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慶應義塾大学
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主将 本間 颯太朗
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新幹部挨拶 主将・福井章吾

こんにちは。
新チームより主将を務めさせていただきます、福井 章吾です。

まずはじめに、日頃より塾野球部へのご支援ご声援、誠にありがとうございます。

前年度は、新型コロナウイルスの影響により春秋ともに例年とは違った形でのリーグ戦開催となりましたが、六大学野球連盟の皆様や神宮球場関係者の方々をはじめ、多くの方々がご尽力を下さり、無事にリーグ戦を行えた事に心から感謝しております。

4月から6月にかけて行われる予定であった春季リーグ戦は、新型コロナウイルスの影響により8月中旬の約1週間の期間、通常の勝ち点制ではなく、全校との1試合総当たり戦で開催されることとなりました。塾野球部は秋春連覇が期待される中、開幕から4連勝であと1勝で全勝優勝というところまで辿り着き最終戦の法政戦を迎えました。結果は4対7で敗戦。序盤に先制をしましたが中盤、終盤に得点を重ねられ、粘り切ることが出来ず優勝を逃してしまいました。

春季リーグ戦から秋季リーグ戦までの期間は、約1ヶ月と限られた時間の中で「個のレベルアップ」とチームスローガンである『本気』を掲げ、練習に取り組みました。

そして迎えた秋季リーグ戦は、春の悔しさと共に秋連覇を懸けてスタートしました。お互い無敗で迎えた慶早戦、塾野球部は1勝で、対する早稲田は2連勝で優勝という、滅多に経験の出来ない機会が巡ってきました。

1戦目は、両校ドラフト1位投手同士の対戦ということもあり終盤まで1-1の投手戦となりました。しかし後半に得点を許し、1対3で敗戦を喫しました。ですが、気持ちを切らすことなく、翌日に向けて、心身ともに切り替えて準備をしました。

しかしその2戦目は、9回2死から逆転を許し敗戦となりました。ここで好敵手早稲田大学の強さを痛感したと同時に、目標を達成することの難しさを改めて感じさせられました。

昨年度は、春秋ともにあと1勝で優勝を逃し、2位という結果に終わりました。この悔しさを3年生以下は忘れる事なく王座奪還に向けて日々邁進していく必要があると思います。

僕は、引退していった4年生の先輩方を心から尊敬しています。新型コロナウイルスの影響もあり、決して満足のいくラストシーズンでは無かったかと思いますが、常にチームの事を考え、強い慶應を継承してくださいました。惜しくもリーグ優勝という目標は達成することが出来ませんでしたが、先輩方からは多くのことを学ばせていただきました。特に、野球に取り組む姿勢やどんな状況でも諦めずにやり切ることの重要性を感じました。
そのような4年生の先輩方と野球が出来たこと、大変嬉しく思います。

そして、更に4年生は3年生以下に宿題を残してくださいました。
それは「あと1勝」「あとアウト1つ」の難しさを乗り越えることです。
東京六大学リーグで優勝することが簡単なことではないということは重々承知していますが、やはり、天皇杯を勝ち取ることが私たちの目標であり、塾野球部の使命だと思います。

新チームでは、「早稲田に勝つ」「リーグ優勝」「日本一」を成し遂げ、昨年度のチームを越えるため、0からのスタートだと思って一歩一歩進んでいきたいと思っております。

最後になりましたが、これからも温かいご声援、熱いご声援をよろしくお願い致します。

2020秋立教①福井章吾3(3年・大阪桐蔭)

 

(新4年・主将・福井章吾/大阪桐蔭高校出身)