日吉キャンプ
“White-heart enthusiasm melts many a cold prospect.” B. C. Forbes
(情熱や熱狂こそが、不可能を可能にするのだ…)
練習量に飢える亡者たちが、有り余る情熱を注ぎこみ、熱狂し、大きく成長する期間…
“HIYOSHI CAMP”
こんにちは!新4年藤田です。
2月26日から、A軍とB軍に分かれ、それぞれ石垣キャンプと日吉キャンプを行いました。
今回は日吉キャンプレポートをお届けします。
日吉キャンプは、いつも以上に多くの練習、そして、実戦練習が組み込まれ、非常に充実したキャンプとなりました。
この期間の振り返りの意味も込めて、さまざまな選手からコメントをいただいので、ご紹介します!
〈日吉キャンプキャプテン:明渡〉
日吉キャンプ最終戦で勝利を飾り、良い雰囲気でキャンプを終えることができました。
しかしその一方で感じたことがあります。
それは「野球をやれているのは当たり前じゃない、ボールやバットがあるのは当たり前じゃない。」ということです。
オープン戦後相手チームの部員が第一寮のロッカーを見て「すげぇ」と一言呟いたときに、自分自身が現在、野球をやれている環境を当たり前に思ってしまっていたと認識しました。キャンプを通して様々な課題が出ましたが、その課題の解決よりも先に「素晴らしい環境の中で野球ができている」という認識を持って、野球に取り組むことがチームを勝利へと結びつけるのだと思います。
〈投手キャプテン:前田〉
日吉キャンプが始まるときに、「野球から逃げない、野球と向き合おう」と部員に伝えました。野球に向き合えば向き合うほど、自分ができていないことが多く見えてきて、悩むことも多くなります。しかし大事なことは、「できないことにチャレンジする」「できるまでやる」だと思います。その姿勢が、チームにとって大きな力になります。
今年も部員数の多いチームになりますが、まず一人ひとりが野球に真剣に取り組み、チーム力で勝てるよう、頑張ります。
〈2軍監督:黒田〉
私はこの日吉キャンプで、二軍監督として統括をさせていただきました。率直に感じたのは、自らの力不足です。大久保監督・林助監督が不在の中、自分の視野の狭さやマネジメント能力の低さを痛感しました。この経験を活かし、今より一層、石垣キャンプから帰ってこられる監督・助監督、選手全員に対してのサポート、今春から行われる「フレッシュリーグ」の監督という立場での下級生の牽引に尽力したいと思います。
ここからは「ぜひともコメントしたい」と言ってくれた選手のコメントです!!
〈新4年・川田〉
今年は例年に比べて明らかに学年の壁を越えて良い意味で仲良くやれています。そして外野手陣は華のある外野手を目指すということが浸透されていてすごく嬉しいです。
~1番華のある外野手といえば…。彼ですね。~
〈新3年・山本燦〉
沖縄キャンプ組がいない間に、自分なりに追いつき、追い越すためにどうするかを考えた結果、日々ウエイトトレーニングに勤しんだ日吉キャンプ期間でした。
~ぜひ彼の胸筋にご注目ください笑~
〈新2年・藤井〉
石垣島、沖縄での猛練習に負けじと日吉キャンプでも全力で元気にとても密度の濃い練習ができ、投手として大きな成長を実感しています!
春のフレッシュリーグで活躍するため、これからも僕らしく全力で元気にプレーしていきます!
~ストレート、唸ってました。~
〈新2年・田中凌馬〉
日吉キャンプでは、多くの実戦経験を積むことができたのと同時に、新1年生の台頭にビクビクさせられました(笑)僕含め下級生から、上級生やAチームの選手に刺激を与えられるよう、日々精進していきます!
~彼の元気の良さのおかげで、体感気温3度ほど上がります。~
〈新2年・本岡大二郎〉
キャンプ中は素振りに拘って鏡の前でバットを振りこみました。フォームも徐々に安定していき、実戦の中で打席での積極性も出せるようになりました。
フレッシュリーグでは慶應の戦力になれるようこれからも精進します。
~打撃絶好調です。~
〈新1年・柏木〉
初めて実戦で投げたことで、自分の長所短所が明確になり、次に活きるとても有意義なキャンプになりました。
~オープン戦では新1年生ながら、圧巻のピッチング~
〈新1年・大串〉
日吉キャンプという野球に没頭できる環境があることに毎日感謝して一生懸命練習しました!
~1年生もガンガン練習してます~
〈新1年・柳田〉
この日吉キャンプで、普段練習できない内野外野との連携などの実践練習ができ、技術面で大きく成長しました!
この期間の学びを活かしてこの先も成長していきたいと思います!
~独特なフォームで周囲を威圧~
リーグ戦開幕まで一カ月を切りました。
ここからは、石垣、日吉、両キャンプメンバーが結集し、レギュラー、メンバー入りをかけた熾烈な競争が繰り広げられます。
この日吉キャンプメンバーの中から、1人でも多くの選手が1軍に食い込み、競争を激化させることによって、チーム力は上がっていくはずです!
そしてその先には…
“優勝”
リーグ戦開幕まで多くのオープン戦が組み込まれていますので、ぜひ下田グランドまで足をお運びください!
それでは、また!