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主将 廣瀬 隆太
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ラストシーズン開幕!

こんばんは!

主務の小林です。

 

ラストシーズン。

最後の秋。

自分が1年生だった時から考えると、こんなにも早く最後のシーズンが来てしまうことは到底信じられません。私が下級生の頃は先輩方に囲まれて過ごす中で憧れてばかりでしたが、1年生から見たら本当にそうなれているのかなと思う今日この頃です。

 

 

ついに先週、東京六大学野球秋季リーグ戦が開幕しました!

本日は開会式と東京大学戦の様子をお届けします。

風は強かったものの、晴天に恵まれた開幕日当日。選手たちは入場行進から気合いの入った表情でした。

開会式で選手宣誓をする河合
<2季連続で選手宣誓を務めた主将・河合

各杯と優勝旗の変換の様子
<各杯返還を行った(左から)三枝内田大久保貴裕泉名郡司

春の開会式でも返還し、閉会式で授与していただいた天皇杯並びに各杯と優勝旗。10月28日に再び授与していただけるように、8週間全力で戦ってまいります。後輩たちのためにも他の五大学には渡して引退はしたくないです。

 

ここからは写真とともに試合を振り返っていきたいと思います。

【対東京大学一回戦 T 4 – 6 K】

開幕投手を任されたのは、昨シーズン防御率2位に輝いた髙橋亮吾。しかし初回、走者をためると相手の5番打者に3点本塁打を浴び大きなビハインドを負います。序盤に追いついておきたい塾野球部は、2回裏に正木の適時打で1点差に詰め寄り、さらに3回裏に中村のリーグ戦初本塁打を含む一挙4得点で逆転に成功。先制はされたものの、その後は盤石の髙橋リレー(髙橋亮吾-髙橋佑樹)で無事に開幕戦を勝利で飾りました。
代打で怪我から復帰した梁瀬が初出場したのも大きな収穫でした。

2018秋東京①髙橋亮吾2(3年・慶應湘南藤沢)
<先制されたもののしっかりと試合を作った髙橋亮吾>

2018秋東京①嶋田翔3(2年・樹徳)
<同点打を放った嶋田

 

【対東京大学二回戦 K 10 – 4 T】

2連勝で勝ち点を奪取したい第二戦。先発のマウンドにはリーグ戦初出場初先発の森田晃介が上がります。
1年生投手を助けたい野手陣は3回表、二死二塁からこの日1番に座った小原の適時打で1点を先制します。しかし直後の3回裏に打ち取った当たりでしたが不正投球と判断され、思わぬ形で同点に追いつかれます。5回までは両者譲らぬ展開が続くもこのままでは終わらないのが今年のチーム。6回に6点を奪い取り、相手を突き放します。中盤に点差を詰められるも、中村の二試合連続となるダメ押し本塁打で試合を決定づけました。
この試合は久しぶりに太田が登板したり、長谷川晴哉がリーグ戦初安打を放つなど4年生の意地も見られました。次からのカードでもラストシーズンに懸ける想いを体現してほしいです。

2018秋東京②長谷川晴哉3(4年・八代)
<待望のリーグ戦初安打を放った長谷川>

2018秋東京①髙橋佑樹2(3年・川越東)
<三者凡退と完璧なリリーフを見せた髙橋佑樹>

とにかく風、風、風

風が敵なのでないかと思った今週末の試合。天候をうまく味方につけることが出来ました。

 

ではここで、昨季から恒例となっている私が選ぶ《神宮で輝いた選手》から東大戦のコメントを貰いました。

中村(3年・外野手/中京大中京高校出身)

2018秋東京②中村健人3(3年・中京大中京)

「先日の東大戦で、リーグ戦初ホームランを打つ事が出来ました。チームとしても大事であり、特に難しさもある開幕戦、そして開幕カードの東大戦。勝ち点を取り切る事は出来ましたが、課題の多々残る2試合でありました。
更に、更に練習。更に、更に恐れず変化、成長。という事を選手間でも常に口にしながら、三連覇という目標に挑戦していきます。リーグ戦はまだ始まったばかり。中盤、後半でバテないよう、身も心も更に鍛えながら、チームの勝利に貢献出来るよう頑張ります。さらなる応援の程、宜しくお願いします!」

6月の全日本大学野球選手権大会では直前でメンバーを外れて誰よりも悔しい思いをした中村選手。そこから夏の間ずっとバットを振り続けた結果が実を結びました。彼の凄いところは、試合に出てても出てなくてもベンチで選手に通る声で指示出しをしてくれるところです。今カードは主将に代わって出場機会を得ましたが、激しい外野手争いの中で明治戦以降も結果を残してくれると思います。3戦連続本塁打に期待ですね!

 

森田晃介(1年・投手/慶應義塾高校出身)

2018秋東京②森田晃介2(1年・慶應義塾)

「先日の東大二回戦で初登板初先発しました。リーグ戦初登板ということで、大丈夫かなという不安もありましたが良い緊張感をもって投げることが出来ました。投球内容はあまり良くはなく簡単に失点してしまうなど、まだまだ多くの課題があるので練習を積んでさらに成長できるよう頑張りたいです。またチームの勝利に貢献できるよう頑張ります。」

高校時代、神奈川県大会決勝で現・東北楽天イーグルスに在籍する藤平投手と投げ合った姿が記憶に新しい方も多いと思います。その彼がリーグ戦初登板初先発で大仕事をやり遂げてくれました。1点は取られてしまったものの5回を投げきり、先発投手としての役目を十二分に果たしました。春と同じ投手陣では三連覇が厳しいのも事実。こうやって1年生が活躍してくれることで上級生の刺激にもなり、チームの底上げにつながってほしいと思います。

 

春季リーグ戦でも行なっていたこのコメント企画。取り上げた選手に止まらずカードごとに見事に活躍する選手が増えていったのです!(勝ってコメントをもらう側にとっても嬉しいことですね。)
秋季リーグ戦でも毎回違う選手を取り上げることができれば、自ずと優勝が見えてくると密かに思っています。

 

今、チームで掲げているのが

“9月で6勝”

すること。

まずは幸先よく2勝することができました。ですが、ここからが勝負。明治大学・法政大学という強敵を倒さなければなりません。

 

今週は神宮球場での試合はございませんが、弊部グラウンドにてオープン戦が予定されておりますので足をお運びいただければ幸いです。
16日には春に「日本一」になった東北福祉大学と再戦します。リベンジを果たして明治戦にいいイメージを持って臨めるように練習に励んでまいります。

今後とも温かいご声援の程、何卒宜しくお願い致します。

 

(4年・主務・小林由佳/慶應女子高校出身)

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