2019春 法大戦振り返り
こんにちは。
今回ブログを担当させていただきます4年学年スタッフの岡林です。
開幕週の立教戦では見事、連勝を果たし、勝ち点を挙げることができました。
そして、空き週を挟み、我々は「調整ではなく成長」を合言葉に練習に励んできました。
リーグ戦に出場するメンバーはもちろん、その他の選手やサポートメンバーも法政戦に向けて、それぞれ自分の役割を全うし、成長してきました。
気づけば、暦も四月の下旬。
春のポカポカ陽気から日差しの強い夏に移り変わる頃。
下田グラウンドで桃色に咲き乱れていた桜は、花を落とし、青々とした葉をつけ、活気に満ちている。
そんな桜の木に呼応したわけではありませんが、我々、塾野球部も活気に満ちてこの一週間を過ごしてきました。
さて、前置きはこの辺にして、先日の法政大学戦を振り返ります。
マウンドに登ったのは、立教戦で好投した髙橋佑樹。
初回、内野安打とエラー、ヒットで先制点を許します。
その後もランナーを背負うも、粘り強いピッチングで三振の山を築き、主将・郡司の2つの盗塁阻止などで追加点を許しません。
打線は、相手エースの三浦投手を前に、4回までのノーヒットに抑えられていましたが、5回、嶋田のレフト前でチャンスを作り、反撃の狼煙をあげました。
続く6回、先頭の副将・柳町がライト前ヒットで出塁し、4番の郡司のタイムリーで追いつきます。そして7回、瀬戸西が内野安打で出塁すると、髙橋佑樹が送り、柳町のタイムリーヒットで勝ち越しに成功しました。
さらに、8回、7番の小原から今季1号となる3ランが飛び出し、リードをさらに広げます。
最終回、マウンドに上がるのは守護神・髙橋亮吾。先頭の安本選手にソロを浴びるも、その後は150km/hを超える直球でピシャリと抑え、見事、1回戦で勝利することができました。
<8回に決勝点となる3ランを放つなど攻守で活躍した小原>
この日は、初回からタイムリーと3ランで4点を失います。
攻撃は、3回、嶋田のソロや代打・鶴岡、中村のタイムリーで1点差まで迫るも、あと一歩が届きませんでした。
序盤から選手交代が多く、計21人が出場するといった、総力戦で挑みましたが、さすが去年の覇者といったところで、簡単には勝たせてくれませんでした。
しかし、初回から4点を失った劣勢でも、諦めず反撃のムードを作ったことは大きく、そうした粘り強さといったものが今年の持ち味だと言えます。
<リーグ戦初打席で点差を縮める適時打を放った鶴岡>
この日も3回に4点を失うなど、劣勢からスタートしました。
3回、先頭の髙橋佑樹が2塁打で出塁すると、柳町、渡部遼人の連打で1点を返します。
そして、5回に正木の2ラン、6回には柳町から3ランが飛び出し、追いつき追い越す展開となります。
守りでは、5回から登板した1年生投手・増居が大事な場面を任されるも、相手打者のバット3本を折るといった力強く、強気のピッチングで反撃を許しませんでした。
あとは、髙橋亮吾、佐藤と150km/hコンビで相手を抑え、ゲームセット。
前回覇者の法政大学から勝ち点を得ることができました。
<法大打線を2回1安打3奪三振に抑え、リーグ戦初勝利を挙げた増居>
法政戦は、先制された状況から始まるも、全員が勝つことを信じ、最後まで諦めない姿勢を貫けたと思います。
それは、ベンチだけでなく、スタンドで応援する部員全員に共通します。
試合前のバッテイングでサポートメンバーが作る雰囲気や、下級生が中心となって全うしてくれた仕事、上級生の献身的なサポート、スタンドでの応援、試合には出られないが、部員全員が優勝という一つの目標に向かって力を尽くすことが、逆境でも負けない粘り強さを生んだのだと感じます。
<3回戦試合前バッティングの様子>
しかし、この勝ち点は優勝への一つの勝ち点に過ぎません。
全ての大学から勝ち点を奪い、完全優勝を目指して、我々はまだまだ前進して参ります。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
今後とも、温かいご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします。