【日本一へのカウントダウン】塙雄裕
日本一へのカウントダウン27人目は、
塙雄裕(投手・常総学院)です。
私にとって野球とは「形見」です。
この法政大学に入学し4年間様々な経験をさせていただき、楽しいことも苦しいことも仲間と共に味わい乗り越えてきました。
東京六大学という舞台で野球ができているのは父、母、兄の存在も大きかったですが、一番は野球の楽しさを教え、少年野球の監督として野球を教えていた祖父と祖母の存在が大きいと思っています。
祖父と祖母がいたことで、私は常に野球のことを考えることのできる環境で生活することができました。
私の野球は、今は亡き祖父の教えです。
どんなに辛いこと、苦しいことがあっても辞めずに続けてくることができたのは、天国にいる祖父に自分の成長していく姿を見せたかったからです。
そしてこの法政大学での4年間はレベルの高い環境で練習することで、より成長することができたと感じています。
同期や後輩から刺激を受け、常に自分を振り返り、より上を目指し続けてこの4年間を終えることができると思います。
4年間成長させてくれた同期、後輩には感謝しています。
そして時に羽目を外してしまうことがあっても、自分の将来を心配し見守ってくれた父と母には感謝してもしきれません。
そしていつも相談に乗ってくれ味方になってくれる兄、いつも天国から見守ってくれている祖父そして祖母、全ての人への感謝の気持ちを忘れずにこれから社会人野球へと進み、夢であるプロ野球選手になって恩返しができればと思います。
自分のためだけでなくおじいちゃんにまで届くようにできる限り野球を続けていきたいと思います。
4年間応援してくださったOB・OGの方々、加藤監督、大島助監督ありがとうございました。
そして同期のみんな、共に過ごすことのできる時間は残りわずかですが、その時間を大切に、卒業後もそれぞれの道で活躍できるよう頑張っていきましょう!