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【Weekly MGR】vol.173 あそびパークWASEDA

こんにちは!
3年マネージャーの千葉海翔(教育・盛岡一)です。

今年も残すところあと10日となりました。
ここ2年ほど、年末年始に原因不明の体調不良に見舞われ、いわゆる“寝正月”が続いています。今年こそは、年末年始の行事や地元の友人との食事を思いきり楽しめるよう、体調管理に気をつけて過ごしたいと思います。

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今回のWeekly MGRでは、12月14日(日)に開催された「あそびパークWASEDA」についてお伝えします!

本イベントは、早稲田大学校友会が主催し、弊部卒部生から構成される稲門俱楽部が運営を行いました。
稲門倶楽部は、リーグ戦の試合日に安部球場を地域の皆さまに開放する「あそび場開放」を長年続けており、今年は春・秋それぞれ3回ずつ実施しました。

今回のイベントは、単なるグラウンド開放にとどまらず、野球部員や弊部卒部生がスタッフとして参加し、子どもたちと一緒に遊ぶという内容でした。
テーマはタイトルの通り「あそびパーク」。グラウンドを広大な公園に見立て、さまざまなブースを設け、子どもたちが自由に回りながら遊べる構成としました。

ブースは、「ベースランニングリレー」「駆け抜けおにごっこ」「ホームラン競争」など、全部で10種類。
子どもたちが自分の「やってみたい!」を大切にし、遊びたい場所を選びながら自由に楽しんでもらうことを目的としました。

当日は天候の影響により、午前中に予定していたグラウンド開放を変更し、午後からの開催となりました。
それでも、開始と同時にグラウンドは子どもたちの元気な声でいっぱいになりました。

こちらは「大学生とキャッチボール」の一コマです。
大学生をめがけて、思いきりボールを投げる子どもたちの姿がとても印象的でした。優しいお兄さんたちのアドバイスを受けながら、少しずつフォームも安定し、気づけば最初よりもずっと遠くまで投げられるように。短い時間の中でも、確かな成長が見られました。

写真:吉田瑞樹(4年・捕・スポ・浦和学院)

「ライン鬼」では、ラインの上だけを移動する鬼をうまくかわしながらゴールを目指します。
体の大きな大学生が鬼役となり、子どもたちは全力で逃げ回ります。スピードと判断力が求められるこのブースは、終始大盛り上がりでした。

写真:石郷岡大成(4年・外・社会・早稲田実)

軟式野球場に目を移すと、「ホームラン競争」が行われていました。
「もっと上を狙ってみよう!」「今のスイングいいね!」と、大学生が一人ひとりに声をかけながらサポート。少しでも遠くに飛ばそうと、子どもたちは何度も挑戦していました。

写真:飯塚悠斗(4年・内・社会・早大本庄)

野球への入り口として用意された「ならびっこ野球」も大人気でした。
打球を守備陣全員で追いかけ、全員がそろって「アウト!」と言う前に、バッターが一塁からホームまで戻ってこられれば勝ち、というルールです。
守備位置を工夫しながら素早く集まる必要があり、見た目以上に体力を使うこのブース。子どもたちも大学生も、息を切らしながら楽しんでいる様子が印象的でした。

写真:椎名丈(4年・外・教育・早大学院)

ここでは紹介しきれませんでしたが、他のブースでも大学生が工夫を凝らしたあそびを通して、子どもたちが笑顔で楽しむ姿が多く見られました。

時間いっぱい遊んだ後は、閉会式です。
まず初めに、ロングティーのデモンストレーションを行いました。
早稲田の打線を支えた左右の長距離砲が、持ち前のパワーで会場を大いに沸かせました。

写真:清宮福太郎(4年・外・社会・早稲田実)

写真:前田健伸(4年・内・商・大阪桐蔭)

続いて、ピッチングのデモンストレーションを実施しました。
2025年プロ野球ドラフト会議で読売ジャイアンツから指名を受けた田和廉(4年・投・教育・早稲田実)と、火の玉ストレート・投げ終わりの雄たけびが持ち味の堀越健太(4年・投・スポ・宇都宮)が登場。目の前で披露される剛速球や鋭く曲がる変化球に、子どもたちは釘付けでした。

写真:田和

写真:堀越

最後は、4年生からの記念品贈呈と、部員全員とのハイタッチ。
笑顔に包まれながら、「あそびパークWASEDA」は無事終了しました。

子どもたちに野球部のグラウンドを開放する取り組みは、一昨年より東京六大学野球連盟が合同で実施しています。各大学の部員がアイデアを持ち寄り、それぞれの特色を生かした内容のイベントとなっています。当日の様子は、各校のSNSやブログにも掲載されていますので、ぜひご覧ください。

早稲田の特徴は、多くの卒部生の方々が関わってくださっていること、そして引退した4年生が参加していることです。
卒部生と4年生が3名1組のグループを作り、約1か月前から打ち合わせを重ねて準備を進めてきました。仕事の合間を縫って稲門倶楽部の活動に尽力される卒部生の姿は、これから社会人となる4年生にとって、大きな刺激になったことと思います。

今後もこのイベントが何十年先も続いていくよう、卒部生・現役が一丸となって取り組んでまいります。

最後になりますが、本イベントの開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆さま、ならびにご参加いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
ぜひ来年も「あそび場開放」イベントへお越しください。

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以上となります。
本ブログが2025年最後の投稿となります。今年も弊部への熱いご声援、またSNSやブログをご覧いただき、誠にありがとうございました。
少しでも多くの方に早稲田大学野球部の魅力をお伝えできるよう、今後も広報活動に励んでまいります。

来年も、早稲田大学野球部への熱いご声援を引き続きよろしくお願いいたします。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。