《ベストナイン》外野手・飯森太慈
みなさんこんばんは!
4年マネージャーの小池です。
本日は春季リーグ戦ベストナイン特集第2弾!
今季チーム2位の打率(.349)をあげ、広い守備範囲で幾度となくピンチを救った外野手4年・飯森太慈(佼成学園)を掘り下げてまいりましょう🔍
小池(以下、小):まずはベストナイン受賞おめでとう!ベストナインに選ばれた率直な感想を聞かせて!
飯森(以下、飯):ベストナインは獲れたけど、優勝できなかったからそれが本当に悔しい。
小:2回目のベストナイン受賞についてはどう?
飯:ベストナインを2回獲る選手が本物のベストナインだと思ってるんだよね。
小:どうして?
飯:最初はデータがないけれど、1回受賞するとどの大学も少し警戒してくれるから、その中でも結果を出せたのは嬉しい!
誰もが認める正真正銘のベストナインとなった飯森に今シーズンを振り返ってもらいます⤵️
小:今季は2カード目以降全試合「2番レフト」でのスタメン出場を果たして、自分の成績はどう感じてる?
飯:全然満足してない…
小:昨春ベストナイン、首位打者賞を獲って80点と答えてくれたんだけど、今季はズバリ何点??
飯:んー…55点!打率はそこそこだったけど、それ以外の成績が全部だめだったからな。
小:明治といえば、1番直井(4年・桐光学園)、2番飯森。安定の1、2番に見えたけど実際はどう?
飯:ぶっちゃけあまりハマってない…宏路(直井)が打った時に俺が打ててないんだよね。噛み合ってないからもっと噛み合わせたいと思ってる!!
〜三振数〜
2023春 13 (56打席中)
2023秋 11 (60打席中)
2024春 3 (50打席中)
小:成績を振り返ってみると、三振の数がすごく少なくなったよね!
飯:単純に球に慣れたんだと思う!対戦経験の多いピッチャーが増えて、空振りする球が少なくなってきたね。
小:今季意識して取り組んだことはある?
飯:シーズン途中から引っ張り気味で打つことを意識してた!
小:初心者でも分かるように教えて(笑)
飯:ショートの頭を狙うタイミングで打っていたのを、セカンドベースとセカンドの間を狙って打つイメージに変えたんだよね。
小:なるほど…それはどうして?
飯:データを基にシフトを敷かれているのに、相手の思い通りにショートに打って、打ち取られてても意味がない!
小:飯森シフトは打席に立って、来たぞって何か感じるものなの?
飯:打席に入ったらピッチャーしか見えないから何も感じないよ(笑)
飯森シフトを突破し結果を残すために…
一、二塁間に打って、ファーストやベースカバーに回るピッチャーと競走して内野安打にする!
注目されながらも結果を残すべく練習に熱心に取り組む飯森の一面を知れ、また一つ勉強になりました🗣️
早稲田大学3回戦、延長11回裏に飯森シフトを破りライト線へのスリーベースヒットを放つ
小:今季はリーグ2位で終わってしまったけど、シーズンを振り返ってどう?
飯:結果的には負けてしまったけど、逆に自信がついたところはある。
小:どんな自信?
飯:最初はなかなか勝てなくて、どうやったら勝てるんだろうって悩んでたんだよね。後半勝てるようになって、自分たちの勝ち方を知れたのはよかった!
小:チームの雰囲気はどんな感じだった?
飯:良かったと思う!宏路(直井)のおかげでここまで来れたと思ってるんだよね。
小:お!副キャプテン直井!
飯:宏路(直井)がずっとベンチから叫んだり、どうしたら盛り上がるか模索していて、チームを盛り上げてくれた!
小:今季一、印象に残ってるシーンを教えて!
飯:法政大学3回戦の中山(4年・常総学院)の勝ち越しツーランホームラン!代打で出てあの活躍は信じられない!!
小:最終戦!とっても記憶に残ってるよね。
飯:でも、何かをやってくれる感は前日から凄いしてて…
小:そうだったんだ!
飯:代打で出る人は大体オドオドしてるんだけど、中山は焦らず落ち着いてたんだよね。まさかホームランを打つとは…(笑)
同点で迎えた8回裏、前日に代打でタイムリーヒットを放った副キャプテン中山の一発。未だに鮮明に記憶に残っています(^^)/
副キャプテンでいえば、直井と中山に負けじと、チームを鼓舞する活躍を見せた飯森。
小:副キャプテンとして迎えたシーズンはどうだった?
飯:日々自分の力の無さを感じてるよ。
小:去年と変わったことはある?
飯:俺平和主義者だから喧嘩は一切しないタイプなんだけど、副キャプテンになって譲れないものができた感じがする!
小:責任感を持ってちゃんとやってるんだね!
飯:人の意見は全然否定してこなかったけど、チーム、野球の時だけは自分の意見をきちんと言うようになったと思う。
立教大学1回戦では俊足を生かし、ダイビングキャッチを魅せる
慶應義塾大学1回戦、初回に先制のきっかけとなるスリーベースヒットを放つ
ここで、少し番外編⭐️
個人的に私が気になっているアレを飯森に聞いてみました…!💨
小:打席に入る前のお決まり「飯森ジャンプ」、今季は出なかったね?
飯:実は、お母さんにやめてほしいって言われたんだよ(笑)
小:そうだったの!?
飯:俺はみんなみたいにエリート街道を進んできてないし、「最近勘違いしてるんじゃない?そういうもので注目されるのは違う!一回やめて初心に帰れ!」とお母さんからお叱りを受けました…
小:真剣に応援してるがゆえだね😌
小:他にルーティンとかあるの?
飯:それで言うと、今季ルーティンいっぱいやめたんだよね!去年は、修行だと勘違いして毎週オフの日に神社にお参りに行ってたり…(笑)
飯:でもヘルメットのサイズは気にする!!
Sサイズで打てないとMにしたり、フェイスガードがついてるもので打てないとフェイスガード無くしたり…
小:個人ヘルメットは持てないね(笑)
飯:あとあと!いつもバット2本持って行くんだけど、後攻の時、イニング間で瀨(3年・天理)が飲み物とかバットとかを持ってきてくれて…
小:うんうん。
飯:どっちを使うか言わずに「打てそうな方持ってきて!」ってバットを選んでもらってるんだよね(笑)
小:そんなエピソードがあったんだ!
飯:それで結構打てたから、実は瀨のおかげでもある!!
そんなマル秘エピソードがあったんですね(^_^)
面白い話が聞けたところで、もうそろそろ終盤へ…
飯:今季は期待に応えられず申し訳ないですが、秋は日本一になるので、熱い応援をよろしくお願いします!
小:最後に、来季に向けての目標をどうぞ!
飯:秋の目標は日本一!自分の目標は、みんなが打ってほしい時に打つ選手になりたいです!
以上、今季も走攻守にわたり大活躍の飯森のインタビューでした!
盛りだくさんでお届けしてまいりましたが、いかがだったでしょうか?👂🏻
2年春にリーグ戦デビューを果たすと、あっという間に明大打線の核となり3年春にはリーグ戦ベストナイン、首位打者賞に輝き、リーグ3連覇の立役者に。
さらに3年時の全日本選手権で首位打者賞を獲得しチームの勝利に貢献し、副キャプテンとして迎えた最初のシーズンでも見事ベストナインを獲得しました🏆
打撃と走塁で一躍注目を浴びた飯森ですが、今季は守備でも投手を救うビッグプレーを連発してくれました👀
2回にわたってお送りしたベストナイン特集は以上となります。
《ベストナイン》
二塁手 3年・木本圭一(桐蔭学園) 初
外野手 4年・飯森太慈(佼成学園) 2回目
チームを勝利に導き、見事個人タイトルを獲得した彼らの今後の活躍に期待したいです!!✨
左から木本、飯森
来季の個人タイトルにも注目しながら、今後も温かい応援をよろしくお願いいたします📣
それでは本日はこの辺りで失礼いたします。