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主将 本間 颯太朗
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チームビルディング班便り①

みなさんこんにちは!

 

4年・投手の前田和真です。

 

今年の1月、陸上界では青山学院大学が箱根駅伝4連覇という偉業を成し遂げ、ラグビー界では帝京大学が前人未到の全国大学選手権9連覇を果たしたのはみなさんの記憶にも新しいと思います。

私たち慶應義塾体育会野球部は、野球界にとどまらず、青山学院大学陸上競技部、帝京大学ラグビー部と同様に日本の学生スポーツ界を牽引しなければいけない組織だと考えています。

そのような強い組織にするためには、選手、スタッフ、マネージャー一人ひとりがチームに対して「他人事」ではなく、「自分事」として、考え、行動することが大切です。

そのため、塾野球部では昨年より、布施チームパフォーマンスディレクターと上級生のチームビルディング班が中心となって、組織として目指す方向性、塾野球部員たる者のあり方を考えるミーティングを開催してきました。

 

昨秋、7季ぶりの優勝を果たすことができましたが、

“強い組織として後の時代にも引き継ぎ、勝ち続ける組織でありたい”

そのような想いで、4月13日(土)に下級生全員でミーティングを行いました。

 

今回のテーマは、<リーグ戦とフレッシュリーグに向けて>です。

 

フレッシュリーグとは、下級生を中心に神宮球場で東京六大学野球連盟に所属するの他大学と試合を行い、レベルアップを図る目的で昨年より始まったいわば「下級生のリーグ戦」です。

そのような位置付けで始まったフレッシュリーグですが、KEIOのユニフォームを着て戦う以上、どんな試合であっても勝たなければいけないとチームとして考えています。

リーグ戦もフレッシュリーグもどちらも勝つために、下級生としてどのように考え、行動するべきか、ミーティングを行いました。

 

今回の下級生ミーティングで出た、リーグ戦とフレッシュリーグに対する考えや想いを、一部ではありますが、紹介します。

下級MTG1

「まずは野球に向き合い、一生懸命やることが大事だと思う。1年生は入部したばかりではあるが、塾野球部員の自覚を持ち、練習に取り組んでいきたい。」(1年・新美)

下級MTG2

「慶應の野球は、なんとか粘って出塁することであったり、一つのアウトを死に物狂いで取りにいく、”泥臭い野球”だと思う。そのために思いっきりプレーしたい。」(2年・長谷部)

 

下級MGT3

「仮に試合に負けたとしても、リーグ戦は続いていく。約2か月間に及ぶリーグ戦を戦い抜くためには、モチベーションを保つことが大事である。そのためには、Aチーム、Bチーム関係なく、チームを鼓舞することができる選手が多くなることが大事だと思う。」(2年・瀬戸西)

 

他にも、ここでは紹介しきれないほど、たくさんの良い発言がありました。

 

スポーツは、正しい取り組みが必ずしも勝利に繋がるとは限りません。

しかし、全部員一人ひとりが、勝つために主体的に本気で考え、行動することができれば、勝つ確率は大きく上がり、実際の勝利に繋がっていくと思います。

 

慶應の勝利は、試合に出場するメンバーの活躍だけで成り立っているものではありません。表立って出ることはありませんが、練習を円滑に進めるために毎日奮闘してくれる1年生や学生スタッフ陣、データ班として活動してくれる部員、バッティングピッチャーとして毎日何百球と投げている部員など、それぞれの立場で考え、自主的に行動する部員がいてこその勝利だと思います。

 

明日からは昨年唯一勝ち点を取れていない法政大学が待ち受けています。

《東京六大学野球春季リーグ戦》
対 法政大学
4/28(土) 11:00~ 先攻三塁側
4/29(日) 13:30~ 後攻一塁側

そして、今回ミーティングを行った下級生が中心となるフレッシュリーグも開幕します。

《東京六大学野球春季フレッシュリーグ》
対 法政大学
4/28(土) 7:50~ 三塁側 ※先攻後攻は当日に決定

 

自分たちのやってきたことを信じて連勝で勝ち点を奪取できるように戦ってまいります。
そして、ここからまだまだ続くリーグ戦を勝ち抜き、162名全員で「泥臭く」、「日本一」を掴みにいきます!

 

(4年・投手・前田和真/津西高校出身)