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主将 本間 颯太朗
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2018日吉キャンプ

こんにちは!
2年マネージャーの池田です。

 

選手たちは約1週間後に控えたリーグ戦に向け、今日も汗を流しています!

さて、弊部は、3月2日から、AチームとBチームに分かれ、それぞれ石垣キャンプと日吉キャンプを行いました。

今回は、日吉キャンプを引っ張った野手キャプテン・井上圭、投手キャプテン・太田、学生スタッフ・吉田健一郎にキャンプを振り返ってもらいました!

※以下、吉田健一郎吉田井上圭井上

 

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<左から、太田井上吉田>

 

―――他己紹介をお願いします。

太田(→井上):井上は…真面目?試合に出て目立つことはなかったけど、いつも室内(室内練習場)の前でバットを振ってるイメージがある。

井上:それは去年の秋だけな笑。(一同笑)

太田:そっか笑。だけどそのイメージがすごくあって、そういう背中を見せるのは、上級生のあるべき姿だなと思う。

 

井上(→吉田):日吉キャンプの時、元木(3年・学生コーチ・慶應湘南藤沢高校出身/寮で吉田と同部屋、元木は沖縄キャンプに帯同)の部屋をかりてたから同じ部屋だったんだけど、冷静だけど結構…。

太田:熱い?

井上:そう、熱いところがあるよね。

吉田:まじ?

井上:だからポカポカって言ってるじゃんいつも笑。あとは、人をよく見てる。1、2年生の誰を言ってもちゃんと意見が返ってくるし。やっぱ新人監督にめっちゃ適してると思う笑。

 

吉田(→太田):太田のことは高校の時から知ってて、高校で対戦した中ではトップクラスにすごいピッチャーだと思った。慶應に入ってすぐ神宮に出てたのに、そこから怪我もあって、今は一軍の試合に出られないっていうのはすごく辛いと思う。だけど、その中でも前田(4年・投手・津西高校出身)とか、太田はすごく練習するし、サポートもするし、チームになくてはならない存在だと思う。

井上:太田がいることで、俺もやらなきゃって思える。

太田:ありがとう笑。

 

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<左から、吉田井上太田>

―――日吉キャンプでチームとして目標にしていたことは何ですか?

吉田:今まではBチームでは試合があまり出来なくて、Aチームに上がっても活躍できないケースが多かった。だから今季からは実践を多くして、Aチームに上がった後でも対応できる選手づくりを目指して練習を組んでいた。

太田:Aチームがいないと自分たちの練習の基準が下がってしまう。自分たちが低いところでやっているという自覚をもって練習しようと心掛けていた。

井上:キャンプ前最後のオープン戦(2月28日に行われた日本体育大学戦。5-6で敗戦。)が終わった後、河合(主将・4年・外野手・関西学院高校出身)が、チームとしての緊張感をもっと出さなきゃいけないと熱く言っていた。だからとにかくそれを意識した。午前も午後もできるだけグラウンドに下りて、ミーティングにも参加して、試合中もこまめに集合した。何もしないと、意識が下がっていることに誰も気付かない。だからできるだけこまめに集合して緊張感を保つようにした。

 

 

―――日吉キャンプで個人として大切にしていたことはありますか?

太田:下級生の気持ちを理解するようにした。

井上:俺も、下級生とめちゃめちゃ話した。

太田:下級生にちゃんと意見を言うためによく見ようと思って。

井上:よしけん(吉田)もでしょ?

吉田:俺は別に日吉キャンプに限ったことじゃないかなぁ。

井上:俺はめっちゃ変えた笑。

太田:キャプテンって思うと見なきゃ、って思うよね笑。

井上:それな!笑 初日とか、キャプテンとして何やればいいのかなって思ってた笑。

 

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<太田>

 

―――大変だったことは何ですか?

太田:林さん(助監督・主に投手を指導)がいないことが大変だったかな。ピッチャーは特に、個人個人の練習になっていくけど、ただ与えられたメニューをやっていればいいですっていうことでもないし、ちゃんとやってないな、わかってないな、っていうところは指摘しないといけないから。

吉田:大変だったというか、個人的に難しかったことは采配。その場その場で状況が変わっていく中で的確にサインとか選手起用をしないといけなかった。悠太郎(渡辺悠太郎・4年・学生コーチ・慶應志木高校出身)に支えてもらった部分も大きかった。

井上:自分のプレーだけじゃなくて、周りを見ないといけないことが大変だった。例えば試合形式の練習だと、自分の所にボールが来たらとか、自分のスイングについてとか、自分のことについて色々考えるけど、その中で周りを見て、士気が落ちてたら盛り上げる声を出さなきゃいけないし、ダレてるやつがいたら厳しい声を出さないといけない。その分いつもより気疲れはあった。

太田:それが野球なのかな?笑

井上:確かに笑。(一同笑)

 

 

―――そんな中でオープン戦は4勝1敗でした。それについてはどうですか?

吉田:今までのB戦と違って、勝つという執念が強かった。

太田:チーム感があったよね。

井上:あったあった。まじであった!

吉田:B戦って、個人がそれぞれ結果を出したいってなりがちだけど、今季のB戦では絶対勝つっていう思いが全ての試合であった。それは圭(井上)とかうっちー(内田蓮・副将・4年・内野手・三重高校出身)がしつこく言っていたことが大きかったと思う。

井上:言ってたっけ?笑

吉田:言ってた言ってた。点差離れた時、負けてる時、勝ってる時、いつでも絶対勝つぞ、最後まで緩まないぞって。

太田:5勝0敗で良かったけどね。5勝0敗いけたよね。

井上:そうだね笑。

 

 

―――一番頑張っていたなと思う人は誰ですか?

吉田:スタッフだと山本燦(4年・学生スタッフ・慶應義塾高校出身)。普段はあまり頑張っているキャラではないけど、日吉キャンプ中は下級生を見るのがすごく楽しいと言っていた。頑張っていたなと思う。

井上:野手は細川(3年・内野手・諏訪清陵高校出身)。細川はキャンプ前から頑張ってたけど、いろいろ上手くいってなかった。プライベートでも仲が良くてよく話すけど、野球について一番考えているなと思うし、上級生になってチームのことも考えて行動できるようになってきたなと思う。去年と比べて細川はそこがすごく成長したなと思う。

吉田:細川って言うか、3年生全体だよね。

井上:そう。日吉キャンプの最後の集合でも言ったけど、3年生全体が周りを見られるようになったと思う。

 

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<井上>

吉田:俺らの代が3年生だった時より、かなり主体的に動けていると思う。練習も良くするし。

井上:オープン戦で細川がヒットを打ったのは感動した。こういう選手がゆくゆくAの試合に出ると、チームにすごく良い影響があると思うから、頑張ってほしい。一緒に頑張っていきたい。

太田:投手は伶介(髙橋伶介3年・投手・慶應義塾高校出身)。キャンプ中はあまり投げられてなかったけど、その中でもAに負けないという気持ちが一番強かったと思う。伶介にひっぱられる部分も多かった。紅白戦中のイニング間もLL(短距離ダッシュ)40本くらい走ったりしてたし。

井上:俺は伶介が熱いのは結構意外だった。

太田:伶介はもともとそういう感じ。みんなそう思っててほしいけど、伶介は特に負けず嫌いだから、沖縄に行けなかったのが悔しいって一番思っていると思う。日吉キャンプの時はそういう負けたくないっていう思いを、いつもより表に出してきたなと思う。そういう面で日吉キャンプのピッチャー陣をよく引っ張ってくれたなと思う。

井上:野手だと、かめ(亀川泰輝3年・内野手・慶應義塾高校出身)とか…

吉田:それな、かめ変わったよね。

井上:あとは翔(齋藤翔3年・内野手・國學院久我山高校出身)とか、成海(岡﨑成海3年・内野手・岡山城東高校出身)がいろいろ言うようになったのは、チームとして良い流れだと思う。

太田:やっぱり3年生が良かったよね。3年生ってチームの中で大事だからね、一番難しい学年だし。4年生は最後の年だからもちろんやるし、12年生はフレッシュ(新人戦)があるから。3年生が一番モチベーションを保つのが大変なのに、今年の3年生は良くやっていた。

 

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<左から、細川、山本燦、髙橋伶介>

 

 

―――フレッシュリーグ(春の新人戦/吉田が監督を務める)で期待する選手は?

吉田鶴岡(2年・捕手・桐蔭学園高校出身)かな。下級生はとりあえずフレッシュリーグがゴールになってしまって、上級生になるとちょっとモチベーションが下がってしまう、というのが例年の流れだけど、本当はフレッシュリーグを踏み台にしてAチームに行ってほしい。そういう意味で、鶴岡にはこのフレッシュリーグでブレイクしてAチームに行ってほしいし、それだけの力はあると思う。日吉キャンプ中だけでもだいぶ良くなったと思う。

 

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<吉田>

―――最後にリーグ戦にむけて一言お願いします!

吉田:とりあえず自分は、フレッシュリーグでいい結果を出して、リーグ戦連覇を達成できるように頑張っていきたい。

井上:日吉キャンプキャプテンをやったことで、今Bチーム以下を引っ張る存在にはなれたと思う。チームの大部分を占めるのはBチームだから、Bチームがもっとまとまればチームはより強くなる。そういう意気込みをもって、Aチームの良いサポートができるように、自分が先頭に立って引っ張っていきたい。

太田:ピッチャーは野手と比べて人数も少ないから、自分がAチームにいなくてもAのピッチャー陣を引っ張っていかなければいけないと思ってる。内村さん(H30卒OB/前投手キャプテン)みたいな役割をしていきたい。今年はピッチャーで勝てるようにしたい。

 

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<左から吉田井上太田>

 

先月末にはこのチームでの神宮初試合となる社会人対抗戦が行われました。勝利とはならなかったものの、リーグ戦に向け多くの課題を見つけることができました。昨季王者として迎えるリーグ戦ではありますが、挑戦者としての気持ちを忘れず、まずは開幕カードである東大戦で連勝できるよう、練習を重ねてまいります。(リーグ戦日程はこちら)

 

また、12年生が出場するフレッシュリーグも415日に開幕します。弊部の初戦は428日の法政大学戦です。今回の対談に登場した吉田健一郎の采配にもぜひご注目ください!(フレッシュリーグ日程はこちら)

 

次回は沖縄キャンプ対談をお送りします!ご期待ください!

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<日吉キャンプ集合写真>

 

 

(2年・マネージャー・池田千夏/渋谷幕張高校出身)

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