【4年間を一言で表すと】作山大輔
29人目は作山大輔(内野手・福島西)です!
人生における「引退・卒業」のタイミングになると、周りが引くほど涙脆くなってしまう作山が本日の担当を務めます。この文章を書いているのが7月下旬なのですが、既に涙腺から怪しい気配がしています(笑)。「もう引退投稿を担当する時期なのか・・」と、悲しい気持ちはグッと堪え、特に感謝の気持ちを伝えたい同期、部屋子、両親に向けてメッセージを送ります。きっと字数制限ギリギリの長文になっていると思いますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
【同期のみんなへ】
浪人を経て入部し、更に手続きの関係で皆より1ヶ月遅れて野球部に合流しましたが、同期は温かく迎え入れてくれました。と言いつつも、初めての出会いの場となった採寸・写真撮影の際には、「誰だお前」のような視線を一身に浴びたことは今でも恐怖映像として頭に残っています(笑)。「俺って皆より年上だよな・・」なんてことは感じさせない顔つき・振る舞いの大人っぽさ、態度のデカさにはとても驚きました。そんな同期ですが、4年間一緒に野球できたことは一生の宝物でもあります。ランメニュー・トレーニング・振り込み等々、練習に付いていくだけでも精一杯の自分へ、励ましの言葉をたくさん掛けてくれたこと。野球のことを聞くと技術・知識を惜しみ無く使って丁寧に教えてくれたこと。マチュアカップやオープン戦でヒットを打てた時には、自分のことかのように大喜びしてくれたことなど、同期一下手くそな自分にとって、皆から貰えた愛のある言葉・行動はこれ以上ない幸せなことでした。自分は皆と野球ができているだけでとても幸せな気持ちになるし、同期全員、本当に大好きです。最高の4年間をありがとう!そしてラストシーズン、皆で笑って終わろう!
【部屋子(増田凜之介)へ】
約2年間、308号室で凜之介と過ごした時間は本当に楽しかったです。お互いベッドに入って部屋を暗くしてから始まる恋バナや、真面目に就活や学業の話。誕生日には焼肉やたこパをして、リーグ戦後にはお疲れ様会などなど、たくさんの思い出ができました。いつもニコニコして可愛い凜之介は、2年生からリーグ戦のメンバーに入ってしまう天才野球少年で、初めて神宮の打席に立った時には大興奮したのを今でもハッキリと覚えています。そのくらいすごく嬉しかったよ!自分から凜之介への愛が強すぎて、うざったいなと思う瞬間もあったかもしれないけど、幸せな時間をありがとう。これからも勉強・就活・野球と、凜之介のことをずっと応援しているよ!あと少しの間、同部屋生活よろしくね!
【両親へ】
「ありがとう」この一言だけでは伝えきれない程、大きな感謝の気持ちでいます。
父親は野球がとても上手で、自分の下手さにもどかしさを感じることも多かったと思いますが、それでも熱心に教えてくれました。息子として期待していたような野球選手にはなれなかったかもしれませんが、下手なりに一生懸命食らい付いていく泥臭い姿は、自分の良さとして見せられたのではないかと思っています。父の姿として見せてくれた大きな背中を、今度は自分が父親になった際に子供に見せられるよう、今後の人生も自分らしく一生懸命生きていきたいなと思っています。
母親は常に自分の最大の応援者でいてくれました。浪人を決意した時も、大学で野球がしたいと言った時にも、前向きで温かい言葉を掛けてくれました。本来であれば呆れて見放されてもおかしくない中で、それでも支えてもらえたことは本当に大きな励みになりました。大きな愛でここまで育てていただき、本当にありがとうございました。
これまでの人生で、両親にはたくさんの苦労を掛けてきたと思います。それでも大学まで野球を続けさせていただき、温かく見守ってくれたこと、本当に感謝しています。立派な社会人になり、これまでの感謝を少しずつ返していけるよう、たくさん恩返しをさせてください。名前にも込めてくれたように、大きな人間に成長できるようこれからも頑張っていきます。
野球人生の集大成として過ごした4年間。選手として恵まれ過ぎた環境の中でプレーできたことはもちろん、フレッシュリーグの企画・運営や、マチュアカップへの参入・取り組みなど、裏方としてチームに貢献できたことも貴重な経験になりました。特にマチュアカップでは、出番の少なかった選手全員が法政のユニフォームを着てプレーし、4年生が一体となる空間を創り出せることができ、微力ながら皆の為にも頑張って良かったな、と思えた瞬間でした。
ここでは書ききれない程たくさんの思い出がありますが、その全てが誰かの支えがあるからこそ成り立っていることも強く実感できました。遂にラストシーズンが始まりますが、支えていただいている方々への感謝を胸に、最後まで「青春激走」で悔い無くやり切ってきます!
今後とも法政大学野球部への温かいご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
今後とも法政大学野球部への温かいご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。