TOKYOROCKS2021 秋季号外

通常、紙面にてお届けしている号外スタイルの東京六大学野球情報紙。
今季も特別版として、本サイト上にて掲載させていただきます。
野球部員による記事だけでなく、各大学の新聞部や応援部などの様々な寄稿がこの号外を盛り上げます。
第1週 テーマ

この夏の収穫

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法政大学

この夏の大きな収穫はフレッシュな新戦力の台頭だ。昨春のフレッシュトーナメントで活躍した1.2年生が勢いそのままに新戦力としてチームの大きな歯車に成長を遂げた。篠木健太郎(1年・投手・木更津総合)、吉鶴翔瑛(1年・投手・木更津総合)の2名は1年生ながら堂々としたマウンドさばきと持ち前の強気なピッチングを見せ、存在感を示した。浦和博(2年生・一塁手・鳴門)は昨春の新人戦で2本の本塁打を放つなど、新人戦優勝の立役者となった男だ。この夏のオープンでは2年生ながら4番に抜擢され、見事にその期待に応えた。コンパクトな身体からは想像できないほどのパワフルなスイングと勝負強さが輝る。法政の新戦力を篤とご覧あれ。(小泉翔矢)

東京大学

今年の夏の収穫は、春のリーグ戦の長所であった走塁力について、さらに磨きをかけることができたことである。春のリーグ戦では10試合で24盗塁とリーグトップの盗塁数を誇り、機動力を生かした野球を繰り広げてきた我が東大野球部。短所である長打力不足を補う練習ももちろん行ったが、長所である走塁力も欠かさずに伸ばした。今年のチームの走塁長である隈部敢(4年=浅野)を中心に走塁意識・技術の底上げを徹底し、夏には外部コーチをお呼びしさらに磨きがかかった。我々が勝利するためには接戦を繰り広げる必要があり、接戦ほど走塁力が目立つ時はない。ここ一番で輝きを見せる選手の走塁力に今季も目が離せない。 (吉田洸)

立教大学

この夏の収穫は各ポジションで熾烈なレギュラー争いが行われたことである。今春のリーグ戦では優勝まであと1つというところで勝ち切れなかった。優勝することができなかった悔しさを胸に、選手全員が1球にこだわる練習をし続けた。その結果、リーグ戦出場が少ないもしくは出場したことがない選手がレギュラー陣を脅かす存在となってきた。 投手では栗尾(4年=山梨学院)、荘司(3年=新潟明訓)、池田陽(2年=智辯和歌山)、野口(2年=東海大相模)の4名による先発争いが繰り広げられた。野手では三塁手で佐藤(3年=福岡大大濠)、西川(2年=智辯和歌山)、田中祥(1年=仙台育英)の3名によるレギュラー争いが行われた。また、今春のリーグ戦では内野手で出場した吉岡(3年=広陵)が外野に回ったことにより外野手の争いもさらに激しくなった。紹介させていただいたポジション以外でも熾烈なレギュラー争いが行われた。 選手の層は春よりも確実に厚くなっている。今のチームにスーパースターはいないが、試合に出場するメンバーが誰であろうと自分の役割をしっかりと果たすことができれば自ずと結果はついてくるであろう。コロナ禍でいろいろと制限がある中でのリーグ戦開催となるが、ぜひたくさんの方々に立教の野球をご覧いただきたい。(竹間 心)

早稲田大学

「勝ちにこだわる。」春季リーグ戦以降、最も意識したことだ。秋季リーグ戦に向けて、チーム全体としても雰囲気良く取り組めている。5位に終わった春季リーグ戦では、1点差以内で勝ち点をこぼした試合が大半で、勝ちきれない弱さを痛感した。勝ちと負けの大きな差、勝つことによって得られるものの大きさを再認識した。各々がチームのためにできる最善の役割を考え、実践する。チームの勝利のために何ができるのか。野球の技術だけでなく、その他の部分でもチームに与える影響は大きい。まだまだ未完成のチームだが、「勝ちにこだわる。」ことで、これまで以上の価値を得られたことが収穫だ。(鈴木 隆太)

慶應義塾大学

この夏は誰よりも「涼しく」、そして「熱い」夏を過ごしたのではないか。Aチームは8/4〜14まで北海道幕別町を中心としてタンチョウリーグ遠征に参加。リーグ戦さながらの緊張感の中で実戦経験を積むことができたのは大きなプラス材料であろう。また、15度前後の快適な気候の中で練習をすることで、いつもは取り組めない課題に向き合い、練習量を確保することができた。ちょうど北海道では小麦が豊作であったそうだ。そんな小麦のように実りある豊作の遠征であった。Bチームは横浜を中心として活動。いつも以上にハードな練習に取り組み、各自の技量を大幅にレベルアップさせた。両チームが合流してからは夏の成果を発揮すべく、A.B合わせて8月のみで29試合を実施。圧倒される熱気に包まれた日々であった。 最後に新型コロナウイルスの情勢下ではあるが、遠征、試合、練習の実施にご尽力いただいた方への感謝は計り知れない。数多くの方の思いを繋ぎ春秋連覇への坂を全力で駆け上がる。(湯川適)

明治大学

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、高森キャンプの中止など活動の制限を余儀なくされ、思うように練習が出来ない日々が続いた。 しかし、この夏は秋季リーグ戦開幕まで限られた時間しかないなか「量」より「質」にとことんこだわってきた。 春季リーグ戦では野手陣はチーム打率リーグトップを記録したものの、投手陣の成績が振るわずリーグ3位という結果に終わった。数少ない夏季オープン戦ではエース竹田祐(4年=履正社)を中心に投手陣の奮起により「明治らしい」守り勝つ野球で勝ち越した。 野手陣はみな複数ポジションに挑戦し、春季フレッシュトーナメントで3本塁打を記録した杉崎成(1年=東海大菅生)や中村奎太(3年=日大三)など新たな戦力が台頭し、競走が激化。 この秋、「人間力野球」を体現し、悲願の天皇杯奪還へ。(鈴木一真)