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主将 廣瀬 隆太
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勝ちたい理由

こんばんは!

主務の小林です。

 

明後日は秋分の日。

秋雨がやってきたと思えば、夏の暑さに戻ったり最近の天候は予測が難しいですね。

体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

 

さて、本日は塾野球部が行なっている様々な取り組みの中から「六大学野球活性化プロジェクト」Being ALIVE Japan TEAMMATES事業の2つの活動について介したいと思います。

 

六大学野球活性化プロジェクト

東京六大学野球の観客が年々減っている現状を受け、現役野球部員・應援指導部・三田倶楽部(野球部OB会)が連携を取り、今年から始まったこのプロジェクト。どうやったら観客動員数をあげることができるか、学生がもっと応援席に来てくれるようになるかを考えてくれています。

プロジェクトメンバー:4年平田 3年岡﨑細川青山 2年村田

活動頻度:月1回のミーティング、試合日の企画運営

活動内容:
高校生・浪人生を対象とした試合観戦企画の実施
應援指導部と試合時の応援方法の共有
生協食堂と合同での野球部PR活動 などなど今後も規模を拡大していく予定

 

今回は東大戦で試合企画を運営してくれた2人から活動についてコメントをもらいました。

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平田健晋(4年・内野手/慶應義塾高出身)
「まず、現役高校生を2人呼ぶ事ができてほっとしています(笑)
今年からこのプロジェクトが始まり、集客をした経験が無かったので「どうやったらいいんだろう」と凄く不安でしたが、初戦で達成できて良かったです。班員としては、男子高校生を想定していたので女子高校生から応募が来た時は驚きましたが、不器用ながらも六大学野球の魅力を伝える事が出来たと思います。
なんと今回来てくれた高校生は法政戦、慶早戦にも来てくれるそうで、すっかり六大学野球ファンになってくれていました!!本当に嬉しい限りです!
僕は、六大学野球にはレベルの高い野球だけでなく学生野球ならではの沢山の魅力があると思っています。その魅力を伝えて多くの塾生ファンを作り、六大学野球発展のために頑張っていきたいと思っています。」

細川航(3年・内野手/諏訪清陵高出身)
「先日参加してくれた2人の高校生は六大学野球の観戦が初めてでしたが、選手の気迫あふれるプレー、迫力満点の応援を肌で感じ「また神宮に来たい!」と言ってくれました!応援席では、みんなで声をそろえメガホンを振って選手に声援をおくり、得点した時にはみんなで肩を組んで「若き血」を歌います。一体感のある素晴らしい応援席です。
また選手が勝利のために全力でプレーする姿は、見ている人の心を動かすほどすばらしいものです。一度足を運べば六大学野球が好きになります!皆さんのご参加を心よりお待ちしております」

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<試合後には河合大久保貴裕・應援指導部の方との記念撮影も!>

今週末の試合は締め切ってしまいましたが、次週の応募はまだまだ受け付けております。
応援席での観戦に勇気がない、慶應野球部の応援に興味がある、慶應野球部に入部したい、と思っている高校生・浪人生の皆さん、現役部員と交流できる貴重な機会です。

詳細はこちらをご覧ください。ご応募をお待ちしております!

 

Being ALIVE Japan TEAMMATES事業

NPO法人 Being ALIVE Japanの長期治療を必要とするお子さんとスポーツチームのマッチング事業、「TEAMMATES」に賛同し、今年8月の入団式にて中学1年生の岩田遼君を野球部員として受け入れました。この事業を大学スポーツが実施するのは弊部が初の試みで、10月27日(土)の早慶戦試合前には遼君の始球式も予定されています。これまでに2回練習にも参加し、野球部の一員として選手を支えてくれています!

プロジェクトメンバー:4年三戸 3年柴田津留﨑細川若原 2年赤松

活動頻度:月2〜3回 遼君の練習サポート

活動内容:
NPO法人Being ALIVE Japanとの連携、入団式等の運営サポート
遼君自身の練習サポート
弊部部員との交流の架け橋となる(寮体験やドリンク作りなど)

4年生で唯一のメンバーである三戸に、現在の活動を通してのやりがいを聞きました。

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<バッティング練習の様子>

三戸宏介(4年・学生スタッフ/宇部高出身)
「私たちプロジェクトメンバーは8月から新たにチームの一員となった岩田遼くんの活動内容を企画し、活動のサポートを中心となって行っています。遼くんには自身の練習に加え、選手のドリンク作りやグラウンド整備など、選手のサポートも行ってもらっています。遼くんが自発的にやりたいことを見つけ、のめり込んでいる姿や表情を見た時に非常にやりがいを感じます。早慶戦での始球式が楽しみです。」

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<遼君とプロジェクトメンバー一同>
(左から津留崎・三戸・赤松・遼君・若原・柴田・細川)

ただ単に受け入れるのではなく遼君の一生懸命な姿、そして塾野球部を応援してくれる姿を見て私たち自身もパワーをもらっています。大学スポーツ界を先導する部として、今後も継続してこの活動を行なっていきたいと思います。

 

この2つの取り組み以外にも練習をサポートしてくれる4年生、普段の練習メニューを考えたり下級生の指導をしたりする学生スタッフ、ブログにも登場するチームビルディング班やバッティングピッチャーを担ってくれるBP班など試合に出場する選手以外でも様々な取り組みを通じてチームの勝利に貢献しています。そのどれも、誰かにやらされるのではなく自ら志願して自主的にやってくれる選手ばかりです。

様々な活動はもしかしたら直接勝利につながるとは限らないかもしれません。勝たなければ、それよりもっと練習したほうがいいのではないか、とも言われるかもしれません。

でも、
活性化するには、勝って観客の皆さんと共に喜びたい
遼君に、スポーツを通して勝つことの嬉しさを教えたい
自分がサポートをした選手が打ってくれたら嬉しい
下級生がAチームに上がってリーグ戦出場してほしい
試合で勝負を決める本塁打を打ちたい、強敵を抑えたい

だからこそ部員167名全員に「勝ちたい理由」があるのだと思います。

 

いよいよ明日からは勝負の2週間。

まず待ち受ける相手は投打ともに力のある明治大学です。

 

先週末、明治大学の初戦のスターティングメンバーは

なんと

一番吉田選手から五番森下智之選手までが侍JAPAN大学日本代表(東京六大学選抜含む)、先発の森下暢仁投手は代表でも幾度となく先発を担ってきたエース。

それでもなんとか抑えて、なんとか打ち崩して勝たなければなりません。

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<「明治」を食べて意気込む選手たち>

《東京六大学野球秋季リーグ戦》

対 明治大学
9/22(土) 11:00~ 先攻三塁側
9/23(日) 13:30~ 後攻一塁側

 

3シーズンを振り返れば、結果的には6勝1敗と勝ち越してはいるものの全て3点差以内の接戦ばかり。

 

一筋縄ではいかないと思いますが、いつも影で支えてくれる4年生のサポートメンバーのためにも、応援してくださる皆様のためにも、連勝で勝ち点を奪取して現在首位の法政大学と戦えるように準備して挑みます。

 

「やっぱり慶應がNo.1」

勝ってこう言いたいですね!

 

今週も温かいご声援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

(4年・主務 ・小林由佳/慶應女子高校出身)

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