「コロナ禍での東京六大学野球」
令和3年の東京六大学野球春季リーグ戦は4月10日に観客の上限10,000人として開幕いたしました。開幕してからすぐに東京都がまん延防止等重点措置の対象地域となり第2週より上限5,000人となりました。しかしながら4月25日から三度目の緊急事態宣言が発出されたために第3週第2日から六大学野球史上初めての無観客試合の実施となりました。
東京六大学野球は興行目的したプロ野球とは違いますが、母校の応援をする応援団(部)や学生、ファンが一体となってのリーグ戦を開催するのが六大学野球であり、無人のスタンドでの開催は政府の方針とはいえ、たいへん残念であり寂しい、悔しい思いをしました。
現在も緊急事態宣言は続いていますが、緩和措置により第6週(5月15日)より再び上限5,000人で開催することになり少しだけほっとした次第です。コロナ禍での六大学野球も2年目になり、感染予防対策は一応の成果をあげてはいますが、誰もが感染してしまう可能性があります。春季リーグ戦も終盤を迎え、各校の努力で感染対策を十分に行い5月30日の最終日まで無事に終われたいとを願うばかりです。