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主将 本間 颯太朗
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〜夏ブレイク選手〜

こんにちは。藤田です。

 

今回は、この夏1軍でブレイクしている(藤田の独断と偏見)3年生4人に注目しました!

夏ブレイク1
<左から、内田長谷川前田太田

 

———他己紹介をお願いします。

長谷川(→内田):とにかく熱い男、内田蓮ですね笑。とにかくストイック系男子なんで。ストイック過ぎて、ケガしてしまうときがあるのが…笑。内野手としてもうまいですし、とにかく気迫を感じます。気持ちではレギュラーに勝っている部分もあるのでは?

内田(→長谷川):やっぱり長谷川が1番バットを振ってるのは、間違いない。野球において、すごいストイックに取り組んでいると思います。普段はいじられていますが、代打で結果を残しているところを見ると、自分も頑張らなきゃいけない、頑張れば結果はついてくるっていうのを長谷川から学んでいます。とてもいい刺激になっています。

太田(→前田):前田はいつでも一生懸命練習していて…。そんな前田を見ていると、「自分もやらなきゃな、ちゃんとやらなきゃな」って思います。また、とても刺激を受けています。

前田(→太田):3年生でリリーフという同じ立ち位置ということもあり、「お互いに頑張ろう」っていう気持ちと、「太田にだけには負けたくない」という気持ち、両方持って練習しています。

 

 

———毎試合、どんな気持ちで臨んでいるの?

内田:「今日結果が出なければ明日はない。」っていう気持ちで臨んでいます。失うものとかないので。結果も大事ですけど、自分自身で後悔しないようにやれる準備はしっかりやって試合に臨もうと思っています。

 

長谷川:技術的には1軍の選手には劣るので、気合で負けちゃどうしようもない。とにかく、全力でがむしゃらに、かつ打席では冷静に。1打席ごとに成長していけるように、毎試合臨んでいます。

 

太田:僕はいつも崖っぷちなので。ず~っと。「今日失敗したら終わり。」という気持ちで。春は自分のことしか見られなくなって失敗しました。今はその「終わり」という状況の中で、自分のことだけでなく、「打者と対戦する」ということを考えて、視野を広く持つように意識しています。

 

前田:僕も太田と一緒です。最近1軍で投げ始めて、「これでミスったら最後の登板だな」と思うんですけど…。でも、それまでの練習をちゃんとやろうって。試合への準備をしっかりやって、あとは試合に臨むだけという気持ちです。

前田和真2(3年・津西)
前田

 

 

———前田、長谷川は今夏全早慶戦に出場し、初めて早慶戦を経験したね。

前田:應援指導部の応援のある試合、僕にとっては初めてだったので、とても新鮮で。これで本当の早慶戦では、もっと人も入って…と考えると、想像もつきませんでした汗。

長谷川:試合が始まるまでは人がいっぱいいるなと思って、ソワソワしていたんですけど、試合に入るとだいぶ集中できました。もしも本番の早慶戦でベンチ入りしたら、耐えられるのかって不安になりました。

藤田:全早慶戦での本塁打について、一言だけコメントをお願いします。

長谷川:「まぐれ当たり」が出てよかったです笑。

長谷川晴哉1(3年・八代)
長谷川

 

 

———内田、太田は、2年時にはリーグ戦を経験するも、今春は出場機会に恵まれなかった。やっぱり悔しかった?

内田:僕は、(春は)ケガをしてしまって。実力(で出れなかったら)なら納得がいくのですが、ケガで勝負の場にさえ立てていない。「どうしたらいいんだろ」ってかなり悩んだし、とても悔しかった。それでも、ケガしたことをプラスにしようと思って。ミーティングや試合などでは、学生スタッフと協力しながら積極的にメモを取りました。その結果、チーム全体を広く見れました。悔しかったですが、とてもいい経験ができたと思います。だからこそ、秋は試合に出て、プレーでチームに貢献したいなって強く思うようになりました。

内田蓮1(3年・三重)
内田

 

太田:今まで、(リーグ戦に)2試合出ましたが、僕の中ではすべてリセットしています。「今まで(リーグ戦に)出た」とか関係なくて。今年の春も結果が残せず、リーグ戦にも出られず。「自分が下手だから出れない。」ということをより自覚したので、春出られなかったから悔しいという思いはありませんでした。「みんなと同じ土俵で勝負した結果、負けた。だから、出られていない。」その分割り切って、打撃投手などのサポートに精力的に取り組みました。

 

 

———ここにいる4人は、レギュラーメンバー以上に継続した結果が求められるよね。やっぱりプレッシャーはある?

長谷川:僕は代打起用が多く、「打たなかったらそれまで」なので。打席入る度に緊張しかしないです。だけどその時々は、シンプルに考えて、「芯にあてよう」とか「低めを捨てて、思い切り振ろう」とか。単純化して考え、できるだけプレッシャーを忘れようとしています。

内田:結果を出さなければならないので、もちろんすごく緊張します。だけど、もうそれはそれでしょうがない。「ぶち当たれ」と思ってやってます。

前田:試合ごとに緊張しますけど…、試合で突然うまくできることなんてないので。だからこそ、試合までの準備をしっかりやって、あとはもう試合に臨むだけ。あんまり深く考えないようにしています。

太田:たしかに結果が求められるという面では、プレッシャーはありますが、実際、菊地、ボンバー(髙橋佑樹)、りょうご(髙橋亮吾)とかの方が、チームを背負って、試合をしているわけだから。絶対菊地たちの方が、「チームを背負うプレッシャー」っていうのは感じていると思うし。こっち(自分)は、ベンチに入るか入らないか。でも菊地たちは、チームが勝つか勝たないか。そういう面では、自分たちの方がプレッシャーは少ないのではないかって思います。とは思いつつも、「個人の結果」ばかり考えていた結果、僕は失敗をかなりしてきているので。ちゃんと「野球」をしようと思って、今やっています。

夏ブレイク太田
太田

 

 

———秋シーズンに向けて、一言どうぞ!

内田:個人的にリーグ戦で打ちたいとか、あんまりなくて。もしチャンスがあれば、勝ちに貢献できる「当たり前」のプレーをしたいです。

長谷川:チームが勝てるように何かしら貢献していきたいです!

前田:打者1人でも、1回でも、抑えられるように。特に左打者を抑えられるように。勝利に貢献できるように頑張ります!

太田:チームの優勝に貢献できるピッチングをしていきたいと思います。

 

 

神宮球場で、他大学に勝つことは本当に大変なことです。

しかしながら、メンバー入りをかけた競争に勝つこともとても大変なことです。

 

なぜなら、レギュラー以上に結果を残し続けなければならないからです。

特に上級生になるにつれて、将来性の観点から、チャンスはどんどん少なくなっていきます。

その中で、いかに結果を残すことができるか。

 

リーグ戦とは違ったプレッシャーとの戦いがあります。

 

そんなプレッシャーに打ち克って、メンバー入り、さらにはレギュラーを獲得した暁には、リーグ戦での活躍間違いなしです!

 

 

他にもまだまだブレイクしているメンバーがたくさんいます!

 

リーグ戦開幕まで、2週間を切りました。

 

さらに競争が激しくなりそうです!

 

 

それでは、また!

 

ご意見ご要望は、こちらよりお待ちしております。

 

 

(4年・捕手・藤田健吾/慶應義塾高校出身)