全早慶野球戦 in 名古屋
今年の5月に年号が「令和」に改められ、初めての夏が終わろうとしています。
皆さんは令和最初の夏、どのように過ごされましたでしょうか。
塾野球部は7月にテスト(単位もしっかりとります)、8月には北海道合宿、カナダ遠征を行い、充実した夏を過ごすことができています。
ちなみに私は7月に弟の高校野球を観戦し、高校野球もやっぱりいいなあ、甲子園行きたかったなあと思っておりました。
申し遅れました、4年投手の髙橋伶介です。
今回は、8月28日(水)に行われました第15回全早慶野球戦名古屋大会について、愛知県出身である私がお伝えしていこうと思います。
拙い文章ではございますが、何卒最後までお付き合いください。
今回で15回目の全早慶野球戦名古屋大会、私は愛知県出身ということもあり、メンバーに選出していただきました。
子供のころに家族でよく見に行った憧れのナゴヤドームに全慶應の選手の一員として関われることを誇りに思い、名古屋へと向かいました。
そしてナゴヤドームに到着!
まずナゴヤドームの綺麗さ、神宮球場とはまた違ったスケールの大きさに部員一同びっくりしていました。
スタンドから見るより実際にグラウンドに立ったほうがドームは広く感じられ、私もテンションが上がりました。
そして、両校応援指導部、地元の方々による試合前の応援合戦、試合前セレモニーが盛大に行われました。
私はその中でも「戦闘開始 慶應ver.」がものすごく印象に残っております。これは愛知県の高校野球ファンならおなじみの東邦高校の有名な応援です。
ものすごい迫力でした!
そして、18時30分プレーボール!!
試合は初回に適時打で1点を先制されるも、3回、一死三塁から主将・郡司のタイムリーで同点とします。
<試合を振り出しに戻す適時2塁打を放った、郡司>
※写真提供:慶應スポーツ新聞会
さらに、6回には副将・柳町のソロホームランで点差を広げると、8回にも小原和樹の犠飛などで2点を追加し、相手を突き放します。
<ソロを放った柳町を迎えるベンチの様子>
※写真提供:慶應スポーツ新聞会
投げては、小原大樹選手(H29卒OB・現日本製紙石巻)の3回無失点を含む6投手の継投で全早稲田打線を1点に抑え、4-1で勝利いたしました。
また、この試合で、最優秀選手賞に柳町、最優秀投手賞に小原大樹選手、打撃賞に郡司が選出されました!
今回はOB選手として山﨑錬選手(H25年卒OB・現JX-ENEOS)、辰巳智大選手(H25年卒OB・現トヨタ自動車)、小原大樹選手(H29年卒OB・現日本製紙石巻)の3名にご参加頂きました。
プレーはもちろん、野球に対する姿勢、心構え、考え方など多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
また個人的な話で恐縮ですが、私も2-1と1点リードの7回裏に登板させていただきました。
<髙橋伶介>
※写真提供:慶應スポーツ新聞会
結果は3者凡退!!
8回表のダメ押しの2点はこのいい流れが作用したに違いありません!(笑)
そんな冗談はさておき、地元の名古屋で、家族や地元の恩師、友人などが観ている中、凱旋登板できたことはこの上ない喜びであり、このような機会をいただけたことに本当に感謝しております。
その後、ホテルでは、名古屋三田会の皆様が祝勝会を開催して下さり、そこで勝利の喜びを分かち合いました。
部員一同、応援してくださっている方たちの前で勝利を収めることができ、本当に嬉しく思っております。
今年のチーム目標の1つである「早稲田に勝つ」を掲げる私たちにとって、この試合は負けられない一戦でした。その試合に勝利できたことは秋のリーグ戦前に、自信のつく結果となりました。
この8月は北海道合宿から始まり、カナダ遠征、六大学オールスターゲームin富山、そしてこの全早慶野球戦名古屋大会などイベントがたくさんありました。
この数々のイベントの中で得た経験、知識、課題などをこれからは日吉に持ち帰り、秋のリーグ戦で、春には果たすとこができなかった「リーグ戦優勝」「早稲田に勝つ」「日本一」を全て達成できるよう、部員一同、全力で練習に取り組んでいきます。
引き続き温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。
最後になりますが、本大会の開催にあたりご尽力いただきました、両校の應援指導部、名古屋稲門クラブ、名古屋三田会、協賛していただいた方々、その他全ての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!!