでいました。いざ当日、車で向かおうとする方面には広大な黒い雲が広がり、ポツポツと雨が降ってきていました。「なんとかなるっしょ」という楽観的な考えで向かうと、到着した瞬間雨が止み、太陽が出てきました。本当です。盛り無しです。このおかげで次の日は全身筋肉痛、打ち身、疲労感の中で練習に臨むことができました。リーグ戦で優勝決定戦まで戦い抜く体力はこの時に備わったのだろうと思っています。

写真左から 松江一輝(4年・内・人間・桐光学園)尾瀬雄大(4年・外・スポ・帝京)、石郷岡、吉田瑞樹 (4年・捕・スポ・浦和学院)

「両親へ」
私が今こうして幸せな環境で野球ができているのは、間違いなく両親のおかげです。小さい頃は、かなり迷惑をかけたと思います。それでも朝早くからご飯を作ってくれたり、早朝から夜遅くまで送迎してくれたり、本当にありがとうございました。忙しい中時間を使ってくれて、感謝してもしきれないぐらい感謝しています。実家は栃木なので東京まで来るのも少し面倒だろうに、リーグ戦、オープン戦関わらず毎試合応援に来てくれてありがとうございます。本当に本当に力になっています。

「兄姉へ」
意外かもしれませんが、私は三兄弟の末っ子です。小さい頃から今までも仲良くしてくれて嬉しいです。兄姉2人が寛大な心を持ってくれているから、今の良い関係性に繋がっていると思っています。私が今つけているサングラスも兄が入学祝いで買ってくれたものですし、家族全員で神宮にも東京ドームにもバンテリンドームにも沖縄にも新潟にも、仕事大丈夫なの?と心配になるぐらい応援に来てくれます。本当にありがとう!

「後輩たちへ」
「上下関係ってなんだっけ」と思わせてくれる可愛い後輩が多いですね。現在のチーム状況、特に野手に関しては4年生が多く出場していて、なかなか出場機会に恵まれていないと思います。だけど、今年春優勝できたのも、秋優勝するためにも後輩たちの力が間違いなく必要です。それは、試合に出てる出てないは関係ないです。後少しよろしくね。

「同期へ」
十字架を背負って始まった代だったけど、ここまでみんなとやってこられて本当によかったです。こうしてみんなと野球ができるのもあと2ヶ月ないです。本当に後悔したくないので、最後全力を出し切ろう。絶対に笑って終わろう。

ここまで特に個人名は挙げてきませんでしたが、この人なしでは今の私はありえなかった人に、最後に感謝を伝えたいと思います。尾瀬です。私の野球人生で、ここまでストイックに野球に打ち込む人を初めて見ました。尾瀬にくっついて一緒に練習させてくれてありがとう。君のおかげです。

改めて振り返ると、私は本当に周りに恵まれてきたなと思います。ラストシーズン、今までの感謝の気持ちを全てプレーに乗せ、全力を出し切ります。

写真左から 中澤凱(4年・投・社会・早大学院)齋藤成輝(4年・投・文構・早大本庄)今井千凱(4年・外・人間・長崎西)、石郷岡