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【HOSEI DIARY vol.41】マネージャー特集

皆様初めまして!

新2年マネージャーの石井 智と申します!

あっという間に2月が終わり、春季リーグ戦開幕まで1ヶ月を切りました!

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、皆様はマネージャーが普段何をしているかご存知でしょうか?

実際私も、高校の同期と会うとき、大学の友達と話すとき、気になる女の子とご飯に行ったとき、毎回と言っていいほど「大学野球のマネージャーって何してるの?」と聞かれます。

本日はそんなマネージャーに密着しました。

私自身、初めてのブログとなるので拙い文章にはなりますが、最後までお付き合いいただけると幸いです!

2025年3月現在、法政大学野球部には新2~4年生の3学年で男子5名、女子6名、計11名のマネージャーが在籍しております。

弊部のマネージャーは主に第一合宿所のマネージャー室とグラウンドを拠点に活動しています。今回はそのマネージャーの業務に潜入してみたいと思います!

まず、マネージャー室では、事務作業や各々の担当の業務を中心に行います!

一つひとつの業務を箇条書きにして紹介していきたいところですが、挙げてしまうと枚挙にいとまがないので、とある日のマネージャー室の様子に潜入します!

まず朝にマネージャー室を訪れると、誰よりも早く出勤する藤森 創立(新4年・主務・五所川原)の姿が!

毎朝早朝より首脳陣と打ち合わせを行います。

チーフマネージャーである主務の藤森はチーム内の業務にとどまらず、対外的な窓口として、スケジュール調整や連盟行事の出席も行い、仕事は多岐にわたります!

この写真に写っているピンクの部携帯で、外部とのやりとりを全て行っております。

そんな藤森に、ズバリ主務のやりがいは何か聞いてみました!

「チームの代表として会議に参加したり、幹部ミーティングでも意思決定を求められることもあったり、大きな仕事を任せられる毎日は刺激的です。

主務は監督助監督、コンディショニングのトレーナーなどの首脳陣の意見を一番近くで耳にして、チームの財政面や学生だからこその視点を元に、首脳陣が行いたいことをチームを具現化していくことが一番の仕事だと思っています。

だからこそ選手寄りの視点になることも、監督寄りの視点になることも許されず、また自分の意見もしっかり持ちながら常に判断、意思決定することの連続です。」

入部時から尊敬する先輩のアツい回答に、心を打たれました。

実際、昨年秋に主務に就任してからも、朝6時の早朝練習からグラウンドに足を運ぶ姿がありました。学生と首脳陣の意思の摺り合わせができているのも、そんな藤森の姿があるからだと感じています!

続いて、日中のマネージャー室の様子に潜入してみましょう!

こちらはとある原稿を校正する井上 愛香(新2年・マネージャー・東京純心女子)

この他にも、リーグ戦期間に神宮球場で配布している弊部のパンフレット「神宮へ行こう」の作成もマネージャーが担っています!

こちらは備品を整理する曾根 万愛(新2年・マネージャー・静岡)

寮内の細かな備品もマネージャーが管理します!

こちらは大学へ提出する書類を作成する小山 凜(新3年・マネージャー・法政二)

カメラを向けるとピースをしてくれました✌️

こちらは電話対応をする仲澤 礼華(新4年・マネージャー・安房)

下級生が率先して電話を出るように努力していますが、仲澤の反応速度、そして無駄のない電話対応を見ると見習わなければいけないと感じさせられます✨

先輩方や同期が業務に勤しむ中撮影ばかりしているわけにもいかないので、自分も業務に励むことにします💪

遠征の道具準備もマネージャーの大きな仕事!

この日は翌日A.B共に遠征を控えていたため、かなり大変でした!

準備をしているところを隠し撮りされていました📷

このような事務作業の他にも、2年生以上のマネージャーには各々担当があります! 各々の持ち場での業務もマネージャーの重要な業務の一つです。

こちらは高校生担当の宮本 和哉(新3年・マネージャー・藤枝明誠)

今春入部予定の新1年生に発送する書類を作成しています✍️

こちらは賛助金対応を担当する椎田 佑嘉子(新3年・マネージャー・富士)

発送する書類を一つひとつ手作業で詰め込みます!

高校時代野球部のマネージャー経験もある椎田に、高校のマネージャーとの一番の違いを聞いてみました!

「高校では、グラウンドレベルでの選手のサポートという立場でしたが、大学では、チームの運営を行う立場として、より責任感のある仕事を行っているところだと思います」

自分自身高校は女子マネージャーがいないチームでプレーしていたので、高校のマネージャーのイメージがあまりついていなかったですが、椎田の説明で違いが伝わってきました!

こちらは夜遅くまで経費の利用記録を打ち込む、会計担当の富永 大輝(新2年・マネージャー・富士)

富永に会計担当で大変な点を聞きました!

「扱う額が大きいところと、小さなミスが許されないところです」

なかなか普通の大学生で扱うことのない額の経費を、1円単位で管理する会計担当、責任感がないと務まらないですね🔥

続いて、グラウンドでの業務に移ります!

弊部のマネージャーはボール渡しやティーアップなどの練習の補助は基本的に行わず、グラウンドでの来客対応や事故の対処などと言ったグラウンドの監督者としての役割がメインになります!

また、オープン戦の準備、運営もグラウンド担当の仕事!

午前のオープン戦の際は朝一からグラウンドの準備に励みます💪

写真:オープン戦の試合前にボールを砂で揉む富永

オープン戦の写真撮影もマネージャーの重要な仕事です! 撮影から試合結果のSNSの投稿まで、マネージャーが担います!

写真:オープン戦の撮影を行う井上愛

ごく一部ではありますが普段のマネージャーの業務を紹介していきました。

続いてはリーグ戦期間の仕事も紹介します!

まずは花形、ベンチでのスコア付け

選手の活躍を最も近い位置で見ることが出来ます!

写真:公式戦でスコアをつける藤森創

女子マネージャーは自校試合のアナウンスも行います!

写真:リーグ戦のアナウンスをする仲澤

また、他の五大学のマネージャーと協力し、リーグ戦の運営を行います!

私自身、初めて連盟の運営に入れていただいた日が早慶戦であり、大観衆の前で試合開始のサイレンを鳴らした時は感動しました。

写真:左 栁澤 諄(新4年・マネージャー・磐城) 右 宮本和

先述の通り、リーグ戦の写真撮影もマネージャーが行います! 貴重な一瞬をカメラに収めるために、一瞬たりとも気を抜けません!

写真:試合前の風景を撮影する椎田

スコアボードに表示する顔写真入りのビジョンの作成もマネージャーの仕事の一つです!

写真:ビジョン用の選手の顔写真を撮影する宮本和

写真:専用のツールを使い完成させた宮本和

この他にも、グッズの販売、選手用の弁当や補食の手配、行き帰りのバスのチャーター、指導者の球場への送迎など、リーグ戦期間のマネージャーの仕事は莫大な量です📚

リーグ戦期間は日が出る前から作業に取りかかる日もあるほど多忙ですが、その分やりがいは普段の何倍も感じます!

以上が大まかなマネージャーの業務になりますが、この他にも、遠征の帯同、キャンプや野球教室をはじめとしたイベントの運営、OB会関連の行事の出席もマネージャーが担います!

写真:サマーフレッシュリーグに帯同する栁澤

写真:昨年のスプリングフレッシュリーグの企画撮影を行う奥田 琉(新4年・副務・横浜緑ケ丘)

写真:小金井市野球教室で選手と同じユニフォームを着て運営を行う宮本和

写真:OB会の行事で受付業務に勤しむ奥田

最後に、マネージャー2人に気になる質問をぶつけました!

まずはこのブログに何度も登場している宮本和です!

マネージャー室やグラウンドでは、選手達から「和哉いる?」との声があちこちから聞こえてくるほど、宮本の部内での信頼は厚いです💪

左から3人目:宮本和

○高校生の時は選手としてプレーされていた宮本さんですが、マネージャーを志したきっかけを教えてください!

自分は高校3年生の春からサポートメンバーとして球拾いや整備、バッティングピッチャーなど、メンバーや下級生のサポートをしていました。

自分がプレーしていない立場でもチームが勝った時、心から嬉しかったのを鮮明に覚えています。同時に裏方の仕事にやりがいと興味が芽生えました。

また東京六大学の主務が掲載されているインターネットニュースの記事を目にする機会があり、大学野球にはマネージャーという役割が存在することを知り、かっこいいなと憧れを抱くようになりました。

高校時代に、試合メンバーじゃなくても、野球が下手でも、チームが勝つために大切な戦力であることを学び、法政大学進学後はマネージャーという立場から本気で高いレベルの環境で4年間努力したいと思ったからです。

入部後は大変なことの方が多いですが、素敵な同期、優しい先輩、可愛い後輩に恵まれ、楽しいマネージャー生活を送っています。

当時、マネージャーをすると決断した自分を褒めたいくらい、良い選択をしたと今になって思います。

○マネージャーをやってきて良かったと感じた瞬間、つらかったことはありますか?

何気なく選手から「ありがとう」と言われた時、最近だとフレッシュトーナメントでベンチに入った時、同期の活躍を神宮球場のベンチから間近でみることができて感動しました。逆に、1年生の頃は特にきつかったのを覚えています。男子マネージャーが1人しかいなかったため、オフがなく1日1日を乗り切るので精一杯でした。

仕事内容的には実は今が1番大変です、、、

だけど選手の頑張りに励まされて毎日頑張れています。

○今シーズンの抱負をお願いします!

この1年はチーム松下に全てを注ぎます。1年生の頃からお世話になった大好きなマネージャーの先輩4人に恩返しするためにも精一杯頑張ります。

個人としては、全体を広く見ることのできるマネージャーになりたいです。

また、選手から信頼され、何か指示をした時に「宮本から言われたら仕方ない」と言われるような取り組み、態度、姿勢を心がけます。

入部時から一番面倒を見てくれている宮本さんの回答から、マネージャーに対する気持ちがとても伝わってきました🔥

何事にも熱心な性格から部員全員から愛されています!

続いては弊部唯一の理系マネージャー、曾根です!部内では「そねまな」の愛称で親しまれています!

左:曾根 右:池田 惟音(新4年・外野手・静岡)

○高校時代の部活動を教えてください!
応援指導部📣で団長をしながら、放送部を兼部し、高校野球のアナウンス🎙️をしていました。

○マネージャーを志したきっかけを教えてください!
小学生の頃から静岡高校野球部のマネージャーになって甲子園に行く!という夢があったのですが、創部からマネージャーは募集されておらず、その夢は叶いませんでした、、。そんな中で上記の部活をやる中で野球部を支えられるように頑張ってきました📣大学ではマネージャーになるという夢を叶え、よりチームの力になる存在になりたいと思い、また静岡高校野球部出身の先輩方が多く六大学野球で活躍されている姿を見たこともあり、法政大学野球部でマネージャーをやりたいと強く思いました!

○曾根はマネージャーで唯一の理系とのことですが、勉強と両立するコツを教えてください!
私はグラウンドから自宅までが遠く、電車に乗る時間が長いので実験レポートをその時間に書いたりしました🧪

○入る前に想像がつかなかった業務は何かありますか?
元々高校野球のマネージャーに憧れていたこともあって、グラウンド立つことが少ないことには驚きました!

○今シーズンの抱負をお願いします!
リーグ戦優勝に向けて、チームのためにできることを精一杯頑張ります!

高校時代は静岡県大会の開会式のアナウンスを務めた曾根、アナウンスは首脳陣や来客からも高評価です🎤

ただ一番の曾根の持ち味は、誰にも負けない野球愛でしょう⚾

いかがでしたでしょうか?

今回紹介できたのはごく一部であり、この他にも数え切れないほどの魅力があります!

この文字数からもマネージャーという役職の濃密さが伝わってきたと思います。

入部前には想像できなかったことばかりで、今でもなお新鮮に感じることばかりです!

チームの【戦力】として、天皇杯奪還・日本一に向け、マネージャー一同精進してまいります。

今後とも、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

本日はこの辺で失礼いたします!