チームビルディング班便り③
みなさん、こんにちは!
4年・投手の前田です。
9月に入り少しは暑さが和らぎましたが、特に今年の8月は本当に暑かったように思います。間違いなく異常気象ですが、近年異常気象が起こりすぎてもはや普通の天気なのではないかと思う今日この頃です。
さて、そんな猛暑続きだった8月は、一軍メンバーは北海道キャンプへ、下級生は新潟のサマーリーグや福島キャンプ、日吉での練習にそれぞれ分かれて、野球に向き合っていました。
今回の下級生ミーティングでは、この夏、自分たちが置かれた状況(北海道キャンプ、サマーリーグ、福島キャンプ、日吉組)にそれぞれ分かれて話し合いをしました。
話し合いのテーマは、以下の内容でした。
<今回のキャンプ、ラストシーズン(4年生)だったら足りなかったことは何か、またできたことは何か?>
<今回のキャンプ、試合での上級生を見て感じたことは何か?>
今回のミーティングで出た下級生たちの意見を、一部ではありますが紹介していきます!
<今回のキャンプ、ラストシーズン(4年生)だったら足りなかったことは何か、またできたことは何か?>
【北海道キャンプ組】
「練習自体は頑張れたが、目標設定が少し低かったように思う。自分が4年生だったらもっと目標を高く設定できたかもしれない」(2年・内野手・瀬戸西)
【サマーリーグ組】
「サマーリーグでは立教と早稲田に負けたが、この悔しさを共通認識として持ててはいないように思う。太田さん(4年・投手)の練習を見ていると、ラストシーズンにかける思いが伝わってくる。太田さんに比べると、自分たちはまだまだだと感じた。」(2年・外野手・保科)
「慶應の代表として試合に出ている覚悟が足りなかったように思う。もっとチームのことを思って、毎日の練習、試合、また私生活からもしっかりとした行動をしていこうと思う。」(2年・外野手・水久保)
【福島キャンプ組】
「福島では朝から晩まで野球に打ち込むことができた。でもこの練習がキャンプだけのものにならないように、日吉での練習も、自主練習などたくさん行い、練習量を確保していきたい。覚悟を持って野球をする。」(2年・内野手・村田)、(2年・内野手・谷口)
【日吉組】
「練習の雰囲気が良くなかった。その中でいつも練習で声を出しているのが、金澤さん(3年・捕手)や細川さん(3年・内野手)などの上級生。下級生からチームを鼓舞するような声を出せるようにしていかないといけない。」(2年・外野手・黒川)
<今回のキャンプ、試合での上級生を見て感じたことは何か?>
【北海道キャンプ組】
「北海道キャンプの上級生は自分の役割を理解していたように思った。そのため、練習のサポートをたくさんしていただき、練習に打ち込むことができた。」(2年・内野手・嶋田)
【サマーリーグ組】
「上級生が下級生を引っ張ってくれた。特に小原さん(3年・内野手)は試合中の作戦などを、土井さん(3年・投手)は危機感を持ってプレーしているように見えて、このような上級生になりたいと思った。」(2年・内野手・田口巧)、(1年・外野手・新美)
【福島キャンプ組】
「下級生は自分たちの練習で精一杯だったが、上級生は練習時はもちろんだが練習外でも常にfor the teamの思いがひしひしと伝わってきた。」(2年・内野手・近藤)
【日吉組】
「朝6時からの練習でも小田さん(4年・捕手)や加藤さん(4年・内野手)たちが練習のサポートしてくれた。自分たちが上級生になった時にも、小田さんたちのような思いを持ち行動すれば、チームの底上げにつながると思う。」(1年・内野手・落合)
今回のミーティングでは、自分の置かれた立場、上級生の行動などを振り返りながら、これからの下級生の行動に繋げてもらいたいという思いで、このようなテーマを掲げミーティングを行いました。
今年のチームは、試合に出場するメンバーだけのチームではありません。また上級生主体のチームでもありません。自分の練習時間外に守備練習の際のランナーをしてくれる選手、打撃練習の際バッティングピッチャーや守備をしてくれる選手など、下級生の力があってこその二連覇だと思います。
そして、今秋は三連覇を達成することができるチャンスです。過去の歴史を遡ってみても今までに1度しかありませんし、私たちが想像している以上に険しい道のりに違いありません。そのような厳しい戦いの中で、わかっていることは、一戦一戦、勝利を積み重ねることです。そのためにリーグ戦期間中もチーム全体として上達し、なんとしてでも三連覇をチーム全員でもぎ取りにいきます。
明日、いよいよ秋季リーグ戦が開幕します!
弊部の初戦は東京大学です。
対 東京大学
9/8(土) 11:00~ 後攻一塁側
9/9(日) 13:30~ 先攻三塁側
明日の試合に勝って三連覇への一歩を踏み出していけるよう頑張りますので、応援の程、宜しくお願い致します。