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慶應義塾大学
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主将 本間 颯太朗
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雨ニモマケズ風ニモマケズ

こんばんは!

主務の小林です。

 

先週末は天候が落ち着きませんでしたね。

土日は暑さと風に見舞われ、月曜日は雨に見舞われ、、、。特に風が吹く方向によって試合はかなり左右されてしまいます。ただ打ち取るだけでなく天候も頭に入れながらプレーに集中しなければなりません。

しかしながら選手たちは天気を味方につけて負けずに戦ってくれました!まさに「雨ニモマケズ風ニモマケズ」です(笑)

 

ゴールデンウィークの真っ只中、多くの方に応援していただき無事に3カード連続で勝ち点を奪取することができました。ご声援、誠にありがとうございました。

首位攻防戦で勝ち点を取れるかどうかは、今後の戦いにも非常に重要なので通過点ではありますが、一つ山場を越えて成長できているのかなと思います。

 

 

では、写真とともに試合を振り返っていきます!

【対立教大学一回戦 K 2 – 3 R】

先発のマウンドに上がったのは昨季優勝に大きく貢献した関根。今季初登板で粘りの投球を見せるものの、失策も絡み2失点を喫してしまいます。続いて期待の2年生木澤がリーグ戦初登板にして150km/hの速球で球場をどよめかせるも、流れを引き寄せることができません。
打撃陣は好調の田中誠也投手相手に8回まで3安打と攻略に苦しみました。
それでも最終回、2アウトから正木中村の適時打で1点差に迫るも反撃はここまで。連勝は4で止まりました。しかし最終回の攻撃は次の試合へ繋がったはずです。

2018春立教①関根智輝(2年・城東)
<昨秋以来の先発を任された関根>

2018春立教①中村健人(3年・中京大中京)
<最終回に粘りの適時打を放った中村>

 

【対立教大学二回戦 R 1 – 4 K】

1戦目を落として後がない状況で迎えた二回戦。1回裏からいきなり試合は動きます。頼れる四番、郡司の適時打などで2点を先制、さらに2回裏にも追加点を挙げ序盤から試合の主導権を握りました。投げては菊地が6回被安打2と先発の役目をきっちりと果たし、髙橋佑樹石井の盤石な投手リレーで一勝一敗。3戦目に望みをつなぐことが出来ました。

2018春立教②菊地恭志郎(4年・慶應志木)
<安定の投球で、今季2勝目をあげた菊地>

2018春立教②河合大樹(4年・関西学院)
<4打数4安打と固め打ちをした主将・河合>

 

【対立教大学三回戦 K 7 – 1 R】

「今日勝たなくては意味がない」と全員が意識して臨んだ試合。なんとかして相手先発の田中誠也投手を攻略すべく初回から攻撃の機会を伺いますが、3回裏に1点を先制されてしまいます。早いうちに追いつきたい打線は、直後の4回表に瀬戸西の適時打で2点を奪い逆転に成功します。続く5回表には郡司に本塁打が飛び出し遂にエースをマウンドから下ろしました。
その後も攻めの姿勢を続け終わってみれば6点差で勝利。投手陣も安定の継投で3つ目の勝ち点を奪取しました。

2018春立教③郡司裕也(3年・仙台育英)
<待望の今季1号本塁打を放った郡司>

2018春立教③石井雄也(3年・慶應志木)
<クローザーとして安定感抜群の石井>

 

 

今カードも私が選ぶ《神宮で輝いた選手》から立教戦のコメントを貰いました。

今年のチームの特徴として”全員で勝利する”ということがあるので、試合ごとで活躍する選手が変わり様々な人を取り上げることができているのは本当に嬉しいことだと私自身思っています。

髙橋佑樹(3年・投手/川越東高校出身)

2018春立教①髙橋佑樹(3年・川越東)

「無敗同士の首位決戦の中で、初戦を落としたにもかかわらず勝ち点を取れたことは非常に大きいと思います。僕は3試合すべてに登板させていただき、なんとか無失点で切り抜けることができました(2試合目は自爆で無死満塁のピンチを招き野球人生の終わりを悟りかけましたが…)。次の明治戦までしっかり練習して、強くなったチームで明治戦に臨みたいと思います!」

”ボンバー”の愛称でみんなから親しまれている髙橋佑樹投手。1年春から主力として活躍するも昨年はなかなか結果が出ず悔しい思いをしていました。上級生となった今季、不動の中継ぎとして点差の少ない中で幾度となくチームの窮地を救ってくれています。これからのカードでも接戦が続くと思いますが、彼がマウンドに立てばきっと無失点でベンチに帰ってきてくれるでしょう。

 

瀬戸西(2年・内野手/慶應義塾高校出身)

2018春立教①瀬戸西純(2年・慶應義塾)

「一回戦にて相手エースの田中誠也投手を打ち崩すことができず苦しいスタートとなってしまいましたが、優勝するためにはこの立教大とのカードを落とす訳にはいかないという意識がチーム全体にあったため、誰一人諦める事がなかった事が勝ち点を取る事が出来た要因だと思います。個人的には二回戦でチャンスをいくつも潰した中で、三回戦の良い場面で田中誠也投手から貴重なヒットを一本放つ事ができ、非常に嬉しく思っています。この結果に満足する事なくこれからも日々成長を続け、残りの2カードきっちりと勝ち点を取り優勝したいと思います!引き続きご声援のほど宜しくお願い致します!」

昨年度の主将・照屋さん(H30年卒OB)が3年間務めていた遊撃手のポジションを引き継ぎました。一回戦でのダイビングキャッチなど華麗な守備はもちろん、何としても塁に出ようとする姿は常にベンチを盛り上げてくれます。そして何と言っても田中投手から放った逆転タイムリーにはつい私も喜びが隠せませんでした(BIG6.TVに抜かれてしまいました・・・)。攻守ともに成長を続ける瀬戸西に期待してください!

 

 

一戦落としてからの連勝。

負けてからが本当の勝負だと選手たちも話していましたが、特に3戦目はチーム全員で勝ち取った勝利だと思います。昨春日本一になっている立教大学から勝ち点を得られたことは、自信にもつながるはずです。

 

しかしまだ強敵・明治大学と早稲田大学が待ち受けています。今週試合はありませんが、立教との試合でもまだまだ課題が見つかったので危機感を常に持ちつつ、しっかりと一週間練習に励んでまいります。

 

今後とも温かいご声援の程、宜しくお願い致します。

 

(4年・主務・小林由佳/慶應女子高校出身)

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