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JINGU ROKKEI

神宮六景

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TOKYOROCKS2024 春季号外 第3週 2024年4月24日掲載

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「明治神宮野球場の景色」

明治大学を卒業し、社会人野球のマネージャーとして8年ぶりに明治神宮野球場を訪れた2001年春、応援団の迫力やバックネット席での諸先輩方、ご家族・関係者の皆さまのご声援に改めて感動したことと同時に、「お前ももっと頑張れ!」と励ましの声を頂いている感覚になったことを今でも鮮明に覚えています。そして現役学生からはプレーを通じてエネルギーを分け与えてもらいました。
東京六大学野球の伝統は現役大学生や連盟関係者だけでなく、私たち卒業生も、出来る限り明治神宮野球場で観戦し声援を送ることが重要であることを再認識できた瞬間でした。
東京六大学野球だけでなく、スポーツを通じ「人間力」を磨くと良く聞かれます。
この「人間力」の解釈は、人それぞれかと思いますが、内閣府が報告しているものに「人間力は社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」とあります。
まさに東京六大学野球を通じ、聖地明治神宮野球場で「人間力」を養ってくれていると確信しています。
球場での観戦が久しい方は是非足を運んで頂き、新しい明治神宮野球場の景色を発見してください。
私もこれから出来る限り聖地に行きます。

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TOKYOROCKS2024 春季号外 第2週 2024年4月17日掲載

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32年ぶりの母校。私が学生時代過ごしたグランド、そして町並みや風景は変わっていますが、法政大学野球部が小杉に存在していることは変わりありません。
大学を卒業し、プロ野球を経験し母校で指導できる機会は、なかなかないことであり、こうした機会をいただき、ありがたく思っています。
プロ野球を経験した人たちが、学生野球の指導することが増えてきていますが、日本野球協会とNPB、プロ野球選手会など、多くの関係者のご尽力があって今日があり、こうした道を作って頂いたことは本当に感謝しております。

「HOSEI」のユニフォームに袖を通して約2か月が過ぎました。
東京六大学野球の「重み」、そして、法政大学野球部の「重み」を改めて実感している日々です。この「重み」は、現学生達にはまだわからない事ではあると思いますが、大学を卒業し、色々な道に進んでからこの「重み」を実感することだと思います。人との繋がりも。
東京六大学野球OBとの繋がり、各出身大学との繋がり、人との繋がり、同期の繋がり、上下の年齢を超えた人との繋がりを今後、学生たちは経験していくことだと思っていますし、いま私はこの事柄を改めて実感しています。

プロ野球の世界を含め長年、野球に関わり、多少なりにも経験値の引き出しはあると思っています。その経験値を学生たちに落とし込めることができるように考えています。
学生は学業が優先であります。その中で平行して如何に野球に取り組んでいくか。
自分で考え、それを実行し、結果へ繋げて行く。この3つがあって成長していくと思いますが、このいずれかの部分で学生が悩んだりした時に、どれだけ答え合わせができて、成長していくかが重要であり、その手助けが出来ればと。

学生と共に、法政大学野球部と共に、東京六大学野球と共に、私も成長していけたらと思っています。

2010年から続く、TOKYOROCKS号外 名物コーナーのひとつ。
野球部OBや関係者からのメッセージをお届けしています。