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アメリカでの成長

こんばんは!
慶應義塾大学野球部主務の山木です!

今回2月23日から3月11日までの約2週間、アメリカ・フロリダ州にある「IMG Academy」という施設を拠点に7年ぶりのアメリカ遠征を行いました。

このIMG Academyは、あのトップテニスプレーヤーの錦織圭選手も通っており、最先端の技術を使用している巨大なスポーツ施設です!テニスで有名な所ですが、野球場は4つもある本当に大きな施設でした。

IMG Academyのあるタンパは、朝晩はかなり冷え込みましたが日中は日差しも強く暖かい為、野球をするのには最高の気候でした!
日差しが強く、サングラスをかけて練習を行うことがほとんどでしたので、ほぼ全員が目の回り以外が焼けるといった、少し変わった日焼けの仕方をしていました。(笑)

さて、今回のアメリカ遠征についてですが、まず練習面において非常に充実していました。
効率的なアップのコンディションから始まり、元MLBの選手であるコーチ陣からの投球、打撃、走塁、守備の指導、投球・打撃フォームの動作解析、最先端のウエイトトレーニング、栄養学、メンタルトレーニング、視覚トレーニングといった日本にはない様々なメニューをこの遠征で選手たちは行ってきました。

<2:26>ウエイト5

<ウエイトトレーニングの様子>

たった2週間だったかもしれませんが、この2週間で間違いなく選手たちは大きく成長したと思います。
例えば上記の野手のコーチによる指導について言えば、遠征当初のバッティングフォームと遠征終盤のフォームとを比較した際、明らかに全員終盤のフォームの方が力を効率的にバットに伝えているフォームになっていました。

さらにOP戦でも、オリオールズ、フィリーズのマイナーチーム相手にも練習の成果をしっかり発揮し力強い打球を放っていました。

<3:9 Orioles>齋藤

 <オリオールズ戦での齋藤

このように短期間ではありますが、目に見える形で選手の成長を見ることができ、僕自身とても嬉しかったとともにアメリカやIMG Academyの練習の効率の良さに驚きを隠せませんでした。

<3-7 Phillies>両チーム集合写真1-min

<フィリーズとの集合写真>

そして今回この遠征にきている選手、スタッフ、マネージャーはこのアメリカでの経験を日本に伝えるべきだと強く思いました。

またアメリカの様々な物や文化にも触れ、様々な方にお会いすることができました。
最初のオフではNBA観戦、ヤンキースのキャンプ地の施設見学、最後のオフにはレッドソックスのキャンプ地見学、メジャーリーグのオープン戦を見学しました。
施設見学では特にレッドソックスのキャンプ地jetBlue Parkの施設の規模、また球場と太陽の昇る位置と沈む位置が同じといった施設の造り、グリーンモンスターのようなレフトフェンス等を見学することができ、僕個人としては非常に興奮し、日本との様々な違いを感じました。

<3:8 Red Sox>球場5

<jetBlue Park>

またメジャーリーグのオープン戦、NBAでは試合間のイベントの盛り上がりを肌で感じることができ、本当に良い経験ができたと思います。

このようにアメリカには人々を楽しませる為の工夫が至るところにあり、マネージャーとして、いち個人として物事に対する考え方が大きく変わり、選手だけでなく僕自身にとってもプラスとなりました。

最後にアメリカ遠征を終えて、野球のレベルアップはもちろん、人生において大きくプラスとなる経験をすることができ、本当に充実した2週間となりました!
この経験をこれから様々な人に伝え、生かしていくことが重要であり、そして最終的に春、目標であるリーグ戦優勝、日本一を果たせればと思っています。

今後とも弊部への温かいご声援の程、何卒宜しくお願い致します!

 

(新4年・主務・山木優佑/慶應義塾高校出身)

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