フリーパス付きアプリ 2026年度版 販売中!
BIG6 BLOG LEAGUE

慶應義塾大学
野球部ブログ

主将 今津 慶介
  • TOP
  • ラストシーズンに懸ける想い!その35<宮腰悠生>

ラストシーズンに懸ける想い!その35<宮腰悠生>

こんにちは。
慶應義塾高校出身、学生コーチの宮腰悠生です。

平素より塾野球部への温かいご声援、誠にありがとうございます。

この場をお借りして私の少し癖が強い野球人生を振り返ろうと思います。

小・中学校時代の私は、チームのエース。自分で言うのもなんですが、かなりの自信家で「自分は甲子園で春夏連覇する投手になれる」と本気で思っていました。今思えばかなり天狗だったかもしれません。

塾高野球部に入部した瞬間、その鼻は見事に折れます。1年秋からベンチ入りしましたが、背番号はずっと11番。気づけば「11番の人」として認識されていたかもしれません。最後の夏も登板は2イニングのみ。甲子園で大活躍…とはいきませんでした。

ここで終わってたまるか。そんな思いで塾野球部の門を叩きました。

塾野球部での思い出は数え切れません。1年秋にはチームが日本一を達成。自分はメンバーに絡めていないのに心の底から嬉しかったことを覚えています。そこで初めて「自分が活躍する喜び」だけでなく「チームが勝つ喜び」を知りました。

2年春の早慶戦二回戦は私にとって忘れられない試合です。唯一のリーグ戦登板。大雨の中、紺碧の空が流れるピンチの場面でマウンドへ向かいました。

「憧れの神宮にやっと立てた!」

そんな感動に浸る暇もなく、現実は甘くありませんでした。気づけば、紺碧の空を流したままマウンドを降りていました。

ずっとBチームだった私は、「神宮で活躍する」ではなく、「神宮に立つ」が目標になっていたのだと今では思います。あのマウンドから見た景色は忘れることが出来ません。

そして3年春。14年間続けた選手生活に区切りをつけ、学生コーチになる決断をしました。「もう一度神宮で投げたい」という気持ちは、最後まで消えませんでした。それでも3季連続5位という現実を前に「自分が投げるより、この投手陣を強くして優勝したい」という思いが上回りました。

そんな私に同期は引退試合を開いてくれました。同期ピッチャー陣の合言葉は「宮腰四冠」。宮腰のためにも絶対に四冠を獲ろうと言ってくれました。この言葉は本当に嬉しかったです。この同期のためなら時間も労力もいとわず、全てを捧げたいと思えました。

そんな仲間と出会い切磋琢磨し、春季リーグ戦優勝できたことは何十年先も忘れない、かけがえのない経験です。秋もリーグ戦優勝、そして日本一を必ず獲ります。

今後とも温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

(4年・学生コーチ・宮腰悠生/慶應義塾高校出身)