マネージャー時代の苦労話はと聞かれ、30数年前の事を思い出しています。
マネージャーに成りたての頃は朝から夜までの電話当番、先輩の頼み事が多くて、ちょっと苦でした。
仕事を先輩マネージャーから教わり、見様見真似で勉強して、少しずつ慣れていきました。
4年生の時に主務になりました。部内では監督と部員との間に立ち、また、先輩諸氏、学校、連盟、他大学との窓口、責任者の様な事が主だったと思います。小さな苦労が多々あったような気がしますが、覚えていません。それだけ一所懸命だったのかも知れません。
シーズン前には都内に勤務する先輩を訪問して、足が棒になる位、パス券をお願いして回りました。多くの人に出会う事で自分の視野や見識が広がり、非常に感謝しています。勿論、試合ではベンチに入り、監督の横に座り、スコアーを付けていました。ベンチからは相手チームの応援ばかりが見えて、初めて早慶戦の時に早稲田のライト側の応援が見えた時は感激しました。
チームの状態が良くない時はそれなりの苦労もありましたが、それも今となっては良い思い出です。
マネージャーとして過ごした3年間は自分にとって、大変、貴重でその後の人生において、かけがえのない財産となっています。