東京大学 
あれだけ努力しても勝てないのか。11月1日の東明2回戦。笠原(4年=湘南)が打ったフライを明治大学のセンターが掴んだとき、そう思いました。飄々と投げる明治大学の先発竹田投手の前に、最終戦と意気込む東大打線が打ったヒットは、石元(4年=桐朋)の放ったホームラン1本だけ。野球の残酷さを思い知らされました。東大野球部はこの秋季リーグ戦、9敗1分と勝利を掴むことができず、連敗脱出は果たせませんでした。3年前に見せていただいた勝利、そして勝ち点獲得という素晴らしい景色を、下の代へと繋ぐことができなかったのはあまりにも悔しく、申し訳ない思いでいっぱいです。それでもこれだけ届かないからこそ、この六大学という舞台で挑戦し続ける価値があるのだと思います。これまでたくさんの応援のお言葉やご声援をいただき、誠にありがとうございました。僕たち4年生は引退となりますが、今後とも東京大学野球部をよろしくお願い致します。
