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【4年間を一言で表すと】萩颯汰

19人目は萩颯汰(内野手・法政二)です!

はぎ のコピー

「遠きに行くには必ず邇きよりす」

 

私の第一の人生の幕が閉じようとしています。

野球を通じて感動を与える選手になる19年間の集大成。残すこと、秋季リーグ戦のみとなりました。
まず、大好きな野球に全力を尽くせるこの当たり前ではない環境を当たり前のようにしてくれた両親、祖父母をはじめとする、支えてくれた多くの方々にありったけの感謝したいです。本当に有り難うございます。

 

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私は運がいい、恵まれている、そう思います。

命をかけて全力を尽くせる野球に出会えた事、そしてここまで野球が続けられたこと、最高のチームメイトに出会えた事。これまでの人生全てが偶然で、奇跡だと思います。でもこの偶然と奇跡は、必然でありこの偶然と奇跡が私の人生を鮮やかに彩ってくれました。

 

私が野球を始めたのは幼稚園の頃からです。この野球人生を振り返るとうまく行かない事ばかりだったと思います。成功が見えなくなるほどの失敗を重ねてきました。そんな中でも野球をやり切る事ができたのは、家族、仲間がいたからだと思います。私はこの出会い、繋がりに支えられてきました。野球から最も得る事ができたのは、この出会いと繋がりを大切にする事です。出会い、繋がりは一生のものになります。これから先どんなに辛い事、苦しい事が起きても、私には帰る場所がある。頼れる皆んながいる。これを学ぶ事ができただけでも19年間野球をやり続けてきた価値はあると思います。

私の人生一つ目の節目、有終の美を飾れるよう最後までやり抜きます。

 

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家族へ
常に自分の最大の味方でいてくれた家族。ありがとうだけでは全く足りません。家族の存在がいたから常に前を向き、ポジティブでいられる自分がいたと思います。私の野球をやっている姿を好きと言って、観に来れる時は毎回観にきてくれたので正直もっと野球で活躍する所見せたかったです。ですがまだ私には、目標があります。その目標を通してより大きな恩返しができるように日々努力していきます。私のこれからの挑戦をどうか暖かく見守っていてください。

同期へ
ひとりぼっちが嫌いな私は皆んなといる時間が大好きでした。野球をしている時間、食堂でご飯を食べている時間、寮で過ごしている時間。どれも私にとって宝物です。もっと一緒にいたかった、本当にありがとう。
そして、必ず日本一になろう!
正直、この生活がなくなると考えたら寂しさでいっぱいです。でもずっと繋がってます。この出会いに感謝しています。これからも末長くよろしくお願いします。

新寮組へ
皆んなのする野球は輝いていました。どうにか追いつきたいと毎日必死に練習をしました。その中で西村、姫木、中津は特に練習を一緒にしてくれました。おかげさまで充実した野球人生活になりました。ありがとう。
個人的に山城航太郎の今後が楽しみです。
野球を続けるみんなのこれからの活躍は私自身の活力にもなります。これからも私の身近な憧れでいてください。

ニ寮組へ
皆んなと過ごしたこの時間はとても濃かったです。中山、齊藤、形岡、鈴木(大)土屋、市原とは7年間共に過ごしてきました。皆んなとの生活は長いようで一瞬でした。苦しい時、辛い時を乗り越えてこれたのは皆んながいたからだと確信しています。特に野手陣はレベルと高い同期に追いつこうと切磋琢磨しました。二年生の時には毎日23時まで大沢、大川と練習していました。今思えばこれが私の野球人生の中で結果に結びつけることのできた1番の努力だったと思います。名前をあげるとキリがありませんがこんな4年間をやり抜き、同じ目標に向かって努力ができた私たちは強いです。最後のシーズン粘り強く戦い抜きましょう。これから先別々の道を進むけれどもこの繋がりは一生物です。辛い時はまたいつものように皆んなで手を取り合っていきましょう。

後輩へ
こんな私を慕ってくれてありがとう。
次は君たちの番です。期待しています。

 

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最後に
私は一般的に野球はなくてもいいものだと考えています。でも我々選手や支えてくれた方々、野球が好きな人の人生にとっては、なくてはならないもの、かけがえのないものです。野球から受けた「感動」というのは人生で最も大きく、輝いていたと思います。そんな
「なくていいものがかけがえのないものになる」
我々が十何年も味わってきたこの体験をより多くの人に届けられる人間になりたいと思います。

 

「遠きに行くには必ず邇きよりす」

 

ここから私の第二の人生が開幕となります。
「感動を届けられる人間」になるという
新たな目標のスタートとしてチーム一丸となり日本一を達成します。そして今まで支えてくださった多くの方々に自分たちが今生み出せる最大級の感動を届けます。
今後とも、オレンジ色のご声援をよろしくお願いいたします。