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主将 吉安 遼哉
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【4年間を一言で表すと】上中咲葵

23人目は上中咲葵(マネージャー・西武文理)です!

上中カウント

「法政大学野球部マネージャー」
この肩書きを背負って過ごした4年間。

でも、わたしはこの4年間が大好きでした。

高校3年の8月。学校帰りのバスでスマホを見ていると法政大学野球部が優勝したニュースが入って来ました。高校でも野球部のマネージャーをしていましたが、大学で何をするか全く決めていなかった私に、【新しい扉】を開けてくれた瞬間でした。

法政大学に入学することが決まり、神宮球場へ試合を観に行った高校3年の10月。制服を着て、凛とした姿で神宮球場を歩いているマネージャーの先輩方。客席を見ると、老若男女関係なく球場が一体となっている姿。小さい頃から野球場には何度も訪れていたが、なぜか球場にいる一人一人が鮮明に見えて、特別な時間に感じた。

そして、マネージャー面接を経て、法政大学野球部の一員となり、過ごした4年間は私にとって宝物です。

選手あってこそのマネージャー。
主役は選手。
だからこそ、「ありがとう」と言われると貢献できたような気がして私の活力になりました。今日は私からみんなに「ありがとう」を伝えさせてください。

①

〈同期のみんなへ〉
私は努力することが怖かったです。夢を叶えたくても、努力した先に失敗したら嫌だな、頑張ったのに無駄になったら嫌だなって。でもみんなの練習している姿を見ると、努力することを恐れている人は一人もいなくて、その姿を見て私も頑張ることが出来ました。ありがとう。みんなの後ろ姿はとても頼もしかったよ。

〈マネージャーのみんなへ〉
アナウンス後、誰よりも褒めてくれる夏希。
いつもテキパキ動いて、着実に仕事をこなす優奈。
将来はプロ野球のカバー画像を作ってほしいくらいいつもかっこいい画像を作ってくれる美結。

どんなに枚数が多くても、封筒の宛名はいつも手書きで達筆な字を書く創立。
同じ誕生日、同じ左利きなどなど、これからも共通点増やしていきます!、諄。
1年生の頃からずっと頼もしいしっかり者の琉ちゃん。
申し訳なくなるくらいいつもLINEの文章が丁寧な礼華ちゃん。

同期の男子マネージャーがいない中、全力で1年生期間を走り切った和哉。
「さきさん、何か手伝えることはありますか」といつも聞いてくれる凜。
神宮へ行こうに掲載してある「練習の1日密着」、私の中でナンバーワンです、佑嘉子。

いつも早朝から部のために働いてくれている石井、富永。
廊下ですれ違う時も、いつもニコニコで挨拶をしてくれる愛香、そねまな。

前に佑嘉子に
「さきさん、どんなモチベーションでいつも部活来ていますか」
と質問されたとき、上手く言葉にできなかったので、もう一度考えてみました。
実家のある埼玉からグラウンドのある神奈川まで4年間通い続けることが出来たのは、まずは、野球だからです。私は野球部以外だったら、絶対にマネージャーはできていないと思います。そして、なによりも、このタイミングで出会うことが出来たマネージャーのみんなと一緒に仕事が出来たことが私の日々グラウンドに通う意味だったと思います。みんなと部活が出来て本当に幸せでした。ありがとう。

②

〈家族へ〉
人見知りで、何も挑戦しない私に、沢山の【新しい一歩】を後押ししてくれました。
とくに、小学5年生のときの西武ドームの場内アナウンス体験は、私の人生のターニングポイントだったと思います。当時の私は、その知らせを聞いたとき「なんで私に許可をとらないで勝手に応募したの!」と大泣きしました。当日、マイクの前に座ると、近くのネクストバッターサークルには大谷翔平選手。そして球場はゴールデンウィーク真っ只中で超満員。とても緊張したのを覚えています。しかし、マイクを通してお客さんに声を届ける楽しさを知りました。それと同時に自分の感情を声に乗せることの難しさも知った瞬間でした。ですが、【そのマイナスも最後はプラスの力に変わっていき】、あの経験のおかげで今の私があります。

そして私は自分の人生において、常に野球がそばにある選択をしてきました。野球が近くにある生活は本当にお金がかかったと思います。それでも、いつも私の選択を応援してくれてありがとう。本当に感謝しかありません。社会に出たら、私が思い描いていた未来があるのか、ドアを開けてみないとわかりません。ただ、挫けず、次の扉をノックして【もっと大きなはずの自分を探し続けます】。

youshoki

最後に
この投稿のタイトルである「終わりなき旅」

知っている方も多いと思いますが、これはMr.Childrenの曲です。
苦しいとき、自分の弱さに負けそうになったとき、歌詞を思い出して励まされた曲です。

【次の扉をノックしたい】
【胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように】
【もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅】
多くの歌詞が自分と重なり、この言葉を選びました。

【高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな】
ラストシーズン、161人で日本一を掴みとります。