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主将 藤森 康淳
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【あなたにとって野球とは―#21】浅倉大聖(内野手・日大三)

4年生38名によるラストシーズンにかける想いを投稿いたします。

21人目は、浅倉大聖(内野手・日大三)です。

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平素より法政大学野球部を応援してくださる皆様、いつもありがとうございます😊

夏の暑さも落ち着き、4年間の集大成へと向かっていくこの時期を迎えました。一日一日が僕にとって大切な時間だった大学野球生活も、終わりに近づいているのだと実感し、少し寂しい気持ちもあります。それでも、同級生が繋いでくれたバトンを、しっかりと繋いでいきたいと思います。

多くの時間を費やし、情熱を注ぎ、寝ても覚めても頭から離れないもの。ずっと一緒だった野球は、僕にとって最高の友です。

最高の友は、本気で上を目指す楽しさや、思い通りにいくことばかりではない厳しさを教えてくれるとともに、多くの人との出会いを与えてくれました。そして僕は、ここで出会った数えきれないほど多くの人に支えられ、助けられ、時には叱ってもらいながら、浅倉大聖という人間ができあがったと思います。

自分のために始めた野球も、多くの人と出会い、繋がることで、自分以外の誰かのために頑張ろうという思いを抱きながらプレーするようになりました。そして、その思いが、自分の持っている力以上のものを発揮させてくれる。そう思わせてくれたのが大学野球でした。

2年生の秋、初めてベンチに入れてもらいました。自分が打てば試合が決まる満塁の場面で代打として起用されましたが、結果は三振。その後の試合でもエラーで交代させられ、情けなくて、恥ずかしくて、顔も上げられなかったことを覚えています。

そんな時、当時4年生だった山城さん(山城航太郎・R7卒)と内海さん(内海壮太・R7卒)が部屋に呼んでくださり、「お前のことは4年生全員が頑張ってほしいと思ってるから、負けるな、頑張れ」と声をかけ、野球道具をくださいました。嬉しくて涙が止まらなかったことを覚えています。壮太さん、山城さん、あの時は本当にありがとうございました。

怪我で野球ができない期間が長かった時も、たくさんの人に声をかけてもらい、絶対にグラウンドに戻ってやるという気持ちを持ち続けることができました。

支えてくれた人たちに対して、自分にできることは、野球をしている姿を見せること。それが恩返しであり、感謝の気持ちを伝える一番の手段でした。

だからこそ、集大成である大学野球でもっと神宮で野球をしている姿を見せたかったし、成長した自分を見てほしかった。今は、悔しくて、悔しくてたまらない気持ちでいっぱいです。

最後の一年は、ここまで何もできなかった自分が再起をかけ、挽回するための最後のチャンスでした。しかし、4つのチームを行き来した4年間の中で、一番悔しい思いをした一年でもありました。

キャンプで怪我をして、春のリーグ戦前に監督から「神宮で他の大学の試合を見てきてほしい」と言われた時は、俺は戦力外なんだなと思い、正直きつかったです。リーグ戦に出て活躍することをイメージして今年を迎え、意気込んでいた自分にとって、グラウンドでチームに貢献できないという現実は、簡単には受け入れられませんでした。

でも、ここまで好きな野球を続けてきた自分を応援してくれる人が、数えきれないほどいることを考えた時、誰かに肩を叩かれているような、試されているような、そんな気がしました。

ここでいい加減な人間になったら、僕の味方でいてくれる人たちを裏切ることになる。それだけは絶対にあってはならない。野球を通して応援してもらっている自分が、野球を通して誰かを失望させたくない。そんな思いが込み上げてきて、チームをサポートすることに全力を注ぐと決めました。

本当にいろいろな感情を抱えながら野球と向き合ったこの一年は、僕の人生において最も成長できた一年でした。

ここまでの野球人生で一番悔しく、さまざまな感情を経験した大学野球。高校までグラウンドでプレーすることが当たり前だった自分が、試合に出られない劣等感を味わい、スタンドでの応援や練習補助、怪我でプレーできないもどかしさなど、今まで経験したことのない角度から野球を見て、多くのことを学びました。

側から見れば、辛く、選手としては何も残せなかった大学生活かもしれません。でも今思えば、この4年間は、野球の神様が、人として成長し、人の思いや痛みを知ることで、より器の大きな人間になるためのチャンスを与えてくれた時間だったと思います。

自分が一人の人間として社会に出た時、信頼に足る人間であるかどうか。野球を通じて自分を磨き上げていくことが、スポーツをする上で最も大切なことなのではないかと、今は思えるようになりました。

だからこそ、この経験は必ず俺を強くする。そう信じています。

神様、ありがとう。

この4年間があったからこそ、一人の人間として、男として大きくなれた。そう胸を張って言えるように、これからの人生を歩んでいきます。

これまで浅倉大聖を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
ここからは、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。

【父さん、母さんへ】
どんなことがあっても、いつも一番の味方でいてくれてありがとう。
受験をすると言った時も、「大聖なら絶対大丈夫」と言って信じてくれて、本当に心強かったです。いつも一番の味方でいてくれる二人には感謝しています。
そして、世界で一番の理解者であり、他の人なら言ってこないような厳しいことも言ってくれたおかげで、常に自分が何をしなければならないのかを考えることができました。本当に感謝しています。
神宮でプレーしている姿はあまり見せられなかったけど、これからたくさん親孝行したいと思います。
愛してます!

【同期へ】
こんなに面白くて最高のみんなと、同じ年に生まれ、同期になれてよかった!
笑いの絶えない日常をありがとう!

【のりさん(野崎慎裕・R8卒)、赤間さん(赤間梢吾・R8卒)へ】
お二人には、いくら感謝してもしきれないほど、よくしていただきました。
自分が怪我で野球ができない時に話を聞いてくれたり、顔を合わせるたびに「調子どうだ?」と声をかけてくれたりして、兄貴のような存在でした。
そんな二人のアニキが大好きです。のりにい、あかまにい、本当にありがとうございました。

【川崎(川崎広翔・4年)へ】
高校時代から7年間、川崎と一緒に野球ができたことは、僕にとって大きな財産です。
口数が少なそうに見えて、平気で毒を吐くその性格に、何度むかついたことか(笑)。
でも、俺が受験をすると言った時に「待ってるから、絶対合格しろ」と言ってくれて、法政への入学が決まった時も、真っ先に「おめでとう」と言ってくれた。その優しさには本当に感謝しています。
ありがとう。
次のステージでの活躍を、いちファンとして楽しみにしています。これからも応援しています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

さあラストカードみんなで笑って終わりましょーや!