俺たちのラストシーズン──萬谷天音(広島なぎさ)
今季ここまでの3カードで、今季神宮を一番沸かせた渡邊麟太郎くんからバトンを受け取りました。広島なぎさ高校出身の4年マネージャー萬谷天音です!
いつも書いているブログとはまた違った感じがあり、慣れないですがお時間のある方は是非最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
たくさんの経験をさせていただき、私なりに成長できた4年間を振り返っていきたいと思います。
コロナ禍での入部となり、同期のみんなに遅れをとり初めて合宿所に足を運んだのは7月でした。それから8月に入部し、その頃には同期のみんなは寮生活や野球部にも馴染んできた時期だったので、私1人が1年生のような感覚でした。
同期のみんなが先輩に見え全員に敬語を使って話していたことをすごく懐かしく感じます。
初めの1年間はとにかく先輩についていくことに必死で言われたことをしてやらなければいけないことをこなしていました。
そんな中でコロナウイルスの蔓延で通いの女子マネージャーは2、3ヶ月合宿所に行けない時期がありました。
そんな中でも毎日活動し続ける部と何もできていない自分を見て、果たして自分はこの部に必要とされているのかと考え、自分の存在意義がわからなくなった時期がありました。
そんな時にチームのために自分が出来ることは何かを考えて行動している先輩たち、同期のみんなを見て、チームに必要とされているのかを考えるのではなく、チームにとって必要な存在になろうと思いました。
そこからの今までの時間はあっという間でした。
毎日があっという間で気づけば最高学年になっていました。
春のリーグ戦では最終カードでベンチに入れていただくことができました。
あの時ベンチ、グラウンドから見た景色、たくさんいただいた声援は一生忘れることができません。
私がここまでやってきたことが正解かどうかはわかりません。ですが、自分で信じた道を進んできたことを良かったと最後に思えるよう残りの期間も悔いが残らないよう全力で頑張りたいと思います!
そして私がこの4年間野球部の活動を続けることができ、こうして今ラストシーズンを迎えることができているのは私一人の力ではなく周りの方々の支えがあったからだと思います。
まずは田中監督を始めとするスタッフ、OB会の方々。
4年間ご指導いただきありがとうございました。この4年間で多くのことを学び、また、たくさんの経験をし成長することができたと思います。
次に同期のみんな。
自分たちの代は女子マネージャーが私1人で不便な思いをさせてしまったかもしれないけど、みんなの優しさに助けられました。
人見知りで最初の方は全然話せなかったけど、今ではみんなが事務室に来るたびに「あまねー」って声をかけてくれるのが嬉しく、この生活がもう少しで終わると考えると少し寂しいです。
同期のみんなのおかげで入れたベンチでは、一試合に賭けるみんなの想い、一勝する難しさを初めて知りました。そんな大事な一勝のウイニングボールを貰えたこと、今でも鮮明に覚えていて一生の宝物になりました。
みんな、私をこの代のマネージャーとして受け入れてくれてありがとう!4年間みんなのマネージャーができて本当に幸せです。
そして、マネージャーのみんな。
先輩方にはマネージャーとしてのあるべき姿、一つ一つの仕事に対する姿勢を教えていただきました。
一つ上の代の先輩方が引退する時、自分が最高学年になって今までの先輩たちのようにできるのかと不安を抱えていた頃、「私たちのようにしなくていいんだよ。自分たちの代の色にしていけばいいんだよ。」と声をかけていただきました。
この言葉のおかげで覚悟を持てたと思います。
ありがとうございました。
後輩のみんなにもたくさん助けてもらいました。
可愛い1年生。
真面目な2年生。
そして、頼りになる未稀(大崎マネ)、さくら(岸上マネ)、璃子(小池マネ)。3人は本当に頼りになる存在で就職活動の時期も3人がいてくれたから安心して仕事を任せることができました。来年に向けた不安もあると思うけど3人なら大丈夫!大流(西田マネ)とも力を合わせて頑張って!
まだあと少し、よろしくね!
同期の2人。
ぶつかることも多かったけど2人のおかげで続けてこれたと思います。
森ちゃん(森マネ)、主務としてチーム、マネージャーをまとめてくれてありがとう。主務が森ちゃんでよかったと心から思います。
朗(石田朗)、マネージャーとして一緒に活動した期間は短かったけどありがとう。選手目線を持つ朗の意見があったからたくさん改善できたことがあったと思います。
最後に家族。
22年間、ここまで育ててくれてありがとう。
中学高校とバスケットボールをしていた私が大学で野球部のマネージャーをしたいと話した時に「きっと大変だから辞めときな。」って言われたにも関わらず、やると決めた私に「あまが決めたなら頑張りな。」と応援してくれました。
4年間一番の相談相手でいてくれたパパ。いつでも帰っておいでとほぼ毎日連絡をくれるママ。私の憧れの人でもある兄ちゃん。野球部のマネージャーをやろうと思ったのも兄ちゃんを追いかけたからです。そして、身長はもう抜かされたけどいつまでも可愛い弟の奬。
萬谷家に生まれてくることができて、ここまで何不自由なくやりたいことをさせてもらえて本当に感謝しています。
社会人になったら少しずつだけど恩返ししていけるように頑張るね!
長くなりましたが、まだまだ書きたいことはたくさんありますし、感謝を伝えたい人もたくさんいますが引退までに勇気を出して少しずつ伝えていければと思います。
そして、現在私たち4年生にとってのラストシーズンの真っ只中です。
日本一最高な仲間たちと日本一の景色を見て終えられるよう全力で戦います!
チーム上田の応援をこれからもよろしくお願いします!📣
続いては、チームのムードメーカーでどんな時もベンチから大きな声でチームメートの背中を押す、我らの頼れる寮長!斉藤勇人くんです!
お楽しみに✨