新幹部挨拶 主将・郡司裕也
こんばんは。
新チームより主将を務めさせていただきます、郡司裕也です。
前年度は春のシーズンで優勝し、慶應義塾大学野球部は27年ぶりの連覇を果たすことができました。しかし、早慶戦で勝ち点を落とし、チームスローガンである「超越・独創・敬意~“I GOT FAMILY”~」の中の「超越」の部分である完全優勝を成し遂げることができませんでした。そして、全日本大学野球選手権大会では準決勝で優勝した東北福祉大学に敗れ、ベスト4という悔しい結果となってしまいました。
迎えた秋のシーズンでは、何としてでも春のシーズンの自分達を超越し、完全優勝で3連覇を成し遂げようと挑みました。そして早慶戦を控えた時点で、完全優勝のみが優勝の条件となり、自分達にとっては背水の陣、かつ絶好の機会となりました。1勝1敗で迎えた第3戦、最終回、あとアウト3つを取れば優勝というところで逆転を許すとそのまま敗れ、結果的に3位となり、2018年のチームは悔し涙を流して終える形になってしまいました。
僕は、引退していった4年生の先輩方を心から尊敬し、そして感謝しています。いや、3年生以下全員が思っていることでしょう。4年生は、試合に出場している選手が少なく、大変な事も多数あったと思います。その中でも、一人一人がチームの中で役割を模索し、行動で示し、サポートをし、最高のチームを作り上げてくださいました。試合に出ているメンバーは3年生以下が多数であった中、そんな4年生を最後、勝たせて引退させてあげられなかったことが本当に悔しいです。最後のたったアウト3つ。これを取るのがどれだけ難しいのかを改めて実感しました。
しかし、春の優勝という結果は消えません。これはチーム河合が残した素晴らしい結果です。また、慶應の最上級生はこうあるべきだという姿を4年生は見せてくださいました。秋のリーグ戦、対法政大学三回戦での延長12回サヨナラ勝ちの激闘にあった途中出場の4年生の活躍がそれを物語っています。新チームでは、昨年度のチームをモデルとしてチームを作り、そしてもう一歩、二歩、三歩でも超越し、早稲田大学に勝って優勝し、日本一を取り、恩返しができたらと思います。
最後になりましたが、日頃より塾野球部へのご支援及びご声援、誠にありがとうございます。
これからも温かいご声援と熱いご声援をよろしくお願い致します。