2017春 立大戦振り返り
長い週末でした。。勝ってこのブログを書けていることに達成感を感じずにはいられません。。
こんにちは、前川です。
慶立4連戦、応援していただいた全ての方に感謝申し上げます。お互いの意地と意地のぶつかる好ゲームばかりでした。
そう、今回の相手は立教大学。前週に強力法政打線を封じ込めた田中誠也投手、手塚投手の先発陣、サブマリンの中川投手、そして打線には甲子園常連校出身者がズラリと並ぶ巨大戦力のチームでした。
4戦となると少し長くなりますが、試合を振り返りましょう!
《第1戦》K 2-2 R
先発は慶東1回戦と同じ1年生の関根でしたが、初回にいきなり強力立教打線につかまり、1点を先制されると、3回にも立教キャプテン・熊谷選手の三塁打を機に1点。自慢の打線も4回まで田中誠也投手の前にノーヒット。
強い。。
正直なところ全部員が感じたと思います。しかし、例年の慶應とは違うのがここからの粘りです。
4回にチーム初ヒットを郡司が放つと、倉田と天野の適時打で2点を返し同点に追い付く事に成功しました。
タイムリーを放った倉田
写真提供:慶應スポーツ新聞会
その後はお互いチャンスを作るも粘り合い、最終回も1死満塁のチャンスを作るも立教の1年生サブマリン中川投手の前に連続三振。プロ併用日の為9回打ち切りで引き分けとなってしまいました。
《第2戦》 K 2-4 R
慶應・髙橋佑樹、立教・手塚投手と予想通りの先発で始まった第2戦。この日も2回に連打を機に1点を先制され、出鼻をくじかれてしまいます。
この窮地を救ったのは5回に代打で出場した小原和樹でした。見事起用に応え同点適時打を放つと、流れに乗り柳町が勝ち越しの適時打。最高の流れで逆転に成功します。
同点タイムリーを放った小原和樹
写真提供:慶應スポーツ新聞会
しかし6回に悪夢が待っていました。リリーフでマウンドに上がっていた土井が捕まり、今シーズン好調の立教・山根選手に逆転の2点本塁打を浴びます。
最後までこの点を返すことが出来ず、敗北を喫してしまいました。2日連続で接戦をものに出来ず、非常にショックの大きい負けとなりました。
《第3戦》 K 6-1 R
負けてもくよくよしていられないのがリーグ戦。
第2戦の試合後にはチーフスタッフの石井康平が、「切り替えてこの負けをチームの成長につなげよう」と前向きな言葉を口にし、部員全員が、”やり返してやる”という強い気持ちをもってこの試合に臨みました。
先発は第1戦と同じく、関根と田中誠也投手でした。関根は堂々としたマウンド捌きで粘りのピッチングを披露すると、4回についに、このカードでずっと取れなかった先制点をあげることに成功します。
執拗な内角攻めに苦しめられていた岩見がこのカード初安打で出塁すると、ここから怒涛の4連打を含む5安打を集中させ、一挙5点を奪いました。
関根は7回途中まで投げて9奪三振の快投。ピンチを作ってマウンドを降りましたが、後続を前日先発の髙橋佑樹が断ち、素晴らしい投手リレーで立教打線を封じ込めました。
7回には今シーズン2本目となる郡司のソロ本塁打で効果的な追加点をあげ、見事勝利を収めることができました。
先制タイムリーとダメ押しのソロホームランを放った郡司
写真提供:慶應スポーツ新聞会
《第4戦》 K 10-2 R
1勝1敗1分けで迎えた火曜日の神宮球場。前日の快勝からか、運命の1戦を迎える慶應ナインに不安な顔は一つも見当たりませんでした。
3連投となる髙橋佑樹と中1日の手塚投手の両先発で始まりました。髙橋佑樹はこの日もコースギリギリをつく素晴らしいピッチングで三振の山を築きます。
快投を見せた髙橋佑樹
写真提供:慶應スポーツ新聞会
その頑張りに応えるべく、前日と同じく4回に集中打が生まれました。
柳町ヒット、岩見ヒット、郡司タイムリー、清水翔太送りバント、倉田死球、照屋タイムリー、髙橋佑樹タイムリー、天野タイムリー、瀬尾タイムリー、、
流れるような攻撃で6点を取ると、最後は岩見の捉えた打球が左中間フェンスを越える満塁本塁打となり、一挙10点を挙げる事となりました。
そして意気消沈した立教打線を内野ゴロの間の2点のみに抑え、前日に続く快勝、見事に念願の勝ち点を手にしました!!
書いていても壮絶だったなと感じます。。本当に全員の力で掴みとった勝ち点でした。
それでは、今週のヒーローのコメントをお届けします!(随所にヒーローが多くいすぎたため選ぶのにすごく苦労しました)
・倉田(4試合計7安打を放ちました)
次の試合に向けてまた練習に励みたいと思います!僕が打ったのは実力か偶然か決めるのはあなた次第です。
・髙橋佑樹(3連投を投げ切り立教打線に立ちはだかりました)
本当に本当に勝ち点とれて良かったです!個人的には初ヒットが出てホッとしました(笑)
・郡司(第3戦、4戦で先制のタイムリーを放ちました)
さすがに4連戦ともなると、立教の選手に親しみさえ感じるほどでした。この粘り強さを忘れず、次の法政戦に向けて頑張ります!
死闘を乗り越え、チームは何倍も成長することが出来ました。しかし、今後のカードも強敵ぞろいです。満足せずに一つ一つ勝ち点を積み上げて行きたいですね!
長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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