【受験生応援企画!〜第6回・三戸宏介〜】
こんにちは!
第6回目は、環境情報学部に現役で合格した三戸宏介のインタビューです。
受験学部と合否を教えてください。
総合政策学部と環境情報学部を受験し、環境のみ合格しました。
選択科目は、英語と小論文です。
ちなみに、受験の雰囲気に慣れるためだけに文学部も受験しました(笑)
慶應を受験しようと思った理由は?
東京六大学でプレーすることに憧れ、高校時代は慶應か早稲田に行きたいと思っていました。
慶應に決めた理由は、先輩から一般入試で入部をして野球をするなら慶應の方がいいという話を聞いたからです。
自分で考えたというよりは先輩からアドバイスをもらって決断しました。
また、引退してから本格的に受験勉強を始めたため、早稲田は国語や他の科目もやらなければならず科目が絞れるSFCを選びました。
高校で部活を引退してから受験までの過ごし方は?
正直、引退するまでは全く受験勉強をしていませんでした。英語の偏差値も40〜45程で合格には程遠かったです。しかし引退後は全くスポーツをしないで12〜13時間勉強したおかげで徐々に成績は上がっていきました!
学校がある時はそのまま塾へ行き23時まで勉強、その後家に帰っても少し復習をしたことがよかったと思います。僕は家だと色々と誘惑があったため、基本的には塾で勉強していました。
特に力を入れた科目
英語です。
最初は数学の方が模試の偏差値はよかったけれど、両親に英語をやっておいた方がいいと言われて英語を選択しました。高1の基礎から固めていきました。
小論文に関しては、たまたま野球部の部長先生が国語担当で、毎日書いて添削してもらっていました。一時期他の科目に流されそうになり、日本史に手を伸ばしたこともあります。でも終わりがないと思ったので2科目に絞りました。
オススメの勉強法は?
いろんな参考書に手をつけようとすることは時間の無駄です。受験の時期は不安なので参考書を見ていくごとに全てがよく見えてくると思います。ですが探している時間はもったいないです!
やると決めたものはわからないところが一切ないレベルまで仕上げましょう。
SFCの過去問は解きましたか?
はじめ、小論文は6時間かけて解いた割にめちゃくちゃな文章でした。ある程度知識が必要だと感じたので『文藝春秋オピニオン 2014年の論点100』を読んでいました。
英語は、とにかく量だと思って200語くらいの長文を沢山解いて自信がつき、いける!と思っていたのですが全然模試で伸びていなかったのです。SFCはマークシートだからといって侮っていた結果、一文を精読する能力が欠けていました。なので、和訳のところを重点的にやって最後の最後まで東大や阪大の過去問を解いていました。
何をモチベーションに勉強していましたか?
慶應に入って、神宮のグラウンドに立って、早慶戦に出て、可愛い彼女を連れて…といった華やかな大学生活を送ることを考えていました(笑)
本番当日のエピソード
緊張はしましたが、それに焦ることなく弱気になっている自分を客観視できました。そうなると意外と落ち着いて、自分のやるべきことをやろうと思いました。弱気になること自体は悪いことではないです。
また、雰囲気を確認するために受けた文学部は辞書持ち込み可能でした。ですが僕はそれを知らず、会場に入ったら周りが辞書を出し始めて驚きました(笑)当日の持ち物は確認しましょう。
慶應野球部の魅力は?
個性豊かなところです。やる時は真面目に取り組み、オフの時は小学生のように楽しむ、といったようにメリハリがあることもいいところだと思います。
最後に塾野球部を目指す受験生にメッセージをお願いします!
この時期は来年自分はどうなるんだろう…と不安になることも多いと思います。高校受験の時よりもプレッシャーを感じることもあると思います。でも、受験が目的ではなく、慶應に入ってリーグ戦に出るための手段だと考えて焦らず自分を信じることが大事です。
不安になるのも、プレッシャーを感じるのも、今本気になれている証拠です!
最後まで諦めずに本気を貫いてください!