フリーパス付きアプリ 2026年度版 販売中!
BIG6 BLOG LEAGUE

慶應義塾大学
野球部ブログ

主将 今津 慶介
  • TOP
  • ラストシーズンに懸ける想い!その16<吉開鉄朗>

ラストシーズンに懸ける想い!その16<吉開鉄朗>

こんにちは。
慶應義塾高校出身、捕手の吉開鉄朗です。

私、吉開鉄朗は高校入試以来となる作文となりますのでご了承ください。

この大学4年間、これほどまでに楽しい時間を過ごせて幸せでした。

奇跡の連続で今ここにいることを感じています。同期は知っていると思いますが、私は慶應にいることが奇跡です。偶然に偶然が重なって偶然今の同期の仲間に偶然なれました。

少年野球は、試合会場から走って帰り、帰ってからも走る超スパルタチームでした。しかもそのランニングを引っ張っているのが私の父であり、軍曹と呼ばれていた男です。毎日ブルーな気持ちで練習に行っていました。中学でも軍隊として有名な佐倉リトルシニアに所属し、毎日監督やコーチから愛情溢れる、熱く厳しい指導を受けていました。毎日怯えながらも、両親に連れられてグラウンドに行き、叱られ泣くという日々を過ごしていました。また、家に帰っても体を大きくしようとする両親の期待を裏切り、弁当をたくさん残したことを怒られ、ここまでは野球を楽しいものと感じていませんでした。そんな私にご縁があり、慶應義塾高校に入学することができました。高校での寮生活では自分の未熟さを痛感しました。洗濯も食事も練習も勉強も全てやってもらい、やらされてきた私は何一つできませんでした。そんな自分が嫌になり、泣きながら母に電話したことは恥ずかしいので話さないでおきます。

そんな私も成長し、塾野球部に入部しました。最初の1年間は試合で一度も打席に立ったことがなく、2年生の時はずっとブルペンでボールを受ける毎日でした。それでもライバルたちは試合で結果を残し、活躍をし、毎日劣等感や悔しさを感じる日々を過ごしていました。その期間は、過去自分の野球人生の中で最も辛い経験でした。ですが少年野球から高校までの野球や私生活から、「根性」や「執念」を学んだ私は、腐ることなく自分に出来ることを常に頑張れる人間に成長することが出来、今の自分を形成するモノとなりました。今では、何にも変え難い自信になっています。最高の指導者と仲間にも恵まれ、春にはリーグ戦を優勝し、パレードを歩く事ができました。最高の思い出です。大学の同期、後輩、先輩達は、時にぶつかり、笑い合い、最高に面白い、自慢の人達です。そんな同期、後輩、先輩達に出会えた事が私の人生の何よりもの財産です。そして、野球を通じて出会った指導者にも、私をここまで成長させてくれ、感謝しかありません。

そして何より野球をやらせてくれ、続けさせてくれた両親に心から「ありがとう」と伝えたいです。

野球を始めて、続けてきて良かったです。

(4年・捕手・吉開鉄朗/慶應義塾高校出身)