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ラストシーズンに懸ける想い!その15<深谷翼>

こんにちは。
刈谷高校出身、捕手の深谷翼です。

最近よく写真フォルダに詰まった野球部での思い出を振り返り、本当に充実した4年間だったなと実感します。みんなと野球が出来なくなるのは少し寂しいですが、残り少ない時間を大切に過ごしていきたいなと思います。

さて引退ブログということで15年間の野球人生を振り返っていきます。個人ブログということで拙い文章ですが、私の野球人生とラストシーズンへの意気込みを綴らせていただきます。

小学3年生から少年野球チームに入り、中学ではSASUKE名古屋ヤングに進みました。同期に日本代表に選ばれる投手が3人いたこともあり、何度も全国大会に出場することができました。自分自身も2年春から捕手でレギュラーを掴み取り、たくさんの経験を積むことができました。

高校は地元の刈谷高校に進みました。同期は戦力が比較的揃っていたこともあり、戦国愛知で本気で甲子園を目指していました。結果は叶いませんでしたが、3年間本当に充実した毎日でした。

一浪の末、念願の塾野球部に入部して、最初に待ち受けていたのは、4月組ランでした。栗林兼吾(4年・投手・小山台)とドベ争いをする毎日は、本当に辛いものがありました。

1年生の間はB戦で出場機会を多くいただきました。しかし、守備はまだしも打撃は全くで、寳田裕椰(4年・外野手・三重)とともに3打席目に代打を送られる試合が多く、2人で悔しがったのをよく覚えています。今秋、東大戦で寳田が初ヒットを打ったときは自分のことのように嬉しかったです。

1年生の冬には胸郭出口症候群を発症し、最初は痛みで眠れず、箸もまともに使えない状態でした。肩が一番の武器だったこともあり、当時はひどく落ち込み、希望を失ったような状態でしたが、家族や同期、一時は毎週4、5本注射を打ってくださった山田唯一先生、現在もリハビリでお世話になっている塩谷直久さんをはじめ、たくさんの方々の支えがあり、なんとか競技復帰することができました。

しかし2年生でもなかなかAチームに上がる気配もない、苦しい日々が続きました。それでも秋のフレッシュトーナメントでは神宮の舞台でプレーするなど、少し力がついてきた実感はありました。

転機は3年生の夏で、北海道キャンプメンバーからは漏れたものの、春先から意識的に取り組んでいた打撃が形になってきて、守備も状態が良く、キャンプ後からAチームに合流できました。高熱が出ても、無理矢理練習に出て必死に食らいつき、秋のリーグ戦では初めて背番号をもらうことができました。しかし、ベンチ入りは叶わず、あっという間にラストイヤーを迎えました。

ラストイヤーにして初キャンプであった松山キャンプでは、肩肘がとにかく痛く、なかなか思うようなパフォーマンスが出来ませんでした。関西遠征には残れませんでしたが、鹿児島キャンプ後半から状態が上がってきて、日吉に帰ってからの紅白戦、シートBTで2日連続本塁打を打ち、背番号授与メンバーに食い込むことができました。しかしここでもベンチ入りは叶わず、玉津優志(4年・捕手・慶應湘南藤沢)とともにブルペン捕手として投手陣を支えました。メンバーとしてではありませんでしたが、リーグ戦優勝した瞬間は鳥肌が止まらず、優勝パレードは夢のような時間でした。

しかし、全日本大学野球選手権でもメンバー入りは出来ず、全日本大学野球選手権はブルペン捕手が入れないため、スタンドから応援しました。決勝で関西大学に敗れた瞬間は、敗れた悔しさと何も貢献できなかった歯がゆさが入り混じった、複雑な気持ちになりました。

それから毎晩約1時間、寮での治療をルーティン化し、一番の課題であるコンディション面の改善に励みました。OP戦では出ない試合でも常にメモを取り、配球を鍛えてきました。出場機会のない試合が続いて、これは本当に意味があるのかと葛藤することもありましたが、たとえ来るかわからないチャンスでも、来た時に後悔したくないと100%の準備を続けてきました。

秋のリーグ戦でも常に準備を怠らず、1プレーでもチームの勝利に貢献し、入部以来の目標である早稲田大学にいる弟と、早慶戦での共演を達成したいと思います。

最後に両親へ。
理工で学費が高かったり、弟二人も東京に出てきて野球をしている中、大学4年間野球を続けさせてくれてありがとう。試合の結果をチェックして連絡してくれたり、たまに東京にきて一緒にご飯を食べる度に支えられてるなと実感しました。なかなか神宮でプレーしているところは見せられなかったけれど、慶應に来て本当に良かった。ここから二年間まだ苦労をかけるけれど、今まで好き勝手にやらせてもらった分卒業後はたくさん親孝行します。

ラストシーズン、チーム慶應で一つになり春取り逃した日本一を必ず奪還します。

(4年・捕手・深谷翼/刈谷高校出身)